西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

高齢者世帯800万を越す

2006-06-28 | 時論、雑感
時事通信によると「65歳以上の「高齢者世帯」が推計で800万世帯を突破したことが、厚生労働省が28日発表した2005年国民生活基礎調査で分かった。」私もここに含まれる。このうち2/3ほどが恩給や公的年金だけで生活している。500万世帯ほどである。私は若干年金以外の収入があるが、年金は大幅にカットされている。この800万という数字は「末広がり」でどんどん増える。
とにかく我々は、1票を持ち、人生経験も「豊富」、日本の将来を左右することを自覚して進んでいこう!

人生最初の海外旅行

2006-06-28 | 奈良の思い出(助教授時代)
今だったら学生時代に、遅くとも新婚旅行で海外旅行を体験しているのが普通ではないか。私の学生時代には、AFSやフルブライト奨学金でアメリカ等に行っている人もいたが、それは全くの少数派、今で言うエリートだけだった。
私が最初に海外に行ったのは33歳の夏休み、国土研で行ったヨーロッパへの「崩壊ダム地域調査」だった。1974年で羽田からアラスカのアンカラで中継、オランダのスキポール国際空港に着いた。ガランとしたダダ広い空港だった、早朝着いたので人影が少なく、なお広く感じたのかもしれない。(ブログ05年11月29日参照)
Schiphol空港とは、英語で言うとShip+hole、船の穴という意味のようだ。つまり、埋め立て前は船が遭難するような所で、遭難船が海底の穴に沈んだのであろう。これは後々に知ったことである。先だって亡くなられた国土研・理事長の木村春彦先生(元、京都教育大学教授)が団長だった。本当に「断腸の思い」である。
(写真は崩壊したマルパッセダムの跡地、ダムは無駄だ!)

ポツダムのアインシュタイン塔

2006-06-28 | 住まい・建築と庭
今ドイツでワールドカップサッカーが行われている。私もドイツに何度か行ったがいわゆる「東ドイツ」に行ったのは1回だ。勿論ベルリンの壁が崩壊した後だ。現在、滋賀県立大学教授の水原 渉さんと「オペル」を借りてドイツ中(?)を回った時だ。ベルリンの郊外のポツダムに有名な「ポツダム宣言」の相談をした会議場があるが、同時に近代建築史の上では有名なメンデルゾーンの設計になる「アインシュタイン塔」がある。ここにも水原さんと行った。その時は不覚にも、この建物の位置づけが明確に分らなかった。でも今回『建築史』の勉強をして、20世紀初頭の合理主義に反発する「ドイツ表現主義」の流れに位置づけられる、と分った。道理で「ぐにゃぐにゃな形」なのだ。勿論この建物はノーベル賞のアインシュタインを記念する建物である。(1921年)これも「大戦間建築」である。

女子大生、身代金目的で誘拐される

2006-06-28 | 時論、雑感
『毎日新聞』ニュースでは「テレビや雑誌でもてはやされた「カリスマ美容外科医」の娘が狙われた。東京・渋谷の明治学院大4年、池田果菜子さん(21)が26日正午すぎ、自宅近くで襲われた身代金目的誘拐事件は、警察が27日未明、監禁現場に突入し、13時間ぶりに解決した。容疑者は、日本、韓国、中国籍を持つ3人組。」とある。これによると、テレビや雑誌の情報が、容疑者に「その気」を起こさせた可能性が高い。とにかくマスコミが何事もセンセーショナルに報じると、それが「一つのヒント情報」となって次の事件の原因の一つになる、という構造、これを何とかしないと、と思う。同時に、こういうブログ情報の書き方も十分考えていかねばなるまい。

準々決勝でブラジル、フランスが対戦へ

2006-06-28 | 時論、雑感
ワールドカップ・サッカーではベスト8が出揃った。ドイツ対アルゼンチン、イタリア対ウクライナ、イングランド対ポルトガルそしてブラジル対フランスが次の準々決勝のカードだ。全部わくわくする対戦だ。まあヨーロッパと南米が残ったわけだ。ここに日本が来るのは何時のことだろうか。
今日ブラジルとガーナは前半のブラジル1-0後のガーナの攻めは素晴らしかったが、2-0になって足が一寸止まった。結局3-0でブラジルの勝ち。
フランスとスペインは、スペインがPKで先制、しかし前半1-1になると後半フランスは全員で守りスペインに決定的チャンスを与えない。逆に前々回の優勝の立役者の司令塔ジダンの見事なフリーキックの狙い、最後の自ら持ち込んでのキーパーの動きまで読んだ決定的シュート。3-1でフランスがスペインを倒した。
次に王者ブラジルもジダンの輝きに、こればっかりは「示談」という訳にいかず、ひょっとして「地団駄」踏むかもしれない、とふと思ったが・・。