西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

関西大倉高校(茨木市)訪問

2006-06-09 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
一人での高校訪問、今日、平安女学院大学の来年4月からの改組(京都キャンパスの国際観光学部と高槻キャンパスの生活福祉学部設立)に重点をおいて説明、PRするために茨木市にある私学の関西大倉高校に行った。JR茨木市からのバスが分かりにくいのでタクシーに乗った。運転手は行ったことがないようで地図を頼りに行ったのだが、大きく行き過ぎて箕生市まで行き戻った。途中、運転手は「すみません」と言ってメーターは2500円で止めてくれた。とにかく無事着いたのだが途中5ヶ所位で運転手が関西大倉高校の位置を聞いていた。
さて、着いた関西大倉高校だが茨木市の山の上の方にあり、山越えで豊中の千里中央までもバスが通じている。この高校は「大倉財閥」により創設、今の理事長は「松下電器」の人らしい。進路指導室で聞くと、(1)高校生には、どこそこの大学に行きたい、と言ってもらうのがベスト、(2)関西大倉高校としては、経営上の視点からも国公立大学受験を進めているという。まあ、それなら当面仕方ない。
でも勉強になったこともあった。「口コミが一番大事、少子化時代で少ないかもしれないが入学した子の弟や妹が次に入学するよう全力を尽くす」とのこと、我々としては入学者の妹、そこに第一のターゲットを置くべきかも、と思ったのである。

エレベーター事故再々説ー設計と利用、管理ー

2006-06-09 | 住まい・建築と庭
東京都港区の公共マンションで都立高校2年の市川大輔君(16)が、自転車を引いてエレベーターに乗ったところ、ドアが閉まらないのに急上昇してエレベーターの床と建物の天井との間に挟まれて死亡した事故について、エレベーター製造元のスイス・シンドラー社は「設計にミスはない。事故は主に不適切な管理か利用者の危険な乗り方に起因していることが多い」とする声明を発表した。まあ責任を、管理者や利用者自身に押し付けている形である。本当にそうなのであろうか。私はそうは思わない。これから警察、検察が死亡事故の原因を究明する中で自ずから責任も明らかになると思う。私の考えでは、設計した段階で当然、管理や利用における問題点、課題も明らかなはずだから、設計側から利用や管理にきちんと伝えられていたかどうか、が第一にチェックされる必要がある。とにかくエレベーターに限らず「複雑空間」等の設計、利用、管理は連続したプロセスなので個々の固有の責任と共に連携責任も押さえる必要がある。成り行きを見守りたい。

多湖 輝さん提供小話

2006-06-09 | 言語・字・言語遊戯
多湖 輝さん(80)というと1966年にベストセラー『頭の体操』を出した千葉大名誉教授の心理学者である。今朝、ラジオ深夜便「心の時代」で若々しい声を聞いた。あやかりたいものだ。そこで小耳にはさんだ小話:友人に電話をかけたら子供が出た。「もしもし、お父さん、いる?」 子供「要らない」 「えー早くお父さん出してよ!」 子供「ゆうべ、出て行った」 「(絶句)」
多湖さんは、こういうのを聞くとメモをして使うようだ。私はブログメモで皆に提供しよう。面白いことは、良いことだ。