島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

4/13眉山下見

2023-04-22 10:25:54 | 眉山
23.4.22(土) 天気;晴れ 気温;13℃
 画像では穏やかな天気に見えますが、実際は冷たくて強い風が吹いているので寒いです。 上着を一枚少なくしたのは失敗だったな〜。 まぁ、室内に閉じこもっていれば問題ありません。

 ネットワークが繋がらなかった間の情報をアップします。 少し古いですが、季節ものなので今のうちに掲載しておかないと、二度と使えないネタになってしまいます。
 先週雨天中止になった「眉山登山会」ですが、13日(木)に下見に登っていました。
 まずは見られた植物から、ムベの花、ヤブツバキの花が落ちて真っ赤な絨毯を作っていました。そして、

頭を出し始めていた「ギンリョウソウ」。
 以前はたくさん出ていた「ギンリョウソウ」ですが、ここ最近数を減らしているのか、あまり見かけなくなりました。 環境が変わってきているのかな? この日も結局コレしか見つかりませんでした。
 登山途中、ちょっと休憩を取って歩き始めたのですが、すぐに足が止まってしまいました。 「? 歩く気があるのに足が前に進まない。 なんだ?」と思って目の前をよーく観察して見ると、
 アオダイショウが歩道のど真ん中に横たわっていました。 「あっぶね〜、知らずに踏むところだった〜(冷や汗)」 足が動かなくなったのは、無意識下の動物的勘か? でかした動物的勘!w
 しかし、このアオダイショウ動いてくれません。 困ったな〜、跨いで行くことも出来るけど跨いだ途端噛み付いてこないだろうな〜。 毒がないのは知ってるけど噛みつかれるのは嫌だな〜。 最終的に長い枝を探して強制退去願いました。
 山頂ではたくさんのマムシグサが出迎えてくれました。
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体力づくり登山10/20(眉山)

2022-10-22 10:45:54 | 眉山
22.10.22(土) 天気;晴れ 気温;18℃
 20日(木)眉山に登ってきました。
 11月12日(土)に眉山登山会を計画していますが、下見にしてはちと早い。9月に体力づくりで絹笠山に登って以来、1ヶ月空いてしまったので、どの程度体力が落ちているか確認のつもりでした。
 のぼり下り共に多少の余裕があったので、本番でもまあ大丈夫でしょう。軽い筋肉痛は感じていますが、これくらいなら問題なしです。
 年々体力との勝負になってきたな〜。早く若手に譲りたい。w
 にしても、良い天気だったな〜。見晴らしが良かったです。
 年に数回しかありませんが、阿蘇山まではっきりと確認できました。
 佐賀平野の奥の方まで見通せました。
(画像を大きく掲載する方法が分かりました。w)
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眉山登山会70

2021-11-20 14:56:38 | 眉山
21.11.20(土) 天気;快晴 気温;10.5℃
 昨日の「ほぼ皆既月食」は見られたでしょうか。 雲仙に帰りながら気にして空を見ていた ⊂≡(おいおい運転中w)のですが、月が全くどこにあるのかも分かりませんでした。
 午前中に参加者1名で「眉山登山会」を実施しました。 昨日書いたように木ノ実が少なくてどうしようかと思っていましたが、開始早々「ジョウビタキ」が観察でき、その後も「コゲラ」「ヤマガラ」「エナガ」などのオンパレード。 今日は野鳥に助けられました。
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一か八か

2021-10-15 12:45:27 | 眉山
21.10.15(金) 天気;晴れ 気温;20℃
 明日(16日)「眉山登山会」の開催予定です。が!雨天予報が出ています。
 悩みました。悩んだ末、開催します!
 一か八かです。気象庁のHPのデザインが変更になって、降り始めの時間が分かり難くなっていますが昼もしくは夕方から降り始めるみたいです。
 登山会は昼食を挟まずにお昼には終わる予定なので、うまくすれば降り始める前に終えることができるかな、と。
 出発前に雨具の持参と、本降りになるようだったら途中で引き返すことを了承して頂いた上で、行ってきたいと思います。
 さあ、本番どうなるか「答えは神のみぞ知る」です。
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眉山倒木報告

