西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

国際観光学部、生活福祉学部説明会での司会

2006-06-16 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
今日、京都駅ビルの「ホテル・グランヴィア・京都」で平安女学院大学の来年度からの新学部である国際観光学部、生活福祉学部説明会があった。百数十人の高校の先生方に来ていただき盛況だった。私は司会したが、第一部での説明会、第二部での懇親会での「落ち」としての私の締めの言葉を紹介しておきたい。

(説明会での最後の挨拶)
第一部の最後に司会より一言申し上げます。今日説明会を持たせていただいた会場は、京都では大変便利なところに立地し、名前を横文字、カタカナで「グランヴィア」と言っています。これはお聞きすると「造語」で「大きな道」と言ったような意味らしいのです。ラテン語で「グラン」はgrandis で「大きな」、「ヴィア」はviaで「道」にあたるようです。私達は、今日、先生方に新学部として二つの「大きな道」(グランヴィア)を用意させていただいたことを披露させて頂きました。どうか、先生方におかれましては、この「グランヴィア」での出会いを期に、京都キャンパスの国際観光学部における大きな道、高槻キャンパスの生活福祉学部における大きな道、そして短期大学部の大きな道にも、来年4月に向け多くの学生さんを送り込んでいただくことを最後にお願いして司会の任を解かせていただきます。どうも有難うございました。

(懇親会での最後の挨拶)
最後に司会者より解任の辞を述べさせていただきたいと思います。先ほどは「グランヴィア」という横文字、カタカナについて言いましたので今度は縦文字、日本語を言わせてください。ご承知のように俳諧と言えば松尾芭蕉ですね。芭蕉のやや淋しい孤高の句に「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」というのがあります。私どもは来年の春を目指して頑張っていますので、これをすこしひねらせて貰って「この道や 若者満ちぬ 春の朝」(市路)と明るく詠みたいと思います。どうか先生方におかれてましては、「この道」「大きな道」に多くの若者を送っていただき、明るい春になりますことを願っています。私達も「この大きな道は未知に満ち満ちている」と学問に精進し、張り切って学生達を育て社会に送り出していきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。これにて中締めといたします。どうも長い時間、有難うございました。