今日は「こども歴史文化館」です。
昨日は久しぶりのお休みになりましたので、福井県立「こども歴史文化館」に行ってきました。目的は特別展示「人と石のワンダーランドPart2」を見る為です。私はPart1も見に行きましたが、今回のPart2では、福井ゆかりの市川新松のコレクションも追加展示されているという事もあり、楽しみに行って参りました。越前市の市川鉱物研究室は普段は一般公開されておりませんので、比較的アクセスの良い「こども歴史文化館」でそれを見る事ができる事はありがたい事です。
昨日は館長の解説付きで展示を見せて頂きました。日本の国石でもある水晶の発祥地、金峰山産の日本式双晶には特別な意義がありますし、蝕像研究の標本資料は市川新松ならではの貴重な展示だと思いました。思うに、市川新松の知名度はそれほど高いとは思えません。そのような話をすると館長からは今後の常設展示の話もありました。市川新松の事は鉱物マニアだけではなく、もっと一般的に知られて良いはずだ、と思っていましたので、それは良い話だと思いました。
それから展示の中に我らが石川県鉱物同好会の河合副会長のコレクション・コーナーもありました。市川新松は石川県小松市の遊泉寺銅山産の水晶も研究されております。遊泉寺の水晶と言えば、やはり河合副会長コレクションです。納得でした。
展示を見た後、館長とお話する事が出来ました。話は石の話や市川新松の話にとどまらず、写真の話や絵馬の話、等々、興味深くうかがいました。文化的な香りのする「福楽」というタウン誌もいただきました。非常に楽しいひと時、本当にありがとうございました。
そうそう、「こども歴史文化館」の「人と石のワンダーランドPart2」の会期は今度の日曜日(4/6)までです。その次の特別展示は何と!「白山」(4/26~6/22)です。こちらも興味津々です。