島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雪の雲仙

2013-11-30 14:23:31 | 雲仙
昨日の朝、起きると雲仙は雪景色になっていました。
休みにも関わらず、起き抜けの状態でカメラを持って徘徊してきました。w
雪と地獄の湯煙も良いのですが、「美しいな」と思ったのは絹笠山でした。

温泉街からは地獄と反対方向になりますが、温泉街の赤い屋根との比較が綺麗です。

さて、本日は朝から島原市内で「平成新山島原学生駅伝」が開催されています。
毎年ご来館頂いている長崎市の中学校を園内案内している時に中継用のヘリが飛んでいました。
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垂木台地で初雪

2013-11-28 14:11:30 | 平成新山
今朝の平成新山です。
今朝の垂木台地の気温は5℃でした。
すっかり1桁台の気温が定着してきました。
平成新山の右側にうっすらと白いものが見えます。

どうやら霧氷のようです。
毎回毎回確認していると、霧氷か雪かの判断がつくようになりました。
現在、垂木台地では雪が降っています。
初雪です。
残念ながら雪はすぐに溶けてしまうので、撮影は出来ませんでした。
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クスドイゲ

2013-11-28 08:47:18 | 植物
昨日、お昼過ぎから何故か一切ネットワークに繋がらなくなりました。
アップしようとした記事です。

11月7日「ハリギリ」の更新で、『熊野神社ではもう一つ、ご紹介したい植物~、後日、撮影し直してきます。』と書いた樹木を昨日(一昨日ですねw)撮影してきました。
名前を「クスドイゲ」と言います。
クスドイゲは近畿以西の本州から琉球、朝鮮南部・中国・台湾・東南アジアに分布する、イイギリ科の常緑低木~小高木です。
大きいものは樹高15mくらいになります。(表紙の「クスドイゲ」もそれくらいありました。)
暖地の沿岸地に生育します。
名前から海外から入ってきたものかと思っていたら、どうやら日本の樹木のようです。
先生から教えてもらった特徴はこちらです。

親の幹はふさふさの毛みたいになっています。
左にある幹からのびた枝にご注目下さい。
すごいトゲトゲです。
若木には刺が多く、ある程度大きくなると刺がなくなります。
植物も人間と同じく、年を経ると丸くなるんだそうです。
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ツルリンドウ(実)

2013-11-24 11:12:04 | 植物
なんだかネットワークに繋がりにくいです。
繋がる今のうちにブログを更新しておきます。
先日、普賢岳にコースタイムを計りに登った時に見つけた植物です。
忘れていて、紹介をスルーしそうになりました。
発見場所は池の原園地から仁田峠に登る途中です。
山地や丘陵の木陰に生えるつる性の多年草「ツルリンドウの実」です。
ツルリンドウの花は、昨年(2012年10月12日の記事)紹介済みです。
淡い紫色の花から、こんな濃い紅紫色の実がなるんですね。
見つけた時は大きくて目立つので、「なんじゃこら?」と思ったのですが、よく植物体(つるや葉)を観察していると「ツルリンドウじゃねぇ?」と見当をつけることが出来ました。
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ニホンマムシ(幼体)

2013-11-23 13:19:36 | 動物他
先日、センターに現れたお客様です。
ニホンマムシの幼体です。
ニホンマムシは昨年(2012年10月4日)の記事で紹介済みです。
その時は草叢の中で分かりにくいですが、成体でした。
生まれたばかりの幼体は体長15cm程度で、尻尾の先が黄色くなっています。
成長するにつれてこの色は消えていきます。
秋に幼体を見ることが多いので、産卵(ただし、日本ではマムシだけが卵胎生という、卵を卵管の中で孵化させてから幼体を産む方法をとる)は、初秋と考えられています。
写真のマムシは体長が20cm未満、幼体の特徴がはっきりと出ていました。
生まれて間もないのは間違いありません。
小さくても毒は持っているので、「触らぬ神に祟りなし」の言葉通り触りませんでした。
その後、初冠雪するくらい寒くなったので、流石にもう冬眠しているだろ~な~。
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オオトビサシガメ

