島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

コガモ(雄)

2016-01-31 14:02:17 | 野鳥
ん~ちょっとピントが甘かったかな~。
おしどりの池で撮影してきた「コガモ」です。
コガモは2009年11月4日の記事で“雌”をアップで紹介しています。
さすがにおしどりの池では距離があるので、これ以上のアップは出来ません。
雄は特徴的な緑色の覆面のような頭をしています。
一般的な湖沼や河川のほか、市街地の公園の池などでもよく見られます。
主に植物食で草の種子などを食べるせいか、小さくて浅い池などもよく利用するようです。

コガモの採餌風景です。
逆立ちして池の底の藻類を食べています。
クリーム色のお尻がなんとも愛らしい。w
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コゲラ16

2016-01-31 13:24:52 | 野鳥
連休が雨で2日間とも潰れた。
昨日は駐車場勤務で、出歩けないにも関わらずよく晴れた。
最近、天気に恵まれない。

さて、今日ご紹介するのは日本一小さいキツツキ「コゲラ」です。
実はコゲラは2009年6月18日の記事で、すでに紹介済みです。
ところが、この時は枝先に留る小さな写真でしかご紹介出来ませんでした。
その後、ずっと良い写真が撮影できないかと虎視眈々と狙っていたのですが、気がつけば7年も経過していました。
表紙の写真をご覧下さい!
「これでもか!」ってくらいのズームアップで撮影出来ました。w
コゲラは広葉樹林を中心に広く全国の森に生息しているキツツキ科の留鳥です。
大きさは先程書いたようにキツツキの仲間としては日本一小さく、ほぼスズメくらいの大きさしかありません。
木の幹に穴を掘って巣穴にしたり、樹木についた昆虫を餌にしたり、典型的な森林性の野鳥です。
しかし最近では環境に適応したのか、市街地でも見かけるようになりました。
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白雲の池、完全凍結!

2016-01-27 12:26:43 | 気象
除草作業とかまくら作りが粗方終了したので、白雲の池へ行きました。
深い雪が残っていますが、歩けない程ではありませんでした。
「白雲の池、完全凍結です!」

試しに小石を投げ込んでみましたが、池の表面をカン、コロコロと転がって行きました。
片足を氷の上に乗せてみましたがミシミシと音を立てたので、すぐに止めました。w
この時点では妙見岳は霞んで見えません。

白雲の池から下ったあたりで妙見岳が見えたので撮影しました。
雲仙ロープウェイの妙見岳駅舎が真っ白に見えています。
どんなに寒いのか、想像したくありません。

館スタッフプラスαで作成しました。
今日から3月並の気温に上がるそうなので、いつまで保つか。
お昼現在でもまだ残っているので、見たい方はお早めに!!
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雪の三日間

2016-01-26 13:46:05 | 気象
最初の写真は、24日(日)の雲仙です。
朝にはすでに積雪しており、降雪も止みそうにありませんでした。
それでも朝から出勤し、駐車場勤務についておりました。
「雪が止んだら除雪しよう」と思っていましたが、いっこうに止む気配もなく、時間とともにどんどんと積もっていきました。
お昼前に暴風雪警報が発令し、事務所から撤収命令が出て、この日の勤務は終了しました。
が、時既に遅し。w
ローカルの島鉄バスはすでに運休状態でした。
私は歩いて帰れるので、車は駐車場に放置したまま帰宅しました。

翌朝です。
仕事は臨時休館になっていましたが、朝から表に出てきました。
道の左側に雪掘りした跡がありますが、私の仕業です。
3年半北海道に住んでいた経験から、新雪が退かしやすい事を知っており、誰かもしくは車が通って圧雪される前に除雪しようと出てきました。
国道などの大きな道は公的機関が除雪してくれますが、私道などの生活道路は除雪してくれませんから、少なくとも自分が歩く道だけは確保です。
一通りの除雪が済んだので、地獄へ行ってみる事にしました。

宮崎旅館側から地獄の入口です。
誰も歩いた形跡がありません。
少なくとも10cmくらいの積雪がありました。

地獄の中はもう別世界です。
大叫喚地獄などの地熱がある所はどうなっているのか楽しみでした。

湯気で何にも見えねー。w
地獄の熱と外気の気温差でどんどん湯気が湧き出てきます。
雪の上に残る動物の足跡を期待して歩きましたが、ノウサギとシロハラのような鳥の足跡しか見つけられませんでした。

満明寺から雲仙温泉街です。
車は走っていませんし、外出している人も少ないです。(活動レベル低っ!)

