島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ミヤマキリシマ開花情報(第3号)4/30

2016-04-30 12:38:06 | Weblog
ミヤマキリシマの開花情報です。
地獄地帯は満開です。
表紙写真は、ちょっと角度と日の当たり方がよくなかったですね。
地獄では天然記念物に指定されているシロドウダン群落も見頃を迎え始めています。

仁田峠は3分咲きです。
前回よりもちょっとだけ進行しました。
見頃は連休明けくらいになりそうです。

雲仙ロープウェイさんからの撮影です。
妙見岳の斜面にピンク色が点々と見えます。
こちらとは違った斜面にも咲いているのが見えるのですが、ミヤマキリシマに混じってミツバツツジもあるので、判断がつきません。

国見岳がまだまっさらな状態なので、妙見岳と合わせて1分咲きとしています。
中旬から下旬くらいに見頃になると思います。

池の原に下ってきました。
こちらは7分咲きです。
8分の見頃と言うにはまだ2、3日早いかなという程度です。
少なくともゴールデンウィーク中に見頃を迎えそうです。

同じく宝原も7分咲きです。
ちょっと写真では撮影の角度が悪かったですが、肉眼ではもう少しピンク色に見えます。
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シロドウダン16

2016-04-27 12:58:15 | 植物
雲仙地獄のシロドウダンが一部咲き始めました。
昨日の撮影です。
全体的にはまだ蕾が多いですが、一部では表紙写真のように咲いています。
地獄のシロドウダンは、国の天然記念物に指定されているように大きな群落を作っていますので、これからが楽しみです。

地獄のミヤマキリシマが8分咲きで見頃を迎えていますが・・・、あれ?地獄のミヤマキリシマってこんなに少なかったっけ?
以前に比べて、周辺の樹木が大きくなっているせいか、ミヤマキリシマが減っているように感じます。
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別府観光まとめ

2016-04-27 09:01:38 | 雑談・その他
別府の地獄観光も終え、満員のローカルバスに乗り込み別府駅まで帰ってきた。
今回の旅は、別府駅に軸足を置いて活動した。
まだ夕方の時間だが、1日動き回って疲れた。
晩飯をどこかで食べて、明日に備えて休むことにする。
別府の地獄観光で分かったことは、「案内(ガイド)なく、ただまわっただけでは何も面白くない。」ということだ。
これは多分、今働いている雲仙でも同じことが言えるのではないだろうか。
別府では以前まで亀の井バスさんが定期の観光バスでガイドさんが案内していたそうだが、現在では土日祝のみだ。
バイト時代、夏休みの期間中は毎朝バイトが雲仙地獄を案内していた。
実際はどうだったか分からないが、お客様には結構喜んでもらえていたと思う。
今は別のグループが行っていたりして、うちでは行っていないが、案内があった方が絶対に面白いと思う。(その土地への理解度も深まると思う。)
他に気付いた点は、交通の利便性だ。
訳あって公共交通機関を利用した今回の旅だったが、目的地までの移動はスムーズに行えた。
しかし、観光地での移動となると、長い待ち時間と混雑がついてまわった。
知らない土地では、勝手が分からずロスが生じてしまう。
そのロスを補う為には、分かる交通機関で愚直に待つしかない。
待った上に満員のバスに乗り込むしか方法が無いのが悲しい。(臨機応変に対応できない。)
満員のバスは乗り込むこちらもダメージを受けるし、それがローカル路線だと地元の方に迷惑を掛けてしまう。

「他人のフリ見て、我がフリ直せ」の言葉もある。
交通機関に関しては、個人ではいかんともし難いが、観光については何らかの手が打てそうだ。
今回の旅で分かった事や気付いた事を、我が事と反省しつつ、これからの仕事にどのように活かしていくか考えたい。
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別府観光その6(地獄観光後編)

2016-04-26 12:56:57 | 雑談・その他
しばらく中断していましたが、別府観光の続きです。
残すところ別府八地獄もあと3つです。
かまど地獄から少し坂道を登ります。
「山地獄」がありました。
入口にはビニールハウスがあって、サボテンなど熱帯の植物が栽培されていました。
そこを過ぎると温泉熱を利用したカバやカピバラなどの動物園になっています。

久しぶりに動物と触れ合える喜びに、ポニーの頭をわしゃわしゃ掻いていると、他のお客さんから白い目で見られてしまいました。
さ・・・さて、山地獄はどこかな?w
一番奥まで進むと、岩山から噴気が吹き出している場所がありました。(表紙写真)
ん~ん、動物園がメインで地獄がおまけだな~。w

