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鉱物の部屋へのいざない

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鉱物を特集した雑誌

2012-05-26 10:55:02 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「鉱物を特集した雑誌」です。

雑誌「ミネラ」が廃刊して、少しさびしい気がしていますし、ディアゴスティーニの「地球の鉱物コレクション」もあと数回で終了します。また、新しい鉱物雑誌の登場を期待したいところですが、どうも世の中の流れは電子書籍の方向に向かっているようです。電子雑誌でもかまわないので、何か「鉱物」をテーマにした新媒体の登場を願いたいところです。

「鉱物」をテーマにした雑誌は数少なく、日本では「水晶」とか「鉱物情報」とか、かつて存在した「ペグマタイト」とか同好会誌的な雑誌しか存在しませんでした。ドイツでは「Lapis」がありアメリカでは「The Mineralogical Record」のような一般鉱物雑誌があり、鉱物文化の違いを感じます。

ただ、日本でも数少ないものの、「鉱物を特集した雑誌」がかつてありました。私の知る限りの雑誌を挙げてみたいと思います。

まず最初に思いつくのはやはり「夜想 33 鉱物」でしょうか。この雑誌は私の鉱物趣味への扉を開けさせた雑誌です。それから文学的には「幻想文学10石の夢・石の花」でしょうか。

それから「STUDIO VOICE 11」です。その号は「特集スティル・ライフ 鉱物の美学、結晶世界の風景」というタイトルで密度の濃い特集となっておりました。また「htwi 11」は「鉱物王国」という特集で芸術的な視点から鉱物を特集しておりました。

あと、変わったところでは「AZ 20」という雑誌の特集は「ストーン・パワー」です。パワーストーンではありませんが、スピリチュアルな視点からの特集です。この雑誌は新人物往来社という出版社が1991年に発行しています。現在の日本のパワーストーンブームの先駆けとなっているような内容です。ただ、面白い事に堀秀道さんの文章も載っており、クリスタル・ヒーリングには若干否定的な文章になっていながら、鉱物愛への熱い思いが込められています。

それ以外は「is」というポーラ化粧品の広報誌にも何号か近い特集がありました。

ざっと、こんなところです。

これらの雑誌は今お店に持ってきてあります。いつでも見れますので、是非どうぞ。

これら以外の雑誌をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教えて下さい。宜しくお願い申し上げます。

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