25.5.22(木) 天気;雨後曇り
全然仕事がはかどりません。 「これはうちの仕事か?」と疑問に思うような仕事ばかり押し付けられて、自分がやらなければならない仕事が出来ません。
昨日も午前中にある程度片付けて、午後から夏休みの工作に勤しもうと思っていたのですが、朝からとある仕事を押し付けられて、午後にやるはずだった夏休みの工作の試作が出来ませんでした。 結果、休みの今日出て来て試作する羽目になっています。
それはまだ良いのですが、スケジュール的に夏休みに間に合うのか、内心ヒヤヒヤしています。
おっと愚痴ってしまった。
今日の本題はこっちです。
18日(日)に「妙見岳-国見岳ミヤマキリシマ登山会」を開催しました。昨日も軽くさわりましたが、参加者は13名です。
今回は仁田峠を集合場所に設定しました。6年ぶりに帰ってきて驚いたことの1つに予算がめちゃくちゃ削られとる・・・。本来なら情報館集合で、バスに乗って仁田峠まで移動するのですが、今年度1年間のバスの使用数を考えたら、とても出せるお金がありませんでした。 そこで苦肉の策として仁田峠集合にしました。(これはこれで問題もあったので、今後改善していきます。)
問題だったのは交通手段だけではなく、天気も問題でした。週間予報ではずっと雨マークだったのが、前日突然曇りマーク・降水確率30%に変わりました。「雨天中止だな〜」と思っていたのが、一転開催も考えなければならなくなり、「いや、ムズいって!」頭を抱えつつ開催を決定しました。
開始前から問題山積でしたが、時間どおりに参加予定者が揃いました。
最初に雲仙のミヤマキリシマが雲仙地獄など標高の低い所から仁田峠、妙見岳・国見岳へと標高の高い所へ咲き進むことを説明し、他に「ミツバツツジ」や「ヤマツツジ」がよく間違われることを紹介しました。
もう1つ、今回の失敗だったのが開催日の決定でした。昨年のミヤマキリシマの開花状況を見て、18日(日)に決めたのですが、今年は開花が1週間ほど遅れました。 要因の1つと考えられるのが「気温の低さ」だというのは、以前にお話ししました。
そんな話をまじえつつ、仁田峠を出発し妙見岳に登りました。
途中、休憩を取りつつ観察出来た植物や、鳴き声の聞こえた野鳥を紹介し、妙見岳を登りました。
妙見神社で休憩を取り、続けて国見岳を目指しました。
ところが、妙見神社を出発してから徐々に雲が湧いてきて、冷たい風が強く吹くようになってきました。
国見岳の登山口に着きましたが、なんだか嫌な予感しかしません。同行したスタッフと協議して、国見岳登山は断念することにしました。
前日の雨で道が泥濘んでいることは想像できましたし、なにせ雲行きが怪しい。 登ったはいいが、霧がかかった、雨が降り始めたなんて事になったら目も当てられません。滑落して怪我なんて幸運な方で、下手したら命に関わります。 参加した皆さんには申し訳なかったですが、そこまでの責任は私には負えませんでした。
妙見神社へ引き返し、昼食を摂りました。
その後、妙見岳も下山し、仁田峠に着こうかというところで霧と霧雨のような雨がパラパラと・・・、危なかった〜^^;
本降りになることはありませんでしたが、九死に一生を得た気分を味わいました。w
国見岳を断念したことを残念がるアンケートもありましたが、どちらかと言えば、みなさん好意的に捉えてくださったようです。
来年は時期とコースの見直しだな。