お次は「鬼石坊主地獄」です。
ここの地獄は灰色の泥のようで、雲仙で言うところの「泥火山」のようでした。
「鬼石坊主地獄」は庭園のように整備されていました。

庭園の中には広い足湯がありました。
この地獄の売りは足湯です。
地獄一つ一つにそれぞれの利用の仕方、売りがあるのは面白です。
ラスト(私にとって)は、「海地獄」です。
本当ならば、ここが別府地獄めぐりのスタート地点になるようです。(私は逆走してきました。)
敷地は広い、広い上に修学旅行生がわんさと・・・。
海地獄手前のお土産屋さんが学生で埋まって身動きが取れない。
とりあえず前に進んでいるようなので、身を任せて前進する。w

コバルトブルーのお湯「海地獄」に到着です。
敷地内に神社なども作られている。
200年前の鶴見岳噴火の際にできた、別府最大の面積を誇る地獄だ。
ここの売りはなんだろう、と探してみる。

ここにもビニールハウスがあった。
中では蓮が栽培されている。
時期があえば、小さな子供が乗れるオオオニバスの葉っぱもあるらしい。
しかし、人混みが限界だ、とにかく修学旅行生の群れから逃げ出そう。
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新ルート安全確認

2016-04-25 13:51:36 | Weblog
本日午前中、普賢岳登山道の新ルートについて安全確認で登ってきました。
所々に転石やイノシシが掘り返した跡などがありましたが、地震による影響は見られませんでした。
普段と何ら変化ありません。

ムシカリ(スイカズラ科)落葉低木。
妙見岳あたりで咲いています。

霧氷沢
1輪咲いているヒカゲツツジを見つけましたが、他は全部つぼみでした。
立岩の峰では咲いていたので、もう少しで咲くと思います。
5月8日(日)に「普賢岳新ルートヒカゲツツジ登山会」を実施予定なので、その頃には丁度良く咲いていると思います。
ちなみに観察会にはまだ若干の余裕があります。
参加希望の方はお早めにお申し込み下さい。詳細は「雲仙お山の情報館」のホームページまで。
表紙写真は安全確認に向う前に立ち寄った妙見神社。
「今日の安全確認が無事に終わるように」祈願しました。
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やってくる春の気配

2016-04-24 10:36:28 | Weblog
先日、休みの日に食料品その他諸々の買い出しに下界へ下りました。
下界から雲仙へ登って来るルートには「ヤマフジ」(表紙写真)があちこちで咲いていました。
いつもは無駄な動きなどしない私ですが、暖かくなり始めた陽気にフラフラとひょうたん池公園に出掛けました。
久しぶりのひょうたん池公園には小学生が遠足に来ていました。
バリケンも数が増えた?1羽1羽が大きくなった?ような気がします。(逆にアヒルの姿がなくなっていました。)
池のほとりにはスミレやジロボウエンゴサクなどの春の野草が咲いていました。

色飛びしていますが、「オドリコソウ」も咲いていました。
チョウやトンボも飛んでいました。

タンポポの蜜を吸う「ベニシジミ」。
雲仙ではまだ見られない春の景色を楽しむことが出来ました。
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ミヤマキリシマ開花情報(第2号)4/23

2016-04-23 14:32:05 | Weblog
ミヤマキリシマの開花情報を本日出しました。
表紙の宝原(ほうばる)は3分咲きです。
まあ、かなり良く言ってです。
私的にはちょっと早いかな~と思いますが、熊本地震以降観光客の姿が減ったり、キャンセルが相次いでいますので、周りが神経質になっています。
今日、観察してまわった順番に行きますと、

仁田峠は1分咲き。
妙見岳・国見岳はつぼみ。

池の原は4分咲き。
地獄は7~8分で、見頃となっております。
また、野岳のヒカゲツツジはピーク。

おそらく今日以降はピークが過ぎてくると思われます。

池の原のミツバツツジが咲き始めています。
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別府観光その5(地獄観光中編)

2016-04-21 15:01:30 | 雑談・その他
朝から降り始めた雨が昼間にはひどい大雨になっています。
部屋でゴロゴロしていても仕方ないので、昼飯ついでにブログの更新に出てきました。

さて、別府の地獄観光の続きです。
満員のローカルバスに乗って鉄輪温泉に移動しました。
別府の八つの地獄のうち、残り六つが鉄輪温泉に集まっています。
バス停から一番近かったのが「白池(しらいけ)地獄」です。(表紙写真)

名前の通り白い池をしていますが、不思議なことに噴出時は透明なお湯をしているそうです。
それが池に落ちると温度と圧力が低下して、自然に青白色になるのです。
白池地獄には熱帯魚館が併設しており、ピラニアやピラルクが飼育されていました。

