25.7.31(木) 天気;晴れ 気温;23℃
高城神社にあった面白いものを紹介します。
まずは入口の「大鳥居」です。
「鳥居には『石工武富儀平、明治十五年一月 壬午』・『下本明村(現在の金谷町、城見町、天満町) 敬立』とあります。 武富儀平は諌早家が佐賀より招いた武富納助の子孫にあたります。 高さ約5.3メートル。 本殿前の鳥居(昨日の表紙画像)も明治十五年の建立で『諌早邑敬建』とあります。 諌早邑は諌早中央部の当時の諌早村と諌早町のことです。」
そして、入口と本殿下に二対の狛犬がありました。 入口のものが新しいようです。 でも、ちょっと妙なんですよ。

向って左側です。口を開いて玉を咥えています。

向って右側です。口を閉じています。
普通、左側が口を閉じ、子供と一緒の「吽(うん)像(狛犬)」。右側が口を開いて玉を持っている「阿(あ)像(獅子)」なのですが、左右反対ですね。
続いて本殿下の狛犬です。

こちらが右側の「阿像」、立ち上がっています。

こちらが左側の「吽像」。 阿像と違って逆立ちしているように見えます。ただ、顔辺りが欠損していてかなり古そうに見えます。
「本殿下のものは藤原辰五郎(田結)、横尾覚太夫(岡町)。 入口のものは横尾覚馬(横尾覚太夫の孫)の手によるものです。」
時代考証はあってそうです。