島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

本日の平成新山

2014-09-29 17:21:48 | 平成新山
今朝の平成新山です。
「ヒメウラナミジャノメ」の項目に書いたように、白く霞んで見えます。
黄砂か?PM2.5か?なんだろう?
皆目検討がつきません。
さて、先日より質問のコメントを頂いておりましたが、なんとか回答を捻り出し、少しはお役に立てたのではないかと思います。
まだまだ私自身経験不足は否めませんので、これからも精進していこうと思います。
とりあえずは、ご報告まで
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ヒメウラナミジャノメ

2014-09-29 13:09:03 | 昆虫
昨日から良い天気なのですが、何故か平成新山は白く霞んで見えます。

庭や道ばたでもよく見かけるタテハチョウ科の「ヒメウラナミジャノメ」です。
ちょっと小さくて地味なチョウです。
翅を立てたまま草の上を低く跳ねるようにリズミカルに飛びます。
草の上などにとまり、よく日光浴をします。(表紙写真)
幼虫の食草はイネ科やカヤツリグサ科の植物ですが、食草にはあまり産卵せずに付近にある枯れ葉などに卵を産みつけます。
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クチバスズメ(幼虫)

2014-09-28 13:15:57 | 昆虫
前回の眉山登山会の時に見つけた芋虫です。
スズメガ科の仲間で「クチバスズメ」の幼虫です。
“クチバ”は嘴かな?と思って調べると“朽ち葉”の方が由来のようです。
幼虫は芋虫ですが、成虫になると蛾になります。
この成虫が緑色がかった褐色をしており、留まっていると枯れ葉に見えることから命名されたと推定されています。
スズメガ科では珍しいブナ科食の幼虫です。
頭部(写真では左側)は三角形をしており、全体に細かい顆粒を散布したようなザラザラした印象を持ちます。
眉山の登山道の真ん中にいたのですが、どうやら蛹化する場所を探していたようです。
蛹の状態で越冬します。
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箱根ビジターセンター

2014-09-28 09:22:08 | Weblog
そろそろ箱根を後にしなければならない時間になってきました。
最後に私のわがままで「箱根ビジターセンター」に寄ってもらいました。
一般財団法人 自然公園財団 箱根支部が管理・運営している施設です。
ビジターセンターは国立公園の案内役で、箱根に生育・生息している植物、野鳥、昆虫、哺乳類や地質景観などの豊富な自然を紹介しています。
ハイビジョンコーナーでは箱根の概要が約30分の映像で紹介されていますが、ゆっくり見る時間がなく、常駐していた職員にご挨拶だけさせて頂きました。
館内の写真も数点撮影させてもらいましたが、仕事の資料用に撮影したものでブログの掲載に向きません。
主要なハイキングコースの紹介があったり、パークボランティアさんが行う自然観察会や最新の自然情報の更新なども行っていますので、箱根で登山やハイキングを楽しみたい方は出発前に是非訪れて下さい。

ススキの穂が出始めたばかりの仙石原を経由して帰路につきました。
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モミジガサ

2014-09-27 15:09:10 | 植物
山地の林の下などに生えるキク科の多年草「モミジガサ」です。
眉山登山の時にスタッフが咲いている花を見つけました。
私は教えてもらったにも関わらず見つけることが出来ませんでした。(修業不足)
カエデの仲間のように葉っぱが掌状に切れ込みます。
名前の由来ですね。
花期は8~10月、茎の上部にわずかに紫色を帯びた白い頭花を円錐状につけます。
頭花は長さ9ミリほどで、5個の筒状花からできています。
若葉は山菜として利用されます。
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箱根ロープウェイと大涌谷

2014-09-27 11:36:37 | Weblog
元箱根港から再び同じ海賊船に乗船して、桃源台に帰ってきました。
次は桃源台からロープウェイに乗って、大涌谷を目指します。
ここも凄い人手です。
列を作って順番を待ちます。
意外だったのは、大きなゴンドラに座れる人数しか乗せないことでした。
雲仙のロープウェイは座れる場所は少しで、基本は立って乗るものです。
しかも混雑している時は、押し合いへし合いしながらぎゅうぎゅう詰めにして乗れるだけ乗ります。
安全最優先(雲仙のロープウェイが危険なわけではありません、決して)なのかも知れませんが、乗客同士が詰めればあと数人は乗れるほどの余裕の空間がありました。
標高878mの姥子駅を経由して大涌谷駅(標高1044m)に着きました。
丁度お昼の時間だったこともあり、大涌谷くろたまご館のバイキングレストランで昼食を頂きました。
広い駐車場や大勢の人は、まるで阿蘇の噴火口のようでした。
ここからは歩いて大涌谷の噴煙地を目指します。
家族は「硫黄の匂いがする。」と言っていましたが、普段雲仙在住の私には何も匂いません。
鼻が硫黄の匂いに慣れきってバカになっています。
10分ほどで噴煙地に着きました。

