島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

帰って来たら咲いていた植物

2018-08-31 12:49:44 | Weblog
さて、暫く島原半島を離れていたのは一昨日のブログで書きましたが、暫く離れている間に雲仙は一気に秋めいてきましたね。
表紙の写真と次の写真は、「ヘクソカズラ」と「センニンソウ」で、夏にも見られる植物ではありますが、やはり夏の終わりを感じさせます。

また、館の裏には秋の七草のひとつ「クズ」が咲き始めていて、静かに近づく秋の気配が感じられます。

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手作りスノードーム報告

2018-08-29 12:49:43 | イベント
本ブログを愛読して下さっている方々にはご心配をおかけしました。m(_ _)m低頭
身内に不幸があり、暫く島原半島を離れていました。
今後も事後処理のためちょくちょく島原半島を離れないといけないので、更新回数が減るものと思われますが、寛大なお心でご容赦願いたいと思います。
さて、そんなことがあったものだから夏休み最後の工作教室は後輩が頑張ってくれました。(表紙写真)
スノードームの作り方は後々このブログでも紹介したいと思いますが、まずはイベントの中身から。
予約時点では14名の申し込みでしたが、当日1名の飛び込み参加があったようです。
道具や材料は私の方で事前に準備していたので、あとは手順の確認と当日の進め方だけでした。
伝え聞くところによると「子供たちも楽しく参加してくださった」みたいです。

アンケートにも「楽しかった」とか「また作りたい」とのご意見も多数みられ、ほっとしております。w
ただ、「先生からのアドバイスをもっと欲しかった」と書かれてあったのには(参加者&後輩の両者に)申し訳なく感じます。
「あ、あ・・・私ならもっと上手く立ち回れたのに・・・」w
ところで、写真でしかイベントの様子は把握出来ないのですが、その中でも私が「良いな」と思ったものがありました。

ドームの中に入れるフィギュアに「金魚とかき氷」を持参した方がいらっしゃったようです。
「な、な・・・夏らしい!」w
それでいて涼しげに見える!
いや〜こういう発想やセンスは私にはないな〜。
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金毘羅社の聖なる蟹

2018-08-23 13:24:41 | 歴史・史跡
昨日は駐車場勤務でした。
日中、台風19号が長崎県に最接近したのですが、ほとんど雨は降りませんでした。
それよりも風が強くて、料金所の窓が割れるんじゃないかとヒヤヒヤしていました。
現在は台風19号の強風域圏内から脱けたものの、次の台風20号の接近であまり天気は良くありません。

さて、先日の観察会「絹笠山地形観察登山会」に話が戻ります。
表紙の写真をご覧下さい。
長井氏の背中越しに絹笠山が写っています。
通常の登山ならば山頂に行ってハイ終わり〜なのですが、今回は赤い矢印の峰(南の峰)まで行きました。
正式名称かは分かりませんが、一応「金毘羅(こんぴら)山」と呼ばれています。
※古地図にも確かにその名称が記載されていたのですが、どの古地図だったのかいまもって探し出せません。w
さて、その金毘羅山の山頂は溶岩尖で出来ています。
要はゴツゴツした岩の塊が山頂になっているのですが、その根元の部分にある像が建立されています。

地元の郷土史「ありあけの歴史と風土」第24号(有明の歴史を語る会)にはこうあります。
『この像は雲仙の西久海氏が発見されたものです。(中略)金毘羅神の足元には、大きな蟹が這った形で刻まれている。蟹はフランシスコ・ザビエルの象徴である。
 ザビエルが日本に来る以前の1546年、マラッカ諸島で暴風雨に出遇い、これを静めようと神に祈っていたが、海の中に大切な十字架を落としてしまった。翌日暴風雨は治まり、ザビエルは島に上陸し、海岸を歩いていた。その時、ザビエルが失くした十字架を、鋏に挟んだ蟹が現れたという。この奇跡があって以来、ザビエルは蟹を食せず、郷里のザビエル家でも蟹を象徴と定めた。』
足元の蟹をアップで撮影してきました。
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絹笠山地形観察登山会(報告)

