昨日、「普賢岳新ルート紅葉登山会」を実施しました。
その報告と、紅葉情報(第4号)をお届けします。
まず観察会は、仁田峠循環道路が渋滞するのが分かっていたので、いつもより30分早い開始時間に設定していました。
時間が遅くなれば遅くなる程、渋滞はひどくなるので、出来るだけ早めに出発しました。
ところが仁田峠の駐車場まであと7,800mくらいで渋滞に捕まってしまい、そこからはバスを下車して仁田峠に向いました。
歩いて到着した仁田峠です。
すでに駐車場は満車状態、観光客もいっぱいです。
見上げたロープウェイもお客さんをたくさん乗せていました。
我々もトイレ休憩を済ませて、急いでロープウェイに乗り込みます。
ロープウェイの中から撮影した妙見岳の紅葉です。
シロドウダンの深紅の紅葉が美しいです。
妙見岳まで登ってしまえば後は急ぐ必要はありません。
ゆっくり歩いて普賢岳登山を楽しみます。
国見岳あたりまでは綺麗な紅葉を楽しめたのですが、鬼人谷に下っていくと、
あれ、落葉が目立ちますね。
鬼人谷は北風が強く吹き当たる場所なので、落葉が早いのかも知れません。
新ルートを通って立岩の峰まで行き、そこで昼食を摂りました。
30分ほどの昼食休憩後、普賢岳の山頂まで登りました。
立岩の峰で昼食を摂っている時は晴れたり曇ったりして、暖かかったり寒かったりしたのですが、ここにきて日が照り始めました。
普賢岳山頂からの眺めは、まだ紅葉を楽しめます。
ふと、仁田峠方向を振り返るとずらりと車の列が見えました。
「うわっ渋滞や。」
その時は分かりませんでしたが、お昼過ぎの段階で仁田峠循環道路は2時間の渋滞だったそうです。
山頂からの眺めを十分楽しんでから下山を開始しました。
もう少しで紅葉茶屋という所で、福岡からの登山団体とすれ違いになりました。
おそらく朝から福岡を出発し、仁田峠の渋滞に捕まって、ようやく昼頃になって出発できたのでしょう。
最後に残念だったのが、午後になってから日が照り始めた事です。
なぜなら午後から晴れると紅葉茶屋辺りから見える妙見岳の紅葉が逆光になって撮影出来なくなるからです。
下山しながら何枚か撮影にチャレンジしてみましたが、真っ黒な影しか写りませんでした。
紅葉情報(第4号)に関しては、
◯普賢岳・鬼人谷;色あせ始め ※ただし、普賢岳山頂からはまだ紅葉が楽しめます。
◯妙見岳・仁田峠;見頃 ※写真のようにシロドウダンの深紅の紅葉が楽しめます。
◯雲仙温泉街周辺;見頃
として発表しています。