見た目は雲仙地獄となんら変わりません。
ただ、ここまでの人手は夏休みの雲仙地獄でも見た事がありません。

風景と人手の多さはやっぱり阿蘇の噴火口に似ているかな?
そうこうしているうちに時間が無くなってきました。

大涌谷くろたまご館の1階に、今年4月オープンしたばかりの「箱根ジオミュージアム」があったのですが、玄関を撮影するのが精一杯で、入館することが出来ませんでした。
後ろ髪を引かれつつ、帰りのロープウェイに乗り込みました。
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ヒヨドリバナ

2014-09-26 17:06:00 | 植物
ネットワークの繋がりが悪く、メールの受信さえ出来なくなりました。
雲仙へ戻ってから更新しています。

眉山の植物です。
山地のやや乾いたところに生えるキク科の多年草「ヒヨドリバナ」です。
園内でも稀に見ることが出来る植物ですが、確信がなかったので紹介が遅くなりました。
ヒヨドリが鳴く頃に花が咲くので、この名前がつけられたと言います。
今は年がら年中鳴き声や姿を見ることが出来るヒヨドリですが、昔は冬鳥だったことの証です。
茎には短毛があり、触るとザラザラします。
葉にはつやも香気もありません。
何かこう書くとパッとしないイメージですが、真っ白な花は綺麗です。
花期は8~10月、茎の上部で枝分かれして枝先に散房状の頭花をつけます。
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箱根旧街道 杉並木

2014-09-25 15:04:22 | Weblog
箱根町港から元箱根港まで歩くことにしました。
途中「箱根関所」や「恩賜箱根公園」など歴史的な観光施設がありましたが、歴史に興味がある人が少なく、通過しました。
ルート上通ったのが、ここ「箱根旧街道 杉並木」です。
江戸と京都を結ぶ「東海道五十三次」の約500kmのうち、「箱根八里」といわれる約32kmの道を箱根旧街道と言います。
箱根旧街道は標高800mを超える山道だったために東海道最大の難所といわれ、「天下の険」との別名は大変有名です。
『杉並木は、徳川幕府が旅人に木陰を与えようと道の両側に植えたものです。
第二次世界大戦中、伐採されそうになったこともありますが、現在では国指定史跡として保護され、芦ノ湖畔周辺の四地区に約420本の杉が残されています。』(案内板より)

環境が程良く残されているのでしょう、自然の植物が観察できました。
旧街道を抜けると「元箱根」に着きました。

9月18日の「富士箱根伊豆国立公園」の表紙に使った写真はここで撮影しました。
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カヤキリ

2014-09-25 09:30:40 | 昆虫
台風16号は温帯低気圧に変わりました。
昨日、島原半島は台風の影響でかなり荒れた天気になりましたが、あまり大きな被害が出ることはありませんでした。

さて、先日自然情報の収集に屋外を歩き回っていると、アスファルトの上にちょっとずんぐりした体形のキリギリスを見つけました。
キリギリス科の「カヤキリ」です。
淡緑色(まれに淡褐色)で、前胸背の両側が黄白色の細線でふちどられています。
7月から8月初めにかけて現れ、夕方ごろススキなどにとまって、するどい強い声でジーと鳴きます。
鳴き声から姿を探してもなかなか見つからない奴ですが、幸運なことにむこうから姿を現してくれました。
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箱根駅伝ミュージアム

2014-09-24 07:05:57 | Weblog
昨日アップ出来なかった、もう一つの記事です。
そして、PS,で書いたメールの送信がつい今し方出来ました。
文面が前後してしまいますが、汲み取ってお読み頂けるようお願い申し上げます。
ちなみに今日は水曜日ですが、昨日秋分の日で開館したためセンターは振り替え休館となります。

箱根町港に着きました。
着いた途端、姪っ子たちにせがまれて1時間半スワンボートを漕ぐハメに・・・。
たっぷり運動した後に箱根町港のほとりに建つ「箱根駅伝ミュージアム」に立ち寄りました。
私の母親や姉夫婦は先に入館していたので、スワンボートを漕いでいた姿は誰も撮影しておらず。
1920年の第一回大会からの歴史やさまざまな資料、各大学のユニフォームなどが展示されています。
館内は撮影NGでした。
先に入館していた親たちは、案内役のおじさんがいたらしく話を聞くことが出来たそうですが、私が入っていった時にはお客さん以外誰もおらず、展示も文字ばかりだったので早々に出てきてしまいました。

ミュージアムのすぐ傍には往路ゴール・復路スタート地点があります。
往路のゴールは「箱根関所南」の信号を曲がって駆け込みます。
テレビで観ている時は曲がってからも距離があるように見えたのですが、実際には思ったよりも短く感じました。
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