島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

眉山登山会59

2014-09-23 13:32:17 | 眉山
つい先程、59回目の「眉山登山会」を終了しました。
台風16号の影響で安定しない天気ですが、午前中はもちそうだったので開催しました。
11名の予約がありましたが、急用などでキャンセルがあり、6名の参加者と眉山に登ってきました。
今年はドングリの数が異常に多く、まだ青いドングリも昆虫の仕業で枝から落とされていました。
他にも梅雨時のヤマボウシが美しかったように、ヤマボウシの実もたくさん落ちていました。
あとは山頂付近にたくさんの「アキノギンリョウソウ」が咲いていました。
あんなにたくさんのアキノギンリョウソウを見るのは初めてで、登山道にも地面からにゅっと伸びていました。
気候的にも丁度良く、多くの自然を感じることができた登山会でした。

PS,「箱根-朝の散歩」にコメントというか質問のメールを頂いたのですが、メールの調子が悪く、未だ返信出来ていません。
コメントを送って頂いた方には申し訳ありませんが、なんとかあらゆる手段を講じて返信したいと思いますので、もう少々お待ち下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根海賊船

2014-09-22 14:29:09 | Weblog
散歩でかいた汗を朝風呂でさっぱりと洗い流し、バイキング形式の朝食を美味しく頂き、休息もエネルギー充填も満タンです!
箱根観光の朝一番で向かったのが「箱根海賊船」です。
乗り場は桃源台で、本日はここを基点に動きます。
早速海賊船に乗り込んで、芦ノ湖観光に出発!

芦ノ湖は、約3000年前の噴火活動に伴ってできた東西7km、南北12kmのカルデラ湖です。
元々は他のカルデラ湖同様貧弱な魚類相であったと考えられますが、1879年(明治12年)に増殖事業が始められ、現在みられる23種類ほどの魚類の殆どは移植放流によるものです。

流石に連休中日ということもあって、朝一番の便にも関わらず乗客はいっぱいです。
乗船した船は「バーサ」という名前の、スウェーデン国王のグスタフ・アドルフが造り、「北欧の獅子」と呼ばれた船を元に建造されたものです。
船首にはきらびやかな黄金の獅子が飾られています。(表紙写真)
片道約30分で箱根町港に着きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眉山下見

2014-09-21 18:33:48 | 眉山
今朝から午前中にかけて、明後日開催予定の「眉山登山会」の下見に登ってきました。
今朝の島原は小雨が降る天気でしたが、眉山はその登山道がほとんど林の中のため、あの程度の雨では濡れることはありません。
下見によっていくつかのものが発見できましたが、登山会のネタバレになってしまうので、ここは口を噤んでおきます。
山頂に着く頃には雨もあがり、島原市街地の良い展望を楽しむことが出来ました。
センターに戻ってから、午後に再び雨が降り始めました。
台風16号の影響で、秋雨前線が活発になっているのか、島原の天気は安定しません。
明後日の「眉山登山会」が開催できるか、少し心配です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根-朝の散歩

2014-09-21 13:14:10 | Weblog
私は早起きです。
もともと朝に強い朝型の人間ですが、北海道での牧場の仕事がきっかけでさらに拍車がかかりました。
それはどこかに出掛けたとしても消えない習慣です。
箱根での1泊でも、朝も暗いうちから目が覚めてしまいました。
さすがに見知らぬ土地を暗いうちから歩き回るほどの自信はないので、明るくなり始めてから散歩へ出掛けることにしました。
表紙の写真は、自分的になかなかのお気に入りの一枚です。
道路標識の上に見える白い点はお月さまです。
ほんとはエナガと一緒に撮影したかったのですが、シャッターを押す前に逃げられてしまいました。

とりあえず、芦ノ湖が見える場所まで下ってきました。
信号の奥に見えているのが芦ノ湖です。

ふと、キツツキのドラミングの音が聞こえて振り返ると、駒ヶ岳とロープウェイの駅舎が見えました。
朝食の時間まで時間が潰せたので、宿へ戻ることにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根への道(箱根駅伝ルート)

