西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

NPO法人「西山卯三記念すまい・まちづくり文庫」総会

2006-06-24 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
本日、第7回NPO法人「西山卯三記念すまい・まちづくり文庫」総会が開かれた。場所は、京都府木津町の積水ハウス総合住宅研究所の会議室だ。第7回と言うのだから2000年に第1回が開かれたことになる。理事の卯三先生の長男の西山勝夫さん(滋賀医科大学教授)によると今年は西山卯三先生の13回忌、西山卯三先生の前の奥さんが亡くなり同時に勝夫さんの子供が高層住宅から転落して亡くなって33回忌だったと言う。文庫からは参加できなかった。西山先生は「タンポポ」が好きだったかもしれないので司馬遼太郎の「菜の花忌」のように亡くなられた4月2日を「タンポポ忌」としても良いかもしれない。「地のはてに 散りても咲けよ タンポポの花」とは、西山先生が京大退官にあたり記念に我々にいただいた色紙であるからだ。
総会には三輪泰司さん(アルパック会長)、住田昌二さん(大阪市大名誉教授)、三宅 醇さん(豊橋技術科学大学名誉教授)等の先輩も来ておられた。理事長だった安藤元夫君(近畿大学教授)が亡くなったので、新理事長に塩崎賢明君(神戸大学教授)がなることになった。副理事長は広原盛明さん(龍谷大教授)、海道清信さん(名城大教授)、中嶋明子さん(和洋女子大教授)で、私は平理事の一人となった。理事・運営委員長は松本 滋君(兵庫県立大教授)だ。今後のあり方は塩崎原案に基づき8月から議論することになった。

サッカー本流日本へ

2006-06-24 | 色々な仮説や疑問
またまたサッカーのこと、今日の『朝日』一面に中小路徹記者が「・・日本はこれまで、個人能力の劣勢を、組織力を研ぎ澄ませることでカバーしようとしてきた。現実的な策ではあったが、個人能力の不足と正面から向き合わない、逃げでもあった。戦うのは選手なのだ、という強いメッセージを出し続けたジーコ監督の信頼に、チーム全体が応えなかった面もある。・・懸念されるのは、この4年間が否定されてしまうことだ。組織と個人能力は対立軸ではなく両方備えてこそ、強いチームになる。やっぱり個人能力重視はだめだと、組織頼みに針を戻すようでは、日本サッカーは退行するだけだろう。」と書いている。正論である。個人能力を上げるにはまず素材、体力(特にヘディングのことも考え身長や運動能力)の優れた選手の養成、基礎練習に個人の工夫練習、ヨーロッパの選手で後ろに目がついているのか、と思わせるヒールでのバックパスをゴール前で見たが、あれなどは個人のセンスだろう。普通の練習では身につかない。それに、とにかくサッカーでは点を取らないと勝てないから攻撃第一なのだ。どうゴールに近づいてシュートするのか、近づけなかったらミドルシュートをどう打つのか、シュートを攻撃のアリバイのように打つのではなく、打つ限りは「枠」に入れる、それもキーパーのいない方を正確に咄嗟に、時には弱く狙って打つことが出来ることを徹底的に練習すべきだろう。
攻撃が上手くいけばディフェンスも楽になり上がれることもある。その意味で攻撃でも相手から球を奪う当たりが大事だ。今回の日本は、攻撃が上手くいかないので防御に圧力がかかり最後にばてばてになって穴が出来てしまう。オーストラリア戦の最後、ブラジル戦の後半は正にそれだったのだ。
再論するが、個人技から組織戦のように単純に変える、そのために高い金を払って安易にヨーロッパから監督を招くのではなく、これでトルシエ、ジーコと両方を経験したのだから、それらを踏まえて日本お得意の外来技術を自家薬籠(じかやくろう)とする日本型(本流日本)を築いていく時代になりつつあるのではないだろうか。

残念「テーハーミング」

2006-06-24 | 時論、雑感
またサッカーの話題だが、今朝早起きしてテレビを見たら、テーハーミング(大韓民国)がスイスに2点入れられて負け、もう一方でフランスがトーゴに勝ったので、このG組はスイスとフランスのヨーロッパ勢が決勝トーナメントに進むことになった。前回は、テーハーミング旋風を起こしたが、今回は日本とともに予選どまりとなった。残念だが仕方がない。次回の4年後、南アフリカ大会で日韓ともにベスト16になってほしい。
決勝トーナメントでは、全体として、やはりヨーロッパ勢(ドイツ、フランス、イングランド、オランダ、スウェーデン、スペイン、ポルトガル、イタリア、スイス、ウクライナ)が優勢かな。ブラジル、アルゼンチンも見逃せない。アフリカのガーナはどうかな。メキシコ、オーストラリア、エクアドルもあなどれない。決勝トーナメントは全試合面白い。ドイツ対ブラジル、アルゼンチン対イングランドなどの決勝戦を想像するだけでわくわくする。