2021-09-27 09:53:12 | 眉山
21.9.27(月) 天気;晴れ 気温;22℃
 2日目は眉山に登ってきました。
 以前から「行かなー、行かなー」と思っていましたが、機会が合わずに先延ばしになっていました。

 1箇所倒木が登山道を妨げていました。登山口から600mくらい進んだ所でしょうか。根元から折れています。
 横たわった幹の間を潜り抜けるか、迂回して進むことはできます。
 前回(ゲンを担ぐ)、この倒木はなかったので、8月中旬の大雨ではなく台風14号で倒れたと思われます。 ※台風16号はこっちには来ないようですね。
 昨日のうちに監督官庁・管理者へ画像付きのメールで報告したので、程なく作業員さんたちが撤去してくれると思います。
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「眉山ものがたり」(ケイゾク)

2021-05-17 10:53:04 | 眉山
21.5.17(月) 天気;雨 気温;21℃
明け方に停電があったらしく、シェルターが誤作動してました。
復旧作業、めんどくさいんだよなー。↓

表紙の本は渋江鉄郎先生が書かれた「眉山ものがたり」です。
私がはじめにセンター勤務になった際、月ごとに眉山登山会を実施しようという話になり、話題作りに読みました。
発行が昭和五十年と私が生まれる前の古い本なので言葉が現代と違い、読み解くのに苦労しました。
今回、眉山登山会に使っているネタ話を記したのには理由があります。
昨年度末、九州の自然系施設でオンライン会議があった際に「参加者が自分と同年代か年上だ」と気付いたからです。
(さすがに省直轄の施設は若い人が参加していましたが。)
そういえば我が事を振り返ってみると、一昨年うちで一番若い職員が退職したので、今一番若いのは自分という事になります。
・・・40代半ばで一番若いのかよ。(15年のキャリアがあるのであえて若手とは呼びません。)
当初は人員補充の話もあったのですが、このコロナ禍で当然なくなりました。
こうなってくると今まで培ってきた知識や経験が後続に継ながらなくなります。
渋江先生のように本に残す事は出来ないので、せめてネット上に残しておこうと書き込みました。
将来(未来)、このブログを読んでくれた誰かの役立ってくれたらいいな〜と思いながら。
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眉山(七面山)山頂

2021-05-09 12:45:15 | 眉山
21.5.9(日) 天気;晴れ 気温;23℃
昨日、長崎県を含む九州5県で過去最多の感染者数を更新しました。
GWの人出を見ていた限り、そうだろうなと納得せざるをえません。
変異種は感染力が強く、感染源がわかりにくくなっていると聞きます。
注意し過ぎるということはありませんので、十分な予防対策を実施していきましょう。

きつい登り坂を登り続けると、いずれ必ず山頂に着きます。
標高818.7mの七面山の山頂です。 ちなみに天狗山の山頂は標高695mです。
山頂からは平成新山やセンターのある垂木台地、遠くは千々石断層で分かれた九千部岳と吾妻岳が見えます。
山頂の先にまだ少しだけ進めて、そちらは島原の市街地が見下ろせます。

前回の眉山登山会では枝葉が伸びて、ここまでの眺望はききませんでしたが。
有明海を挟んだ対岸の熊本県が見えます。
天気さえ良ければ阿蘇山まで見えるのですが、よほど条件が揃った年に数回だけです。
同じ場所には先に話した七面様が祀られた社があります。

七面神社です。
島原市の護国寺さんが管理されています。
年末には大掃除に登ってきていますし、月ごとにも登ってきているようです。
以前下見に一人で登っていると下から音がし、その音が私の方にどんどん近づいてきます。
よく聞いていると「うちわ太鼓」だと分かりました。
物凄く怖くて、正体が知れるまで生きた心地がしませんでした。
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眉山の倒木

2021-05-08 13:04:23 | 眉山
21.5.8(土) 天気;曇り 気温;16℃
長崎県の新型コロナウィルスの新規感染者が最多を更新して、めっきり人の姿がなくなりました。
ゴールデンウィークが終わったからか?
長崎市には県独自の「緊急事態宣言」が発令され、県知事は「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請するようです。

さて、眉山の話が続いていたので気分転換と思って違う話題に切り替えたのですが、思ったより長くなってしまいました。
話を眉山に戻します。

眉山の登山道を歩いていると倒木をよく見かけます。
中には台風によって途中からポキリと折れたものもありますが、大半は写真にように根元から倒れたものが多いです。
これは眉山のでき方が原因です。
眉山は約3000年から4000年前にできた溶岩ドームです。
元々は平成新山と同じような溶岩がむき出しの山でした。
それが長い年月をかけて植物を生やし、成長した植物が朽ちて今のような土の地面を作りましたが、地面のすぐ下は硬い溶岩です。
倒れた木をよく観察すると、まっすぐ下に伸びる根っこがありません。
地面のすぐ下が硬い溶岩のため根っこは横に広がるしかなかったのです。
高い建物を建てる場合も同じですが、支柱となる柱がないと建物は横からの力に弱くなります。
幹は太く成長していても、強い風が吹くと簡単に倒れてしまいます。
これらの倒木は眉山が火山でできた山であることを証明しています。
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眉山の急な坂

2021-04-30 11:37:52 | 眉山
21.4.30(金) 天気;曇り 気温;18℃
朝から晴れ間が見えていたのですが、午前中のうちに曇りました。
風も強くて、気温ほど暖かく感じません。

昔の登山道跡を通過して「残り650m」地点まで歩いてきました。
登山口からこの残り650m地点までは最初きつい階段の上りですが、その後アップダウンを繰り返しながら徐々に下ります。
全行程約1.5kmなので半分くらいは進んだ事になります。
「なんだ楽勝じゃん」と思いがちですが、本番はここからです。
ここからガツンときつい上り坂が続きます。
あまりにきついので、そのきつさを分かってもらうために(トチ狂って)傾斜角を計算してみました。

眉山(七面山)の標高は818.7mです。
登り口の標高が500mくらいなので、標高差は約300mになります。
残り650mの距離を標高差300m登るわけだから、求める角度をαとすると・・・。
ここで高校で習った三角関数が役立ちます。
sin α = 650 / 300
α ≒ 27 となります。
小学生の頃に持っていた2枚の三角定規のうち、一方が45度の二等辺三角形で、もう一方が30度・60度の直角三角形でした。
その30度の角度に近いと考えると大した事ない坂道に思えますが、とんでもない!
実際にあるもので傾斜角30度くらいのものを探すと、スキー場の上級者向けコースがあります。
先日の眉山登山会に参加された方によると、競輪のバンクもそれくらいの角度だそうです。
どちらがイメージしやすいか分かりませんが、どれだけきつい坂道か分かってもらえると計算した甲斐があります。w
もちろん、きつい所もあれば平坦な所もあるので一概には言えません。あくまで単純に計算するとこうなりますって事を頭に入れておいて下さい。
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七面山は神様の山

2021-04-29 12:14:19 | 眉山
21.4.29(木・祝) 天気;雨 気温;12℃
寒いのでストーブを焚きました。
もう一枚着てくればよかった・・・。

眉山登山は七面山の方に登ります。
天狗山には登れない事はありませんが、整備された登山道はありません。
アカガシの林を抜けて歩いていると写真のような場所に出ます。
真ん中が窪んで、両サイドから並木がクロスして倒れています。
一見すると「窪んだところは川かな?」と予想しますが、大外れです。
「◯◯山(さん)」と名前のつく山には山頂に神様が祀られています。
典型的な例で言えば「富士山」です。
富士山の山頂には浅間神社、神様を祀る社があります。
七面山には七面様という神様が祀られています。
この窪んだ土地は神様のもとに至る、昔の登山道なのです。
神様に至る道なので綺麗に並木を植えていたのですが、歳月が経ち地面がえぐれて両サイドから並木がクロスして倒れました。
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