2014-09-20 13:53:55 | Weblog
今朝のたるき台地の気温は16℃です。
館内の気温も18℃と、いよいよ20℃を切ってきました。
先程、バイクの方が2名ほど来館しましたが、完全な冬装備でした。
9月というのに寒く、長袖の上着が一枚必要になっています。

さて、話を箱根観光に戻しまして、「生命の星・地球博物館」を後にして箱根へ登っていきます。
折角なので箱根駅伝で通るルート、国道1号線を走っていただきました。
まずは混雑する箱根湯本の駅前を通過します。(上写真)
そして、有名な「函嶺洞門」ですが、現在ここは工事中のため迂回路を進みます。

その後暫くは国道57号の雲仙道のような狭く曲がりくねった道を登ります。
景色を見ていると、本当に雲仙に帰っているような錯覚を起こします。w

違うのはこうしてテレビで観たことのある景色がちょいちょい交ざってくることです。
写真が悪いですが、ここは「大平台」のカーブです。
駅伝を観ていると、ここでトップとの差を知らせてくれます。
宮ノ下の交差点を左折して急坂を登り、小涌谷駅近くの踏み切りに差し掛かりました。

箱根登山鉄道です。
駅伝の時には選手が通過する時に電車を停めてくれます。

標高874mの国道1号最高地点です。
ここを過ぎれば、芦ノ湖まで一気に駆け下っていきます。
が、私達の宿はその手前にあり、この日は芦ノ湖まで見ることは出来ませんでした。
実際に箱根駅伝のルートを見ると、テレビで観ていたよりもずっと狭く曲がりくねっていて、登りが急なことが分かりました。
選手達はこのルートをほんの数時間で駆けるのですから、凄いとしか言いようがありません。
来年の箱根駅伝がいまから楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神奈川県立 生命の星・地球博物館

2014-09-20 10:24:43 | 観光・施設
箱根に到着する前に立ち寄った場所があります。
それがここ、「神奈川県立 生命の星・地球博物館」です。(表紙写真)
1995年(平成7年)地球と生命・自然と人間が共に生きることをテーマに開館した博物館です。
箱根に行くことが決まってから、是非行きたいと願っていたところです。

地球の誕生からしくみ、生物など、地球の歴史がテーマ別に解説されています。
岩石から生物、化石から骨格標本まで様々な実物標本が約1万点展示されています。
まさにジオやネイチャーに関する博物館と言っていいでしょう。

もう、私のテンションは上がりっ放し!w
「楽しい!」を連発し、おそらく1日中いたとしても全然飽きなかったと思います。
惜しむらくは到着した時間がすでに3時40分を過ぎており、開館時間が4時半までだったことです。
非常に残念!悔しいので、私が再訪したい場所のトップにランクインしておきます。
次回訪れることが出来たら、開館と同時に入館して、閉館まで出てこないぞ!w
場所は、神奈川県の小田原市入生田(いりうだ)駅前にあります。
お出掛けする機会がありましたら、是非お立ち寄り下さい。
お薦めします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シマバライチゴが開花しています。

2014-09-19 16:28:04 | 植物
情報が遅くなってしまいましたが、園内の「シマバライチゴ」が開花しています。
最初に確認されたのは、9月10日です。
写真は昨日撮影しました。
今日のたるき台地は、一日ずっと雨でした。
時々霧の中で、真っ白な状況でした。
調べてみると、シマバライチゴの開花は去年は9月8日で、2日ほど遅くなっています。
今日はこの情報ともう一つ箱根へ行った件を更新しようと思っていたのですが、ネットワークの繋がりが悪く出来そうにありません。
また明日更新します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士箱根伊豆国立公園