そこから歩いて「鬼山地獄」に移動しました。
鬼山は地名からきています。
別名「ワニ地獄」と呼ばれています。
大正時代からワニの飼育を始め、現在では100頭近くのワニを飼育しています。

たくさんのワニも圧巻だったのですが、個人的には赤ちゃんワニが良かったです。w
こんな間近でワニを観察できるなんて!なんだかお洒落だな、市松模様。
テレビの「笑神様」で、森山直太朗さん達が訪れて騒いでいた場所でした。w

道を挟んだすぐ向いには「かまど地獄」です。
駐車場には雲仙観光のバスが停まっていました。
おや、雲仙からの団体の観光客か?と思い、よく見てみるとハングル文字が。
ああ~韓国からの観光客か・・・。
他にもアジア系と分かる観光客の姿で溢れていました。

どこも現状は一緒だな~と思ってしまいました。
かまど地獄には一丁目から六丁目まで様々な地獄が集まっています。
それぞれ、雲仙で言うところの泥火山だったり、白池地獄のような青白色だったり、血の池地獄のような真っ赤な地獄がありました。
靴を脱いで地熱を体感出来る岩盤浴もあったのですが、人が多い上に全然交代してくれる様子もなかったので早々に諦めました。
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ミヤマキリシマ開花情報(第1号)4/18

2016-04-20 12:38:59 | Weblog
4月18日に「ミヤマキリシマ開花情報」の第1号を出しました。
表紙の雲仙地獄は2分咲きです。

宝原園地は1分咲き

池の原園地も同じく1分咲き
池の原のミツバツツジもまだでした。
いつもはミヤマキリシマよりも先に咲くんだけどなあ~。

仁田峠はつぼみです。
仁田峠の状況を見てもらっても分かると思いますが、妙見岳や国見岳にはほとんど開花は見られませんので、登りもしなかったです。
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別府観光その4(地獄観光前編)

2016-04-17 14:24:24 | 雑談・その他
鶴見岳から降りてきて、いよいよ地獄観光に出掛けようと思うのだが、時間的に考えてお昼の時間だ。
空腹を抱えたまま地獄観光は耐えられない。
かと言って、このまま地獄に行って飯が食える保証がない。
仕方ないので、一旦別府駅まで戻ることにした。
駅前ならば飯屋には困らないだろう。
駅でしっかりと腹ごしらえを行い、今度はローカルバスに乗り込んだ。
最初に目指すのは、鉄輪温泉から少し離れた「血の池地獄」と「龍巻地獄」だ。

雲仙地獄は無料だが、別府の地獄は八つあり、各々入場料を支払わなければならない。
最初から八つ全部まわるつもりだったので、共通入場券を購入する。
入口でおばちゃんが丁寧に購入方法から次に巡る地獄の案内までしてくれる。

ここが「血の池地獄」だ。
学生の頃、雲仙で初めてアルバイトした時に、観光のお客様から「血の池地獄はどこですか?」と聞かれた事を思いだす。
(雲仙にそんな地獄はありません。w)
予想していたよりも赤くない、どちらかと言えば錆び色に近い。
高台から全体を見渡せる場所があった。

うぇっ!?真ん中緑色じゃん!
これにはちょっと驚いた。
何か理由があるのかも知れないが、聞こうにも観光客ばかりでスタッフも忙しく観光客の対応をしている。
帰りに土産物屋の中で昔の写真を見つけた。

下2枚を見ると、私が予想していた赤い色の地獄が見える。
やはり本来ならばこんな感じなのだろう。
これが経年劣化によるものなのか、それとも何らかの理由があったのか分からない。
さて、最初の入口でおばちゃんが「龍巻地獄」の間欠泉は30分後だと教えてくれた。
時間にゆとりはあるが、次の「龍巻地獄」を目指す。
と言っても、「血の池地獄」のすぐ下にあるのだが・・・。

ここが「龍巻地獄」だ。
間欠泉の時間までまだ少しある。
アイスクリームを買って食べながら時間を潰す。
待っている間に徐々に人が増えてきた。

おお、なんだか期待感が膨らむ。w

間欠泉が始まった!
「おお!・・・おお!?・・・おお??」
失礼を承知で言わせてもらえば、予想や見た目よりも派手ではない。
お客さんの間からも「こんなもの?」と戸惑いの声が聞こえてくる。
本当ならば最後まで見ておきたいが、他のお客さんが動き始めてゆっくり見ることも出来なくなった。
残り六つの地獄は、ここから離れた鉄輪温泉にある。
またもローカルバスに乗って移動しなければならないが、バス停には長蛇の列が・・・。
並ばなければ次へ行けないので、仕方ないので並ぶ。
※なんだか印象悪くなってきたな・・・。
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