島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

本日の平成新山

2013-08-31 14:11:36 | 平成新山
台風15号は今朝、午前3時頃に温帯低気圧にかわりました。
かといって、天候がすぐに回復するわけでもなく、お山は常に雲の中に隠れています。
午前中までは強い雨と風、時々雷も鳴っていましたが、お昼頃から少し安定した曇り空になっています。
今朝、出勤すると館内からけたたましい警報音が聞こえてきました。
「・・・シェルターだ。」
昨晩の雷が落ちたのか、案の定シェルター1と2が異常を知らせる警報を鳴らしていました。
午前中はまだ荒れた天気だったので確認に行けずにいましたが、先程確認に行き、異常がなかったのでヒューズを交換して復旧しました。
夏休み最後の日は、お客さんが少ない割に機械関係で色々と忙しい日です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の平成新山

2013-08-30 15:31:10 | 平成新山
本日の平成新山は、雲の中に隠れて見えません。
北からは秋雨前線、南からは台風15号の影響で、荒れた天気になっています。
時折、強い雨がザッと降っては止むを繰り返しています。
夏休み最後の31日まで観察ゲーム「まちがいさがし」とスケッチ大会は、開催する予定でしたが、この様子だと参加していただくのは難しいです。
明日は地元幼稚園が来館する予定でしたが、台風接近にともない中止になりました。
明日は台風レポートが書けるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎ペンギン水族館と夏の特別企画展

2013-08-29 14:07:33 | 観光・施設
長崎ペンギン水族館にやって来ました。
長崎在住ん~十年、初ではありませんが、十年以上ぶりに訪れました。
その時はまだ「ペンギン水族館」って名前ではなかったと思います。
平日とは言え夏休み期間中に、何故中年男性が一人で来訪したかと言うと、

夏の特別企画展「長崎に生きるカエルの世界」を見学するためです。
長崎に生息する全17種類の両生類を、この場で見ることが出来ます。
対馬だけに生息する珍しい「ツシマアカガエル」などは現地に行かない限り、私達がお目にかかる機会はありません。
また、見分けにくい種類を実際に見比べることが目的でした。
目的は達成できませんでした(結局見分けがつきませんでした)が、ウシガエルの展示の下に面白いものを見つけました。

何かの許可証が貼られています。
よく見ると、環境省九州地方環境事務所所長の印鑑が捺されています。(7月18日「生物多様性セミナーin熊本」記事に出済)
さらに何の許可証か読んでみると、特定外来生物の飼育許可証でした。
「ああ~そうか、“ウシガエル”は環境省が指定する特定外来生物だ。
それで展示するにしても許可証がいるんだ。」
納得です。

勿論、ちゃんとペンギンも観察してきました。(これがも~涼しそうに水槽を泳ぐんだもんなあ~)
夏の特別企画展は、9月1日(日)までです。
残り日数は少ないですが、めったにない機会ですので、よろしければ是非見学して頂きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音の工作4と4.5

2013-08-28 16:27:00 | イベント
秋雨前線が通過し、気温が30℃を越えなくなってきたたるき台地です。
秋風が吹き、空も秋特有の雲が浮かぶようになってきました。
さあ、夏休みも残り数日です。
小中学生のみなさんは、夏休みの宿題は終わったでしょうか?
本日、最後の「たるき学習教室~音の工作~」を実施しました。
午前中に地元島原半島の学童さんが来館され、手作り聴診器と音鉄砲を作って行きました。
表紙の写真は、作った聴診器で扇風機の音を聞いているところです。
私も聴きましたが、モーターの回る「ぶ~ん」という音ともに、風が流れ出す「さあー」という音が一緒に聞こえました。
午後からも午前中にお受けできなかった個人の方が来館され、工作を実施しました。
夏休みも終盤ということもあり、7月末に実施した「夏の植物観察と標本作り」に参加した方が、名前が分からない標本を持って調べに来ていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音の実験4.5

2013-08-26 15:42:49 | イベント
今日のイベント報告です。
今日は予定ではイベントは入っていなかったのですが、8月5日に激しい雨と雷のためにキャンセルになった学童さんの対応です。
今、垂木台地は日の差す天気になっていますが、朝からは雨が降り、霧のかかる天気でした。
そんな中で身の回りにある自然の音を聞いてもらうのですが・・・。
雨の音とちょっとだけ虫の声が聞こえるか聞こえないかくらい・・・。
セミの声も鳥の鳴き声も聞こえない。
し、仕方ない、気を取り直して次行こう、次!w
様々な材質の糸電話と音叉の実験を楽しんでもらいました。
水に音の振動が見える、音叉の実験では「すげー」とか「見える!見える!」といった声が上がっていました。
最後の音の振動を使ったお遊び(表紙写真)では、喉も張り裂けんばかりの奇声?(悲鳴?)を叫んでいました。
音の正体が分かってくれたかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の岩石観察と分類会