2013-11-22 13:33:53 | 昆虫
昨日の九州大学の平成新山防災登山が気になっていたのですが、ニュースで取り上げられていません。
ジオパークの事務局に問い合わせた所、視界不良などにより山頂までは登らなかったそうです。
そう言えば、昨日の記事で「大量の水蒸気と雲で見えません」って私、書いていますね。

先日見つけた昆虫を紹介します。
山間部の日当たりのよい樹上や草の上で活動するサシガメ科の「オオトビサシガメ」です。
茶褐色の体、黄色の細かな毛が生えている、大型のカメムシの仲間です。
朽ち木などの樹皮の下や洞で越冬します。
調べていると「オオトビサシガメ、刺される、痛い」の文字が出てきました。
刺される?
痛い?
カメムシの仲間なのに人を刺すの?
カメムシの仲間でも、サシガメは昆虫を捕食することが分かりました。
針状の口を捕えた昆虫に刺し、体液を吸う摂食方法をとります。
タガメなどと同じですね。
中薗AR曰く「サシガメの方から人に向かってきて刺すものではなく、手で触ったりしなければ大丈夫」だそうです。
「サシガメの中でも大型の種なので、刺された時はそれは痛いと思います。」とも続けて書いていましたが。^ ^;
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ヘリグロツユムシ

2013-11-21 13:17:22 | 昆虫
19日(火)に積もった雪は、まだ平成新山に残って白く見えています。
今日は九州大学が研究のために、自衛隊や警察、マスコミ関係者と共に平成新山に登っている筈です。
うぅ~寒そう!
昼前に望遠鏡で平成新山を覗いてみましたが、大量の水蒸気(湯気)と雲でそれらしきものは見えませんでした。
さて、ちょっと前に撮り貯めておいた中から「ヘリグロツユムシ」をご紹介します。
アップで撮影したのですが、リサイズすると小さくなってしまいました。
古い図鑑では「キリギリス科」となっていますが、新しい図鑑には「ツユムシ科」に分類されています。
7~9月、山地の低木広葉樹に見られますが、あまり多くありません。
前胸背側が褐色の線で縁取られています。
「縁(へり)が黒いツユムシ」が名前の由来でしょうね(推測w)。
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怒濤の5日間

2013-11-20 17:00:49 | 雲仙
16日(土)の眉山登山会から始まり、今日までの5日間はとても忙しかったです。
ようやく明日からほっとできます。
眉山登山会終了から18日午後の監督官庁をふまえた会議までの間は会議の準備。
しかも前日に改善点を思い出す始末。
会議は無事に乗り越えたものの、1日休みを挟んで、今日は午後から雲仙での会議。
1日休みと言っても、準備は出来てないわ、初冠雪はするわ、でほぼ休みではありませんでした。
表紙の写真は、雲仙での会議終了後、お山の情報館駐車場にあったモミジです。
雲仙の温泉街も紅葉が散り始めていますが、見事に真っ赤に色づいていました。
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平成新山初冠雪2013

2013-11-19 10:37:46 | 平成新山
本日、センターは休館日ですが、平成新山に初冠雪が見られたのでご報告致します。
昨年は12月6日だったので、17日早い初冠雪になります。
5年前の平成20年に同じ11月19日の初冠雪を記録しています。
館内とHPで開催していた「平成新山の初冠雪日を予想しよう!」には44名の方が、ご投稿して下さいました。(無効1名)
残念ながら的中者はおりませんでした。
ニアピンは11月22日の予想した方が1名いました。
コメント (2)
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オオクモヘリカメムシ

2013-11-18 08:49:49 | 昆虫
本日午後より監督官庁をふまえた会議があります。
数日前から準備をすすめてきましたが、昨日、昨年の会議で指摘されていた一つの(報告書に関する)改善点を思い出しました。
急いで対処しようとしましたが、ある程度進んだ段階で、これを全部やっていたら間に合わない事に気付きました。
「人間、諦めが肝心です。」
切りのいい所で諦め、今日の午後に臨みたいと思います。(苦笑)

さて、先日園内で見つけた昆虫をご紹介します。
ヘリカメムシ科の「オオクモヘリカメムシ」です。

大型で細長く、鮮やかな緑色の体をしています。
この鮮緑色は死後、黄変するそうです。
ネムノキ上で生活していますが、成虫は稀にミカンやカキなどの果実に害を与えることがあります。
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