島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ヤマボウシ開花情報(第1号)5/31

2016-05-31 15:02:05 | Weblog
ミヤマキリシマの最終号を出すのと同時に、ヤマボウシの開花情報第1号を出しました。

絹笠山;色づき始め(6月中旬)
池の原周辺(国道389号線沿い);色づき始め(6月中旬)
吹越;色づき始め(6月中旬)
妙見岳・国見岳北側山腹;色づき始め(6月中旬)
九千部岳南側山腹;色づき始め(6月中旬)
田代原・吾妻岳山腹;色づき始め(6月中旬)
※括弧内は見頃予想


吹越トンネル手前の橋の上から撮影。
先日上げた写真よりも白いものが減っていると思います。
ガクウツギなどが花期終了を迎えて、替わってヤマボウシが色づき始めているからです。

吹越トンネルの出口、国見岳山腹です。
ぼちぼち白いものが目立ち始めました。

田代原トレイルセンターの駐車場より吾妻岳です。
山腹にちらほら白いものが見えます。

田代原キャンプ場内のヤマボウシの大木です。
まだ色づき始めですね。
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ミヤマキリシマ開花情報(最終号)5/31

2016-05-31 14:14:02 | Weblog
いよいよミヤマキリシマも最後の開花情報になりました。
前回は池の原は満開過ぎで報告しましたが、もう花期終了です。
ヤマツツジも終わりに近づきつつあります。
仁田峠(表紙写真)も花期終了ですね。
妙見岳は満開過ぎではありますが、まだ見ることができます。
シロドウダンもまだ見頃です。

国見岳も満開過ぎです。
過ぎてはいますが、まだ見頃と言っていいと思います。
前回は「今月いっぱい」と書きましたが、今週末くらいまでは保ちそうです。
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要確認

2016-05-30 13:21:14 | 野鳥
これまた場所は明かせませんが、先日あるダムに立ち寄りました。
前冬、カモを期待して立ち寄った時にはカイツブリくらいしか見れなくて、「ここは越冬には来ないんだな」と思っていました。
ダムの上から湖面を覗いてみると、

あ、カルガモだ。
そうか、カルガモは渡り鳥じゃなくて留鳥だもんな。
一年中いてもおかしくはないな。
写真には1羽しか捕らえられませんでしたが、2羽いたのでツガイだったかも知れません。
時を置いて再訪すれば子ガモが見れるかも知れません。
デジカメのファインダーを覗いて、湖面の上に視線を走らせていると、カルガモ以外のカモが目に入りました。
こちらを警戒して逃げて行くようですが、この警戒心の強さはもしかして・・・、

オシドリじゃん!
え、なんで?
なんで、まだいるの?
もう5月も終わりだよ?
とうの昔に北へ帰ったんじゃあ?
しかも、オスのエクリプスじゃん!?
ここで一年中過ごしている?(そんな、まさか!?)
確認が必要な1枚を撮影してしまいました。
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ヤマボウシの状況を確認してきました。

2016-05-28 12:44:44 | Weblog
一昨日の昼から時津に帰っていました。
昨日、雲仙へ戻って来る道すがら、田代原と吹越のヤマボウシの状況を確認してきました。
というのも、雲仙の温泉街に植樹されている園芸品種のヤマボウシがだいぶ色づいています。
園芸品種はいつも野生種よりも早く色づくものですが、それにしても早すぎます。

吹越の橋の上から見下ろしましたが、なにやら白いものが点々と・・・。
「ウソだろう、早すぎやん」と思って白いものを良く見てみると・・・。

ヤマボウシじゃないな。
ガクウツギか?
遠くてはっきりとは分かりませんでしたが、ヤマボウシではありませんでした。

しかし、白いものの中に薄黄色のものが混じっています。
これも望遠で撮影してみると、

真ん中の白いものはヤマボウシではありませんが、まわりの薄黄色いのはヤマボウシです。
見頃ではありませんが、すでに出始めていました。
見頃になるのもそう遠い日のことではないでしょう。
サクラやミヤマキリシマの見頃が例年より早かったように、ヤマボウシも早くなりそうです。
見た感じとしては、5日から1週間くらい早くなりそうです。
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ミヤマキリシマ開花情報(第7号) 5/24

2016-05-24 13:54:33 | Weblog
天気予報では今日の午後から明日の朝まで降雨でしたので、午前中急いでミヤマキリシマの状況確認に行きました。
天気と勤務状況等確認しながら自然情報収集に行かなければならないので、結構大変です。
前回で地獄地帯は花期終了しましたので今回は抜きにして、宝原も花期終了です。
池の原は、満開過ぎです。
ほぼ花期終了に近いのですが、まだ咲いているものもあります。
ミヤマキリシマに替わってヤマツツジが咲き始めています。