2014-09-18 11:07:06 | Weblog
引っ張ってもしょうがないので、「富士箱根伊豆国立公園」の箱根地域へ行ってきました。
初箱根です。
順を追って説明したい所ですが、まずは「富士箱根伊豆国立公園」について述べておきましょう。
富士箱根伊豆国立公園は、1936年(昭和11年)に十和田国立公園や大山国立公園と同時に「富士箱根国立公園」として誕生しました。
1955年(昭和30年)には伊豆半島部を取り込み、現在の公園名に改称しました。
日本の国立公園では利用者数が一番多く、年間1億1250万人(平成22年)にのぼります。
特に箱根地域では、四季を通して利用者が絶える事無く、約2000万人もの観光客が訪れます。
2012年には箱根山を中心とする一帯が、箱根ジオパークとして日本ジオパークの認定を受けています。
他にもお正月の風物詩である箱根学生駅伝の往路ゴール・復路スタート地点としても大変有名です。
表紙の写真は、「芦ノ湖」です。
一緒に撮影した「パークガイド 箱根」の表紙とほぼ同じ背景で撮影しました。
雲がなければ、パークガイドのように富士山と芦ノ湖に映った“逆さ富士”を撮影できたのですが、残念ながら富士山はこの日一日雲の中でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま帰りました。

2014-09-17 15:42:55 | 平成新山
昨日、島原に帰ってきました。
今日は午前中が雲仙勤務だったので、お昼から下ってきました。
逆光の平成新山です。
お山を見ると、「ああ~帰ってきたなあ~」って気がします。
どこへ行ってきたかとか、何を学んできたかなどは、明日以降に順次更新していきます。
とりあえずは、帰島のご報告まで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バナナトラップ

2014-09-10 10:56:33 | 昆虫
私の夏休み前、最後の更新です。
本日の平成新山は、雲は多いもののお山の姿ははっきりと見えています。
さて、旅の準備に忙しく(というか出発前にできる限りの仕事を片づけている。)自然情報を収集していませんので、少し時間を夏休みにまで巻き戻します。
夏休み期間中に何度か昆虫の観察会を実施しました。
その際に少しでも多くの種類の昆虫を観察してもらえればと、バナナトラップと空き缶トラップの2種類の昆虫トラップをいくつか仕掛けていました。
空き缶トラップは、地面を這い回る昆虫を捕獲するもので、空き缶を地面の中に埋めておくだけです。
天候が悪かったので、すぐに雨で水がいっぱいになってしまい、殆ど捕獲出来ませんでした。
ヒメオサムシが1匹捕まったのかな?
バナナトラップは甲虫を目的に仕掛けたのですが、こちらも雨天の為あまり良い結果を得られませんでした。
しかし数日放っておくと、甲虫ではカナブンが、表紙の写真では「サトキマダラヒカゲ」が集まっていました。
天候さえ良ければもっと色々な種類の昆虫が集まってくれたのではないかと思います。
思ったよりも成果がありましたので、作り方を紹介しておきます。
準備するものは、ビニール袋・バナナ・25度の焼酎・タコ糸・つまようじです。
ビニール袋に皮をむいたバナナと焼酎を入れます。(去年は日本酒を使いましたが、焼酎の方が匂いがきついのでそちらの方が良いそうです。)
しっかりとビニール袋の口を閉じて、バナナを潰します。
本来は1日くらいバナナと焼酎が発酵するのを待つそうですが、時間がなかったので夏の日差しの炎天下にさらし(無理矢理)発酵させました。w
適当な(昆虫が来そうな)木を見つけて、タコ糸でビニール袋を吊るします。
この時の注意点としては、ぶらぶらとぶら下がるようなビニール袋の吊るし方をしてはいけません。
写真のように木の股にビニール袋を置くような感じで設置します。
そして、つまようじでビニール袋に穴を空けます。
そうすると、ぷ~んとビニール袋の穴からバナナと焼酎の混じった甘い匂いがしてきます。
ぶらぶらとぶら下げていると、穴からポタポタと中の汁が出ちゃいますので、木の股に設置すると汁が留まってくれます。
もう夏も終わりですが、よければ来年の夏にでも試してみて下さい。
ただし、観察するだけで捕獲は控えましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする