島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

割り箸飛行機(工作後編)

2017-08-30 12:19:53 | 工作
発射台を作ります。
簡単です。
何もしていない割り箸の間に輪ゴムを挟みます。

あとは輪ゴムが抜けないように、割り箸の上と下でセロハンテープを巻き付ければ完成です。

さて、飛ばし方を説明します。
まずは、飛行機は下の写真のように持ちます。

そして、発射台の輪ゴムを機首の下部分に引っ掛けます。

輪ゴムを伸ばすように後ろに引っ張って、指や発射台にぶつからないように放せば飛行機は飛んで行きます。

写真では片手で持って、片手でシャッターを押していますが、飛行機を押さえる指は一番後ろです。
試射が済んだら主翼も補修テープで補強しましょう。

上の写真を見て、完成見本と今回作成したものとでは若干主翼の位置が違うのが分かりますか?
色々試してみたのですが、主翼が気持ち後ろめ(完成見本;主翼の色が黒)だとロケットのようにまっすぐ飛んで行きます。
ただ、そのまま落下します。
遠くまで飛ばしたい場合にオススメです。
今回作成したもの(主翼の色が白)は、アクロバチックな飛行をします。
くるくると回転して、どこに飛んで行くのか分かりません。
ただし、上手く風を捉えると滑空します。
予想以上に飛行時間が延びることもあります。
私的にはアクロバチックな飛行が好みです。w
「飛ばす時には、人に向って飛ばさない」、「木や屋根など高いものがない、広い場所で飛ばす」、などの注意が必要です。
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割り箸飛行機(工作前編)

2017-08-30 09:14:34 | 工作
垂直尾翼に両面テープを半分はみでる形で貼付けます。
加工した割り箸のお尻の部分に側面から貼付けますが、この時注意点があります。
一番後ろではなく、ちょっとだけ前に取り付けます。

このちょっとの部分が飛行機の持ち手になります。
そして、はみ出した両面テープは割り箸に巻き付けます。
次に尾翼です。

尾翼の真ん中だと思われる部分に両面テープを貼付けます。
形が左右対称じゃないので、この辺だと思われる部分で大丈夫です。w

割り箸の下から尾翼を貼付けます。

補修用のテープをL字形に貼付けます。
同じく主翼を貼付けます。

最後に説明しますが、主翼の位置があとから効いてきます。

飛行機らしい形になっていれば大丈夫です。

機首部分にすきまテープを貼付けます。
横方向です。

飛行機の機体が完成しました。
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割り箸飛行機(準備編)

2017-08-29 12:33:03 | 工作
さて、夏休みも終わろうかというこの時期に、今年開催した工作広場の1つ「割り箸飛行機」の作り方を掲載しようと思います。
が、写真枚数が多いので、何回かに分けてアップします。
まずは表紙の写真を使って、材料の準備から。
左端に完成見本を置いています。
上から順に、両面テープと補修テープ(園芸用の誘引テープを利用)
主翼・尾翼・垂直尾翼となる材料(100均で売ってあるカラーボードを使用、厚さ2mmのものを翼の形に切ったもの、ちなみに垂直尾翼は尾翼を半分に切った)
すきまテープ(長さは適当、3cmくらい)
輪ゴム1個
割り箸と加工した(半分を切り落とした)割り箸(画像参照)
他にはさみとセロハンテープが必要になります。

それぞれの翼の名前を附記します。
黒い翼が「主翼」
青い翼が「尾翼」
尾翼に対して垂直に立っているのが赤い翼の「垂直尾翼」です。
翼は型紙から切り抜いたものですが、あまり形は関係していないようです。
実際よく画像を見てもらうと分かると思いますが、左右対称じゃありません、いびつな形の翼でも飛びます。
どんな形でも飛ぶのか実験すると、夏休みの自由研究になるかも知れません。w
作り方は次から。
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夏休みとアルバイト

2017-08-28 12:59:18 | Weblog
夏休みは終わっていませんが、とりあえず今年頼んで来てもらっていたアルバイト生が今日で皆終了です。
すでに授業が始まっていたりするんですね。
ああ、私も高校時代は進学校ということもあって、夏休みなんてあって無きがごとしでした。
それはともかく、アルバイト代準備しなきゃ。w
アルバイト生にバイト代何に使うか聞いてみましたが、「自動車学校代に充てる」のだそうだ。
堅実だ!
自分が学生の頃は使う事しか頭に無かった。
今の若者はシビアだな〜。
とりあえず、明日からはバイト生もいなくなるので、工作広場の担当がこちらにまわってくる。w
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雲仙の歴史(史跡・歌碑)散策ツアー

2017-08-27 13:16:41 | イベント
夏休み期間中の大きなイベントが、今日で終わりました。
「雲仙の歴史(史跡・歌碑)散策ツアー」を実施しましたが、残念ながら私は留守番でした。
始め、館の2階で事前学習を行い、地獄から雲仙温泉街へと午前中の2時間で史跡や歌碑を巡るツアーでした。
表紙の写真は、事前学習から温泉街の散策へ出掛ける間の館1階で島原半島の立体模型を使って解説しているところです。
最初に書いたとおり、大きなイベントはこれで終わりです。
夏休み最終日まであと4日ほどありますが、残りは消化試合です。w
あとは報告書の作成と人数なんかの集計が残っています。
何はともあれ、今年の夏も乗り切る事ができそうです。
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無茶苦茶だ!天気予報。