仁田峠は満開過ぎです。
ただ、満開が過ぎただけで、まだ見頃と言っていいと思います。

妙見岳周辺はシロドウダンが見頃です。
雲仙地獄ではシロドウダンが先に咲き始め、遅れてミヤマキリシマが咲き始めたのですが、妙見岳ではほぼ同時期に見頃を迎えるのですね。

国見岳です。
遠くからでも山全体がピンク色に染まっているのが分かります。

妙見岳・国見岳周辺は満開です。
今週いっぱい、もしくは今月いっぱいは見頃です。
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ミヤマキリシマトレッキングを開催しました。

2016-05-22 16:46:59 | イベント
本日、「ミヤマキリシマトレッキング」を開催しました。
暑い・キツいの二拍子が揃ってしまいました。w
もう少し曇ってくれると体力の消耗も抑えられたのですが・・・。
地獄のミヤマキリシマはすでに花期終了していて、ミヤマキリシマが見られたのは池の原からでした。
しかし、池ノ原も満開を過ぎ、ヤマツツジに替わろうかとしていました。
仁田峠で、なんとかまだ満開状態かなと言えるミヤマキリシマを見ることが出来ました。
今回はミヤマキリシマだけでなく、今の時期に咲く似通った植物を裏テーマに観察会を実施しました。
登りはキツかったですが、楽しんでもらえたのではないかと(自画自賛w)思います。

う~ん、ミヤマキリシマの開花情報を出したいのだが、私は明日駐車場勤務だしなあ~。
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タツナミソウ

2016-05-20 12:38:56 | 植物
白雲の池で見つけてきました。
丘陵の草地や土手などに生えるシソ科の多年草「タツナミソウ」です。
正面から花の写真も撮影してきたのですが、ピントがボケていました。;;
しかし、横からのこのアングルでも正解でした。
花が同じ方向を向いて咲く花穂を波頭に見立ててこの名前がつきました。
どうです?波頭に見えません?
花期は5~6月、花は紫色の唇形花で長さ2センチほど、基部でグイッと上向きに曲がっています。
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ジオパークからお客様

2016-05-19 14:52:57 | ジオパーク
今日はお休みです。
朝から今度の日曜日に開催予定の「ミヤマキリシマトレッキング」の下見に仁田峠・野岳まで登ってきました。
疲れた。w
温泉に浸かって疲れを癒し、島原でお昼を食べてきました。
下見の話は観察会のネタばれになってしまうので、イベント終了までとっておくとして。
昨日、島原半島ジオパーク事務局の方々がお客様を連れてご来館しました。
イランで、ジオパーク認定を目指しているご一行様だそうです。
もう少しお顔もはっきりした写真もあったのですが、肖像権の問題云々あるかと思い、遠目の写真に自粛しました。
副所長が館内の案内を仰せつかっていたのですが、流石海外の方、皆さん個人個人好きなように見学されて行かれました。
熊本地震で一時減っていた外国のお客様ですが、ここ最近回復傾向にあります。

(追記)
どーでもよいことですが、今しがたUSBハブが壊れた。w
外付けのマウスとテンキーが急に動かなくなったので焦ったが、2つしかないUSBポートに直繋ぎしたら動いた。
原因はハブだった。
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ミヤマキリシマ開花情報(第6号)5/18

2016-05-18 11:59:08 | Weblog
1週間ぶりの開花情報です。
地獄地帯では花期終了です。
宝原と池の原では満開過ぎです。
上記3カ所については、満開過ぎたものを写真掲載しても仕方ないので省略です。
宝原と池の原に関しては、満開を過ぎただけであって、まだ花は見ることが出来ます。

仁田峠は満開です。
引き続き見頃です。

観光のお客様もたくさん来て頂いています。

妙見岳・国見岳周辺は7分咲きです。
今週末には見頃を迎えると思います。

原生沼のカキツバタは見頃です。
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ウメザキイカリソウ

2016-05-16 13:04:04 | 植物
仁田峠に咲く植物です。
北九州の低い山や丘陵に自生するメギ科の多年草「ウメザキイカリソウ」です。
よく似たものに「バイカイカリソウ」がありますが、私には違いが分かりません。
『雲仙岳の生物(長崎県生物学会 編)』には「ウメザキイカリソウ」のみが記載されているので、そちらに従います。
名前は、どちらも「花の形が梅に似ているイカリソウ」が由来です。
だったら同じものでも良さそうですが、牧野富太郎の図鑑にも分けて載っています。
葉っぱが2回2出複葉(バイカイカリソウ)か2回3出複葉(ウメザキイカリソウ)か、幅の広さや質の厚さで区別しているようです。
む・・・難しい。
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