昨日、録画していたNHKの番組を見ました。「アフロディーテの羅針盤」女性向けのBS番組です。
なぜその番組を見たかというと、妻が先週、偶然その番組を見ていて、水晶が出ていた、と話をしてくれたからです。私はその番組の再放送を録画して見ました。
「アフロディーテの羅針盤」は緒川たまきさんがMCを務める美容番組です。なぜ美容番組で水晶か?と言うと、その日のゲストはとよた真帆さんです。緒川たまきさんも、とよた真帆さんも、石好きで知られています。水晶が出ていた理由が納得できました。
緒川たまきさんは2004年放送の「熱中時間」という番組で「女優・緒川たまきの水晶ハンティング」に出ていました。確か甲武信鉱山だったと思いますが、堀秀道さんと一緒に鉱物採集している内容でした。とよた真帆さんも複数の番組で石好きをアピールされています。
「アフロディーテの羅針盤」では、とよた真帆さんの自慢の鉱物コレクションが映っていました。とよた真帆さんは大きな水晶を持ちながら、水晶生成の神秘性とロマンを語っておられました。さらに伊豆で拾ったという大きめの丸い石を海外にまで持ち歩き、そこで出会った人々の写真を撮り歩いている事を紹介していました。
「石を持ち歩く」今日の話題です。
「石を拾う」事は誰しも幼い頃に経験している行為だと思います。ただ、多くの人にとっては、その事は一時の行為で、すぐに忘れてしまうのではないでしょうか?ごく少数の人に限って、その行為が一生続きます。
とよた真帆さんの行為は単に心の若さを保っているだけではなく、そのオリジナリティは芸術的な行為でもあると思います。
その持ち歩いている石はそこそこの大きさです。海外にまで持ち歩くのは大変な行為だと思います。そして、その石を媒介に様々な人との交流を体験されています。その写真は貴重なコレクションでもあるのです。
「石を持ち歩く」行為を私はしません。私は普段から何も持ち歩かない主義です。
なぜか、「石を持ち歩く」事は女性に多いように思えます。女性はアクセサリーとして石を身に着けますし、中にはポーチにお気に入りの石を入れて持ち歩いている、ひともいます。
なぜだか分かりません。邪魔にならないのでしょうか?
私の好きな結晶鉱物だと持ち歩くと、結晶が壊れてしまうリスクが生じてしまいます。ただ、石好きの人にはそれぞれの理由があるようです。愛石のあまり、いつでも肌身離さずいたいのかも知れません。
「石を持ち歩く」不可解でありながら、深い意味のある行為なのかも知れません。