島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

夏のプログラム2023 団体対応とクイズラリー

2023-09-22 10:01:35 | イベント
23.9.22(金) 天気;曇り 気温;22℃
 明け方まで雨が降っていましたが、今は止んでいます。
 雲仙での朝の気温がいよいよ20℃を切ってきました。 先日までの残暑は何処へやら、秋めいてきましたよ。

 夏のイベント報告を長引かせても終わらないので、期間中開催していた団体対応とクイズラリーの報告を一緒にやってしまいます。
 団体対応は、「バスボム作り」と「スライム作り」を行いました。
 一般向けにも行っていたものと同じですが、団体は平日開催です。 期間中に8回、のべ178名が参加しました。 団体数は減りましたが、人数が増えています。(1団体あたりの人数が増えています。)
 反省点として、「バスボム」のように材料として“粉”を使うものはやめた方が良い、と分かりました。
 不可抗力で散らかるのは仕方ないですし覚悟していたのですが、意図的に散らかす子が出てきます。 これにはもう頭を抱えるしかありませんでした。(片付けも大変です。)

 クイズラリーは、84名の参加です。 昨年よりちょっと減りました。
 昨年までと違って、「間違えているもの」を選ぶようにしたのですが、選択肢が考えやすくなりました。 三択のうち間違っているものを2つ考えるのと、1つ考えるのがこんなに違うとは気づきませんでした。
 そもそもクイズラリーは観光客が飛び込みで参加できるものとして考えたのですが、地元の参加が多かったです。

 夏休みの総括ですが、全体的に来館者数もイベント参加者数も増えています。 一方、受け入れる側のこちらが全く人手が足りません。 来年、改善が見られないようなら開催は難しいかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハムづくり体験23

2023-09-18 10:42:49 | イベント
23.9.18(月) 天気;晴れ後曇り 気温;23℃
 調子が良いのでもう1つアップできるか、チャレンジです。

 夏休み最後のイベントは、親子体験教室「ハムづくり体験」です。
 昨年同様、島原地域おこし協力隊の田口氏にご協力いただきました。 ご参加いただいたのは、南島原から親子3組です。
 最初にお肉の仕込みをします。 昨年と同じ手順のはずなのに、私はすっかり忘れていました。

 次に屋外へ移動し、火打式の火起こしを体験してもらいました。 皆さん練習では上手く火花を飛ばしていたのですが、いざ本番となるとなかなか着火しません。 悪戦苦闘して火を点けました。
 お肉の燻製は、昨年はドラム缶をつないだ燻製機で行ったのですが、今年はダンボール製の簡易なものに更新されていました。 しかも、この簡易な燻製機が優れもので、火の番や温度調節の必要がなく、手軽になっていました。
 午後までかかる長い待ち時間もゲームやかんざらしを作って楽しむことが出来ました。 表紙写真は、燻製完了時の記念撮影です。
 燻製後は、お肉をボイルして中まで火を通して「ハム」の完成です!

 昨年はありつけなかった試食をちょっとだけ頂きましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。 1日がかりの大変な作業でしたが、それも報われる最高のご褒美でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩石標本作り23

2023-09-18 09:58:17 | イベント
23.9.18(月) 天気;晴れ 気温;23℃
 お久しぶりです。
 今日はなぜか調子が良く、センターから更新しています。

 夏のプログラム2023第4弾「岩石標本作り」の報告です。
 開催日は8月19日(土)でした。 参加者は4名です。
 正直、こちらも蓋を開けてビックリでした。 しっかりと広く広報も出来て、「こんなに申し込み来ない!?」
 しかし、諫早や大村から岩石に興味を持った参加者が集まりました。
 最初にセンターで事前学習を行い、今日行く場所やそこでどのような岩石が拾えるのか、またその見分け方を学びました。
 次に、たるき台地・原城跡周辺の海岸・宮崎鼻と実際にその場所まで行って、目的の岩石を拾いました。
 表紙の写真は、たるき台地で平成噴火の岩石を拾い、その地層を観察しているところです。
 原城温泉「真砂」の近くの海岸で『サンゴ藻(リソサムニューム)』を探しています。 この時は潮が満ちて探せる範囲が狭まっていたので、見つけるのに苦労しました。
 宮崎鼻で玄武岩を筆頭に色々な種類の岩石を探しているところです。 画面に映っている黒っぽいのは玄武岩ですが、昔、熊本と繋がっていた川から流されてきた色んな岩石が拾える、島原半島でも稀有な場所です。
 センターに戻ってからは、拾ってきた岩石を自分たちで分類し、標本を完成させました。
 かなり暑い日でしたが、岩石に興味を持った人が集まったので熱い質問も飛び交い、深い学びを得た観察会でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物標本作り23

2023-09-11 08:55:52 | イベント
23.9.11(月) 天気;晴れ 気温;-℃
 ダ・・・ダメだ〜! 全っ然ネットに繋がらない!
 朝夕に雲仙に寄ってメールの送受信は出来るので、そう仕事に支障は出ていませんが、勤務中に「ちょっと調べ物」が出来ません。 このブログのようにネットを使った情報発信も出来ません。
 そして何より改善する方向が見えません! 大手通信会社の皆様、この記事をお読みであれば、どうか解決の糸口をお示しください!

 ともあれ、ネットに繋がっている今の時間は貴重です。
 夏のプログラム2023第3弾「植物標本作り」の報告を行います。
 開催日は8月5日(土)でした。 参加者は13名です(保護者さん含めると20名くらいいました)。
 予想以上の問い合わせがありました。 最初、申し込みが増えた理由が分からなかったのですが、ある時「連続TV小説の影響じゃないか」と耳に入ってきて「なるほど!そうか!」と納得していました。 しかし、当日参加者の保護者さんに聞いてみると、見ている人はほとんどいませんでした。(あれ〜?あれが原因じゃなかったのか〜) 結局増えた理由は分かりません。
 今年も天気には恵まれ、1時間の屋外活動の予定でしたが、30分が活動限界でした。(屋外活動時の写真撮影を忘れました。)
 参加人数が多いことは分かっていたので、今回は私があれこれ教えるのではなく、図鑑や昨年採取できた植物の一覧を使ってみんなに調べ学習を行ってもらいました。
 たっぷりと標本を作る時間は取れたので、全員5種類以上の標本を作成して持ち帰りました。 一ヶ月しっかりと乾燥させて、2学期が始まる頃には立派な標本が出来たと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする