去る11/3の日経によれば、「厚生基金の財政好転」という見出しで、企業年金の一種で、全国的に約550ある厚生年金の財政状況が好転している。厚年基金は独自の企業年金部分に加え、国から資産を預かって運用している。昨年末からの円安・株高で、運用成績が好転したことが影響し、1012度末時点で国から預かった資産に穴を空けている「代行割れ基金」は約25%と11年度末に比べて半減した。と報道されました
更に12年2月に財政難の基金がAIJ投資顧問による詐欺事件に巻き込まれたことを機に、国は制度改革に乗り出した。代行割れ基金を5年以内に解散させ、財産に余裕のある基金も他の企業年金に移行を促す法律が14年4月に施行される。と掲載されました。
企業の基金で代行割れしなくなったのだったら、政府は来年を待たすに、スグにでも黒字になった企業から解散をさせるべきだと思います。儲かるときは企業が運用して通常の年金より自分たちの企業だけ、多く貰う工夫をしていたくせに、AIJのような投資顧問企業に資金を丸投げして大損したときだけは国に頼るのは虫のよい話ではありませんか?私は個人的にはずーとそう思って憤慨していたのですが、アベノミクスもこうした面があるのならまんざら捨てたものでもないと思ったりしています。
㈱市川不動産
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