帰りに旧八万地獄に寄りました。
流石、エコタツなどを実施している場所です。
適度な地熱で雪も溶けています。

今朝の雲仙です。
昨日の午後から国土交通省などが除雪作業を始めているのですが、完全でなく、あちらこちらがベチャベチャのグチョグチョです。
長靴を履いて出勤しました。
今日も仕事の半分は除雪作業です。
写真の右上に写っている建物は、情報館の別館です。
別館の前には少し広場があり、そこは地熱がある為雪が溶けています。
その雪が溶けた前庭になにやら黒い粒々を多数見つけました。

なにかお分かりですか?
正解は「鳥の糞」です。w
この場所が暖かい事を知っているのでしょう、鳥が集まっていたみたいです。
寒さも今日までみたいです。
明日からは気温も上がり、週末には雨になりそうなので、この雪を楽しめるのもあとわずかです。
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キンクロハジロ

2016-01-23 12:45:49 | 野鳥
もっと綺麗な写真で紹介したかった。
よく「ホシハジロ」と一緒に泳いでいる「キンクロハジロ(金黒羽白)」です。
冬鳥として北海道から九州に飛来するカモです。
ホシハジロと同じような湖沼や広い川などで見られ、海に出ることは少ないです。
特徴は黒い頭に黄色い(金)目、後ろに垂れ下がった長い冠羽です。
ホシハジロは潜水して水草やイネ科などの種子を食べる植物食ですが、キンクロハジロは同じ潜水ですが貝類や小魚などの主に動物質のものを食べます。
同じ場所にいてもうまく棲み分けているのです。
「はじろ」は黒い翼の一部分が白いカモのことで、キンクロハジロは「金目黒羽白」もしくは「黄目黒羽白」が変化したものと思われます。

さて、今日の午後から九州地方は非常に強い寒気に襲われそうです。
平地でも積雪が見られるかも知れないとのことで、山間部の雲仙はどのようになるだろうと心配しています。
明日は駐車場勤務で更新出来ませんが、明後日雪の状態を報告できたらいいなと思っています。
みなさんも不要不急の外出はなるべく避け、事故やケガのないようにお気をつけ下さい。
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ホシハジロ

2016-01-22 13:51:58 | 野鳥
え、紹介していませんでした?
野鳥のカテゴリーは「95」挙げていますが、紹介していませんでしたね。
北海道から九州まで数多く飛来するカモ科の冬鳥「ホシハジロ」です。
名前だけは記載していたかも知れません。
撮影場所はおしどりの池です。
特徴は茶色い頭に赤い目です。
水中に潜って採食する潜水ガモですが、海に出ることは少なく、湖沼や広い川などに数羽から数十羽の群れですみます。
海ガモ類が動物質を好むのに対してホシハジロは主に植物食、水草やイネ科・タデ科などの種子を食べます。
漢字では「星羽白」と書きます。
江戸時代前期から「ぼっちはじろ」「あかがしら」などと呼ばれ、後期からは「ほしはじろ」「かきはじろ」と呼ばれるようになりました。
「ぼっち」や「ほし」は背中や腹の細かい横斑模様のことを指していると思われます。
「かきはじろ」や「あかがしら」は赤い頭を表現した名前になります。
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雪の雲仙

2016-01-19 12:57:53 | 雲仙
全国的に寒波が襲来しています。
雲仙も昨晩から雪が降り始め、朝には一面白銀の世界でした。
出勤時間には雲仙へ登る全ての道で、スノータイヤ・チェーン規制が出ていたようですが、午前中のうちに国道57号線は解除されたみたいです。
ですが、温泉街の中はまだ道路はシャーベット状になっていますので、運転には注意が必要です。(表紙写真)
お昼前に地獄を歩いて来ました。

石畳には薄い雪が残っていますが、大勢の方に踏み固められ圧雪アイスバーン状態でした。
歩行注意です。
お昼には雪も小康状態になり、背後の絹笠山が見えるようになってきました。
地獄ではルリビタキとアオジが観察できました。
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ナンテン(実)

2016-01-17 12:51:23 | 植物
桃源寺からの帰り道、民家の生垣に赤い実を見つけた。
正月からは半月ほど経ってしまったが、「ナンテンの実」だ。
昔からお正月には赤い実を飾る習慣がある。
「千両、万両、有り通し」と言うそうだ。
センリョウ(千両)は、冬の寒い時期に赤い実を豊かにつける貴重な植物で、その価値はお金(千両)に値するという意味で名付けられた、暖地の林に生えるセンリョウ科の常緑低木だ。
写真を入手したかったのだが、残念ながら雲仙では稀な植物なのだそうだ。
マンリョウ(万両)は、同じく暖地の林に生えるヤブコウジ科の常緑低木です。
アリドオシ(虎刺または蟻通し)も暖地の山地に生えるアカネ科の常緑低木です。
アリドオシは一両の別名もあり、ヤブコウジ(ヤブコウジ科)を十両、カラタチバナ(ヤブコウジ科)を百両として、ともに“金運を願う”縁起物になります。
話が逸れてしまったが、「ナンテン(南天)」は「難を転ずる」という意味合いで、不浄を祓うとされる縁起が良い植物です。
さて、ナンテンの解説ですが、
「山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われるメギ科の常緑低木です。
葉っぱに特徴があり、3回奇数羽状複葉で茎の先に集まってつきます。また小葉は広披針形で先は鋭く尖ります。
花期は5~6月、小さな白い花が円錐状に多数咲きます。」
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情報求ム!-堅心道固禅定門板碑

2016-01-17 10:19:38 | 雑談・その他
(以下は、森山町散策番外編時の天気です。)
多良岳方面は天気が回復してきているようだ。
山頂付近の降雪ももう止んでいるだろう。
相変わらず森山町からの景色は良いものだ。w
一方、雲仙岳方面に目を転じてみると、

まだ曇っているな~。
温泉街付近に降雪はなさそうだが、山の上は雲に隠れていて分からない。
かろうじて九千部岳に積雪がないのが見て取れる。

さて、「鳥島神社」と共に探しに来た「堅心道固禅定門板碑」だが、こちらについてはまったく情報が無かった。
仕方ないので諌早市役所森山支所を再度訪問して、尋ねてみる事にした。
市役所の方で知っている方はいなかった。
地図上でご近所の方に電話で聞いて頂いたそうだが、そちらでも有力な情報は無く、「もしかすると桃源寺の敷地内にあるかも知れない」との事だった。
そこで桃源寺の門を叩いてみることにした。

丁度、瓦の吹き替え作業中だった。
尋ねてみると住職さんは京都へ出張(?)中とのこと。
留守を預かっていた方も、森山町出身ではないとのことで分からなかった。
日を改めて伺うにしても、今回も何も分からなかった。
もし誰か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい!
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森山町散策番外編-鳥島神社

2016-01-16 12:29:59 | 歴史・史跡
前回の散策時には見つけられなかった「鳥島神社」ですが、今回はある程度のあたりをつけています。
前回はかなり近くまで接近していたようですが、時間切れで帰仙せざるを得ませんでした。
山の中程を通る道からさらに一本登り上がった所にありました。(表紙写真)
元々は村境にあったそうですが、転々と移転を繰り返し、昭和二十一年に現在の場所に定まりました。

右の石柱に「献 昭和二十一年七月」の銘があります。
正面には使われなくなってどれくらい経ったのか、土俵に覆いが被せてあります。
考えると昔はそこここで相撲が取られていたんですね。
そりゃあ強い力士も出たんでしょうが、今は海外の力士ばかり活躍が目立ちます。

左には八大龍王の祠があります。
最初に書いたように昔は鳥島神社は村境にあって、右と左で祀っている神様が違ったようです。(参考図書のうろ覚えw)
そして、丁度真ん中が村境になっていたそうです。(右に祀ってあったのが何かは覚えていません。)
ここも町の文化財としては記載されていましたが、諫早市と合併する際に市の文化財としては落選したようです。
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