いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

F-15に乗った!@訓練最終日

2007-07-10 | Weblog
 いよいよ予備自衛官訓練最終日。訓練予定によれば、本日は「武器清掃」だった。しかし、急遽「航空機見学」に変更となった。どうも、予備自衛官の訓練計画を立案する担当者には「被訓練者」の視点が欠落しているようだ。

 3キロ走や徒歩行進などだけでは、訓練出頭意欲をかきたてない。一般社会では経験できない「航空自衛隊ならでは」の訓練種目を、ところどころに入れないとマンネリになってしまう。

 例えば、実弾射撃などは、民間では海外に行くか、その筋に入門しない限り経験できないことで、これは必須であろう。また、移動には出来れば航空機(輸送機、ヘリコプター)を利用することも「航空自衛隊ならでは」だろう。(今回も、小松基地での訓練はヘリで移動だったようだ。)

 さらに、現職自衛官には「日常」だが、予備自衛官には「非日常」なのが戦闘機である。現職は、毎日爆音を聞き、身近に感じているから、何の感動もないだろうが、普段一般社会にいる予備自衛官は、戦闘機に触れることはない。

 ところが、昨年も今年も訓練計画に「戦闘機」は入っていないのだ。昨年は、基地司令を招いた懇親会で直談判をして、急遽最終日に管制塔と戦闘機の見学が決定された。その時の司令の言葉「なんだ、そんなこと(戦闘機見学)もしていないのか!」

 そして今年も「例年通り」計画に「戦闘機」の文字はない。そこで、またまた司会の特権で司令に迫った。「明日、戦闘機を見せてくれるかな~」と。酔いもまわっていたので、司令は、この無礼者の懇願を心よく受け入れ「いいとも!」と答えた。

 さあ、それからが訓練担当者は大変だった。戦闘機地区に立ち入るには「立ち入り許可」が必要で、予備自衛官と言えども、本籍、住所、電話番号、生年月日などを記載して申請しなければならない。(本当は裏技もあるのだが‥)さらには、戦闘機の案内要員の確保だ。結局、宴席に同席されていた、第七航空団人事部長(元戦闘機パイロット)自らが案内をしてくれた。

 昨年までは、写真撮影については、何のお咎めもなかったが、今年は厳禁。やはり、連発する情報漏えいの影響だろうか‥結局、空自の所有する最新鋭(でもないが‥)の戦闘機F-15のコクピットに乗ることが出来た。

(写真は昨年の訓練で許可を受けたもの)





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