島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

川の生き物観察会3

2014-09-03 15:44:07 | イベント
「みずほの森 渓流公園」にて採集できた生き物を観察した後は、少し早い時間でしたが昼食休憩をとりました。
みなさん、美味しそうなおにぎりを頬張っています。
この日、暑くなるのか寒くなるのか判断がつかなかった私は、冷たいお茶と暖かいコーヒーを持参。
どちらにも合うように、おにぎりとサンドイッチの昼食でした。w
さて、お昼からはバスに乗って採集場所を移動しました。
次なる観察地は、雲仙市立岩戸小学校の近くです。
人家が増えたせいか、少し川が濁っています。
ここでも最初に習ったように網を使って、生物採集です。

上流の水が冷たかったせいか、ここではあまり水の冷たさを感じません。
しかし水量や流れの早さが全然違います。
うっかりすると足を滑らせます。(気をつけて!)
流れが速いせいか、川の真ん中に生き物の気配がありません。
両岸の草が生えたあたりを狙います。
上流では見かけなかった「ハグロトンボ」が飛んでいます。
でも、誰も捕れない。w
ここでも1時間弱の採集を行い、捕れたものを集めました。

子供たちの食い付きようは変わりません。w
タカハヤ、ドンコ、サワガニ、ヤンマやトビゲラ、カゲロウの仲間の幼虫(ヤゴ)を観察できました。
卵をかかえたメスのサワガニを観察中です。
帰りに寄った岩戸小学校には何故かたくさんのアマガエルが集まっていました。
その後、センターまで戻ってきてアンケートを記入してもらい、観察会を終わりました。
上流と下流の環境の違いによる生物の違いや、川に生きる生物の大切さなどを伝えた観察会になりました。
コメント
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