2017-08-25 12:35:46 | 気象
明け方の雲仙は雨が降っていなかった。
出勤前に部屋で、某国営テレビを見ていると長崎市内の映像が流れた。
「あ、長崎市は雨が降っている!」
そう画面に映し出されたのは、雨が降る長崎市内だ。
レンズには雨粒もついていて、間違いなく雨が降っている。
ところが、次に始まった天気予報では「長崎市、降水確率20%」。
嘘!思いっきり雨降ってるやん!降水100%やん!
無茶苦茶やな天気予報。
その後、雲仙でも雨が降り出したことは言うまでもない。w
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フキバッタ

2017-08-24 12:56:35 | 昆虫
バッタ目の「フキバッタ」です。
ただし「フキバッタ」は一種類の名前ではなく、フキバッタ亜科というグループ名になります。
近年研究が進んだ事により、地域などにより形態的差異があることが明らかになって分類が細かくなっているそう。
写真のフキバッタは、おそらく「ヤマトフキバッタ」だと思うが、専門家でもない私が安易に決めるべきではないだろう。
フキバッタ類は翅が退化して飛べないため個体の移動範囲が狭く、そのため地域毎の分化が進んでいったと考えられています。
先日の昆虫観察会で、白雲の池で捕まえたのだがすっかり忘れていた。(勿論観察後は逃がした。)
フキの葉を好んで食べる事からこの名前がつきましたが、クズやフジバカマなどの広くて柔らかい葉を好んで食べます。
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キガンピ

2017-08-23 14:02:03 | 植物
もっぱら休みの日は休養と食料の買い出しに充てており、暑い事も重なって自然情報収集に出掛けていない。
そんな折り、来館されたお客様から白雲の池に「キガンピ」が咲いていると情報をいただいた。
「キガンピ」は、本州から九州の日当りの良い林地に生えるジンチョウゲ科の落葉低木です。(表紙写真)
ガンピに似ていますが葉が対生になるのは「キガンピ」です。

他にも白雲の池で自然情報を収集するつもりだったのだが、デジカメのバッテリーが切れてしまった。
頼まれ仕事もあったので早々に戻ることにした。
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親子で楽しむ昆虫観察会

2017-08-21 13:48:10 | イベント
昨日、雲一つない青空の下「親子で楽しむ昆虫観察会」を開催しました。
最初にスライドを使った事前学習から始めました。
30分くらいの学習だと思っていたら、話が長引いて1時間も使ってしまいました。w
(一番年少の子はさすがに我慢できずにいました。)
昆虫探しに行きたくてウズウズした気持ちをもって、ようやく屋外に出ました。

もう早速捕まえています。
最初は近くを飛んでいたウスバキトンボやアブラゼミなどを捕まえて観察。
勿論雲仙は国立公園なので観察が終わったら放してあげます。
雲仙の地獄ならではの昆虫としては“ナミハンミョウ”を観察しました。
地獄の中にはハンミョウの巣穴も見つけましたが、すでに成虫になって出た後でした。
次に白雲の池まで移動しました。
移動途中に前日から仕掛けていたバナナトラップと空き缶トラップを確認しましたが、バナナトラップは成果0でした。
あまり期待していなかった空き缶トラップにヒメオサムシが3匹かかっていました。
白雲の池で昼食を摂ったのですが、その広場には・・・

ベニツチカメムシの集団が隠れていました。
トンボはたくさん飛んでいましたが、ヤンマの類は捕獲できず。
チョウの仲間もほとんど見かけず、キチョウと写真のアサギマダラくらいでした。

もう少し豊富な種類の昆虫を観察したかったのですが、トラップも不発に終わり、種数的にはちょっと物足りなかったかな。
それでも昆虫博士を目指して、みんな頑張ってくれました。
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事前準備

2017-08-19 12:36:49 | 昆虫
表紙の写真がちょいボケですみません、まだ新しいカメラに使い慣れません。
さて、一昨日から白雲の池にバナナトラップを仕掛けています。
明日開催予定の「親子で楽しむ昆虫観察会」のためです。
講師の先生が来て下さり、事前学習と昆虫観察会を実施する予定なのですが、折角現地へ出掛けても「何も見れないじゃああんまりだな」と思い、バナナトラップと空き缶トラップを仕掛けています。
結果は芳しくありません。
来ているのはせいぜいヒカゲチョウくらい・・・。
今朝はスズメバチが+1。
今日のブログは、明日のために準備する自己流バナナトラップの作り方を掲載しようかと思っていたのですが、すっかり写真撮影を忘れてしまいました。
作ったバナナトラップは今日の仕事が終わった後に白雲の池に仕掛けに行くつもりです。
明日は何か来てるといいな。
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