2013-08-26 15:21:13 | イベント
昨日のイベント報告です。
昨日は「夏の岩石観察と分類会」を実施しました。
時折激しい雨の降る天気でしたが、上手い具合に晴れ間を掻い潜りながら、島原半島各所の岩石を拾って回りました。
記念写真は、加津佐町の両子岩(ふたごいわ)で撮影しました。
センターへ帰ってきてからは、採集した岩石の分類会を行いました。
各所で重複したものもありましたが、年代の違うものも含めると、全部で約40種類ありました。
夏休みも残り1週間、最後のラストスパートで作品を完成させて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミンミンゼミ

2013-08-24 16:13:08 | 昆虫
昨日アップできなかったので、もう一枚。
写真が遠くてすみません。
先日、ようやく撮影に成功した半翅目セミ科の「ミンミンゼミ」です。
名前のとおり「ミーンミンミンミンミー」と鳴きますし、鳴いていたので間違いありません。
雌雄ほとんど同形同大で、背中からの雌雄の区別は困難だそうですが、確かセミのメスは鳴かないので、鳴いていたこいつはオスです。
緑色の地に黒い模様がある体をしています。
黒い模様には著しい個体変異があり、黒色部がなく緑色の多いものもいます。
夏季出現し、西日本には浅い山地に多いセミです。
じっと観察していたのですが、ミンミンゼミは鳴きながら歩くことが可能なんですね。
写真を何枚か撮影している間にジリジリと枝の裏側に隠れてしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニ自然観察会3と間違い探し

2013-08-24 10:57:06 | イベント
一昨昨日からネットワークの繋がりが悪く、昨日は更新出来ませんでした。
21日の「サトキマダラヒカゲ」の記事では、画像がうまく表示されていなかったと思います。
今し方、修正しましたのでご覧下さい。

昨日は「ミニ自然観察会」の3回目を実施しました。
ところがスタッフは2名、ミニ自然観察会の予約で学童さんの団体が1組と、間違い探しに別の学童さん1組の予約が入っていました。
手分けして事に当たりました。
ミニ自然観察会はもう一人のスタッフに任せて、私はまずは間違い探しへ。

昨日からの不安定な天気で、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
雨が止んだ隙を見計らって実施しました。
この雨で雑草が繁茂して、かなり難易度が高くなっていました。(もちろん修正済みです。)
20~30分で間違い探しは終了し、ミニ自然観察会へ向かいました。
すでに屋外での観察は終了していました。

研修室で、持ち帰った自然のものを顕微鏡で観察中です。
石や葉っぱ、捕まえた昆虫や拾った鳥の羽などを観察しました。
子供たちは普段はあまり注目しない、昆虫の頭や腹を熱心に観察していました。(まあ~ふざけている子も中にはいましたが・・・w)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音の工作3.5

2013-08-21 13:52:57 | イベント
垂木台地の朝9時の気温が30℃ありました。
シャッターが閉まっていた展示室の館内気温も28.5℃ありましたので、おそらく昨晩は25℃を下回らない熱帯夜だったのではないでしょうか。
太陽光を反射した平成新山が、大変まぶしいです。
さて、昨日のお話ですが、昨日は「音の工作3.5」を実施しました。
学童さんの対応です。

今回私はサポートにまわり、もう一人のスタッフに対応してもらいました。
参加学童さんは総勢20名。
やいのやいのと騒ぎながらも工作を完成させました。
夏休みも残り少なくなってきましたが、手作り聴診器で色々な音を聞き、探してみて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サトキマダラヒカゲ

2013-08-21 10:31:10 | 昆虫
ジャノメチョウ科の「サトキマダラヒカゲ」です。
名前のとおり、主に平地(里)にすむキマダラヒカゲです。
バナナトラップに来ていました。
住宅地の公園や墓地などでも、朝・夕活発に飛翔します。
日中は樹液や果実から吸汁するため樹幹によくとまり、全然翅を開かないのが特徴です。
幼虫の食草がササ類のため、ササ林でもよく見られます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする