いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ロ-カルマニュフェスト推進議員連盟総会・研修会

2007-07-14 | Weblog
 昨日は、午前中、総務財政委員会があり、午後はロ-カルマニュフェスト推進議員連盟の研修会に参加した。この会は、三重県知事であった北川正恭早稲田大学大学院教授の呼びかけで3年前に始まったもので、先の首長選挙からマニュフェストが配れるようになったことも、この会の活動の結果である。ちなみに、私は2年前より会員となっている。

 研修会での、各講師の発言要旨は以下のとおりである。

北川正恭氏
議員の資格要件が変わったことを議員が理解していない。お役人や首長の決定を追認する議会は、すでに終わったのだ。我々のアンケート調査によれば、投票行動のトップは、マニュフェストである。縁故は2番目以降に後退した。地域から日本が変わった、そのもとはローカルマニュフェスト議員連盟だった、と言われるようがんばって欲しい。

増田寛也前岩手県知事
私は3期でやめた。やるべきことはすべてやった。12年で出来ないことは、16年だろうが、20年だろうが出来ない。情報を出来るだけ隠すのがお役所だったが、今後はいかに情報を公開し、痛みやウミを処理していくかが問われている。各議会の調査課はとてもヒマをしている。これを使わなければいけない。議会の姿が、どれ位市民に伝わっているだろうか。市民はほとんど関心がない。議員は、もっと発信すべきである。

仙石由人代議士(民主党・徳島県)
徳島県の民主党で、県連のマニュフェストを作った。マニュフェストだけとは言わないが、そんなもんいるか、という県議は落選した。我々マニュフェストは、恵庭市の中島市長のパクリであるが、民主主義そのものも、もともとはマネだ。いいものはマネつが、マネていることがばれてはいけない。霞ヶ関の「お説」をたれ流す、執行部(お役人)にお墨付きを与える議会でいいのかが問われている。

松田良昭神奈川県議会議長(自民党)
議会改革の一番の敵は、自民党の議員だった。それは、自分達が作り上げたものを、ぶっ壊さなければならないからだ。しかし、神奈川県議会がだめになったら、地方議会がダメになってしまうとの思いから、議長選挙でマニュフェストを作り、議会改革を訴えたところ、107名中、無効4票、103票という県議会史上初の満票で当選した。長老議員に反対される内容もあったので、インタ-ネットのメールでマニュフェストや改革プランを送った。きっと、長老議員はネットをめんどくさがって読まないだろうから。まんまとそのとおりだった。公選知事になって60年、県議会は128年県民の代表だったという意識を持って、議会改革に取り組んでいく。

 そして、全国各地で配布されたマニュフェストが資料として配布された。う~ん、みんな読みやすいじゃん。民主党徳島県連などは、ひらがなのルビまでついえいる。その意味では、私のマニュフェストは「95%」のほうに入るようだ。はんせ~い!



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