西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良漬と奈良町

2006-06-10 | 地域居住学
今日、「NPO地域支援研究フォーラムなら」の事務局(「つなね」)に行って、「事務局」の一人・井倉雅子さんと若干相談し、全員にメールを送った。今年は2年目、1年目の報告も奈良県に出す必要がある。で、ことしは、生駒駅前商店街のためのミニコミ誌制作の仕事(ある意味で継続)の他に地域企業支援として「奈良漬に関するユニークパンフレット」を作ることも行うことにした。私が監修し、井倉さんに中心になってもらい、阿波根あずささんにも手伝ってもらい、中山徹先生のプロジェクトとも連携してやる予定。奈良漬の出来る背景の奈良町については、上野邦一さん(奈良女子大生活環境学部長、町並み保存専攻)に、奈良漬け自体については的場輝佳さん(平安女学院大学客員教授、奈良女子大学名誉教授、食品学・調理学専攻)に解説してもらう積もりだ。
奈良漬については奈良の漢方医の糸屋宗仙が、慶長年間(一五九六~一六一五)に創製したともいわれるが、別に奈良時代から、その元があったという説もあり、いや京都発祥という人もいて、研究課題の一つである。でも、まあ「医食同源」だったのかな・・。

旧制高校・校章の規則性-2

2006-06-10 | 言語・字・言語遊戯
5月25日のブログに、第四高等学校(金沢)までの校章を書いたので、以下「旧制八高」まで言ってみたい。(EからHの頭文字)
旧制五高・・熊本・・ニレ・・・・Elm
旧制六高・・岡山・・舵輪・・・・
旧制七高・・鹿児島・がちょう・・Goose
旧制八高・・名古屋・ハッピ・・・Happy coat

六高の舵輪の英語は何だたっけ。Fが付くのは確かだが・・。

今年前半部の私の駄作まとめ

2006-06-10 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
以下、検索すると結構ありました。その日付の記事と共にお楽しみ下さい。

薫風の音なお激し久保田城  
満開のつつじ香りぬ久保田城  (以上2句、06年5月29日)
花も草も添い歩みいく春の道 (06年5月14日)
そこで川柳: やはりそうか火木(かもく)に寡黙(かもく)休肝日 (06年5月13日) 
瞬点の我が宇宙を思う時あたま心の広々とする 
定年や晦日過ぎれば最年少(以上二つ05年3月末、再掲)
(早川文夫先生を佐藤圭二さんと見舞って)
:若き人に会えて楽しと言われけり卒寿を訪ぬ還暦うれし(何年か前)
古代文明 運びて今日も 黄砂飛ぶ
列車飛ぶ マンション叫ぶ 地獄かな  
チェルノブイリ 放射能よ 鎮まれよ(以上3句06年4月27日)
我が庭に 柿の萌黄葉 踊りけり  (06年4月22日)
麗しき 春鹿すっくと 丘に立ち
美しき 羊の毛をば 刈りにけり  (以上2句06年4月18日)
桜散りて 点描スーラ アスファルト (06年4月12日)
(昔思いついた川柳二句):魚有り 今日も又 鮪かな /  趣味究め 須弥山までも 持って行き
四季折々 花も虫も 愛でゆかん (06年3月25日)
束の間の出会いを胸に旅立たん世の隅々に柱建てけん (06年3月17日、再掲)
縁側のブランコひねもす揺らしてる(06年3月6日)
お松明(たいまつ)沓音声明(くつおとしょうみょう)闇夜かな (06年3月4日、再掲)
取っ手なき茶碗のお茶を抱き寄せてお前は仲間と言い聞かせたり(06年2月26日)
寒き夜に湯船で手足を伸ばしおり母の子宮に戻る気のする(06年2月25日、再掲)
紅白の梅塀越しに語り合う (06年2月18日)
つたこ歌よみつつ想うバルコニー「うたせ帆」白し不知火の海(06年2月18日、再掲)
時として雪国思えと関が原新幹線の止まりて動かず(06年1月13日、再掲)
夏来れば御輿(みこし)引く子等の声高し民の栄える高の原の上(06年1月12日)
遥かなるロンディニウム要塞をロンドン博の窓越しに見ゆ (06年1月10日)

人生の区切り方

2006-06-10 | 生活描写と読書・観劇等の文化
タゴールの『ギタンジャリ』(1913年にノーベル文学賞になった詩集)が「amazon」から送られてきた。訳した森本達雄さんの本『タゴール 死生の詩』も同時に来た。それによると、ヒンヅー教徒は、人生を四つの区切りにしているようだ。(1)学生期(がくしょうき)(2)家住期(かじゅうき)(3)林住期(りんじゅうき)そして(4)遊行期(ゆぎょうき)である。まあ起承転結で分かりやすい。我々の世代は、おそらく「家住期」から「林住期」にかかる頃だろうか。どうも「遊行期」に程遠い感じ、「林住期」が「臨終期」になりませんように・・。