いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

あらあら、点字案内板に点字を忘れちゃった!

2007-07-19 | Weblog
 お役所も大企業も、大義として「障害者援助」や「男女平等」を標榜しているが、実態は「いい訳」であることが少なくない。例えば、区幹部が女性蔑視の行動を酒席でとったり、庁舎の障害者用夜間インターホンが車椅子では到底届かない階段の上にあったりと(本件は私の指摘で階段下に移動済)、表と裏が大きく乖離しているケースを散見できるのがお役人の世界である。

 以前、旅行会社を経営していた時、ある県警機動隊の団体旅行を請け負ったことがある。温泉地に着くと幹事役の警察官が宴会場にストリップをいれると言い出す。「大丈夫ですか」と聞けば「所轄ではないから‥」と。街に繰り出せば、チンピラをぶっ飛ばし、所轄警察が出動。悪いのはわかっているが「所管ではない」ことが言い訳となるのだ。

 さて、本日発見した「所管外」は、点字案内板である。大田区と民間企業2社が合弁で作った「アロマスクエア」の敷地西側にある点字案内板。何気に見ると、あらあら「点字」がないのだ。

 数年前に、この施設の正面にある別の「点字案内板」に「点字」がない、と指摘して大急ぎで「点字」をつけてもらったことがある。要するに、この施設の「点字案内板」には。当初から「点字」が一切ついていなかったのだ。

 この施設を管理する会社は、アロマスクエア㈱という合弁企業で、某生命保険会社、地主の香料会社、そして大田区という3者がかかわっている。総務部の管理職ポストは区幹部の定年後の指定席でもある。

 通常の感覚であれば、数年前に正面入り口の点字案内板に「点字」がないことを指摘されれば、施設内すべての「点字」を点検するのがフツーだ。が、責任の所在が不明確な「出向者」と「お役人」のためか、指摘された場所だけに「点字」をつけたらしい。

 この施設が出来たのが1998年10月、はたして、この9年間に何人の視覚障害者の方が、点字ブロックに誘導されて「点字のない点字案内板」の前に来て落胆されただろうか。

 早急な改善を求めたい。




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