2018-08-21 12:58:58 | イベント
先日の「絹笠山地形観察登山会」の報告です。
簡単には前回行っていますが、今回はもうちょっと深く報告します。
まず開始は、講師である長井氏の講義から始まりました。(表紙写真)
約20分ほどの講義で、これから登る絹笠山がどういう山なのか学びました。
それから準備体操ですが、いつもは私達が前に出て行っているのですが、夏休み中という事もあって“ラジオ体操”を準備してみました。
ネットで見つけた紙コップのスピーカーを試しに作ってみて、ラジオ体操をながしました。(新しい試みです。w)
その後は通常の絹笠山登山です。

とりあえず絹笠山の山頂に着きました。
記念撮影を行って、皆様思い思いに日陰を探して昼食を摂りました。
いつもと違ったのはここからです。
事前学習で学んだ絹笠山の南峰を目指しました。
はっきりと確認は取れていませんが、私の記憶が確かならば古地図には「金比羅山(漢字は当て推量)」と記された山です。
絹笠山には地形図によると3つの溶岩ドームが見て取れるそうです。
普段は登る事の無い峰です。

道無き道を進む事約15分、南峰の麓に辿り着きました。
金比羅山の山頂は火山岩尖があらわになっていて、ここより上は岩をよじ上らなければなりません。
山頂からは前回のような温泉街の風景と、絹笠山の山頂からは見えない雲仙の南側が見えます。
また帰りも大変でした。
よじ上った火山岩尖を下らなければなりません。
講師が持参していたロープを垂らして慎重に下りました。w
あとは通常どおり白雲の池経由で情報館まで帰ってきました。
今回の登山会では知らなかった事を知り、行った事のなかった場所へ行く事が出来ました。
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絹笠山地形観察登山会

2018-08-19 15:34:02 | イベント
本日、「絹笠山地形観察登山会」を実施しました。
細かな内容は後日報告しますが、おおまかな内容としては今まで自然(植物・野鳥・昆虫)の視点から観察して来た絹笠山を地形的(ジオ的)な観点から楽しもうという企画でした。
私も知らなかった事があり、大変面白かったです。
しかし、普段の観察会の登山よりメチャクチャ疲れた。w
表紙の写真は絹笠山の南峰から撮影したものです。
絹笠山の山頂からの撮影と違って眼下に白雲の池を入れる事ができます。
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色んな物が不調

2018-08-18 12:38:03 | Weblog
季節の植物などをお届け出来なくて、すみません。
私事で色々あって暫く屋外の活動が出来そうにありません。
とは言え、明日は「絹笠山地形観察登山会」です!
講師を雲仙岳災害記念館の長井氏にお願いしているので、どんなお話が聞けるのか楽しみです。w
さて、お盆も過ぎて暑さも一段落と言ったところか、ここ数日は一時期程の熱波ではありません。
ところが館内で頑張ってくれていた機械たちにはこたえたらしく、あちこちの展示機器が故障し始めました。
前々から調子が悪かった別館の音響システムからは音が出なくなりました
別館のDVDプレイヤーもギブアップです。
それから今朝は情報館2階の温泉を紹介するVTRのモニターが点かなくなりました。
音はでるのですが、映像が映し出されません。
みなさん暑さにやられたようです。
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台風15号の影響

2018-08-15 13:14:31 | Weblog
台風15号の影響で、今朝5時前くらいから暫くの間ざっと雨が降りました。
先月梅雨明けしてから稀にパラッと降る雨はあったものの、本格的にまとまった降水は一ヶ月ぶりです。
情報館前のロータリーに植栽されているヤマボウシやドウダンツツジの葉っぱが枯れ始め、紅葉を始めていたところです。(表紙写真)
他にもイロハモミジの葉先が変色してしぼみ始めたりしていました。
この雨が恵みの雨になってくれる事を期待していましたが、お昼前には止んでしまいました。
台風は対馬くらいまで離れてしまいましたが、もう少し降ってくれる事を期待しています。
このままじゃあ紅葉の前に葉っぱが散ってしまいます。
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モダンテクニック画法;糸引き絵

2018-08-13 13:29:02 | 工作
この夏休み期間中に実施している「図画工作広場」の中のメニューの1つ『糸引き絵』をご紹介します。
その名の通り、糸を引っ張って絵を描く画法です。
やり方は簡単!
準備する物は絵具と糸と画用紙のみ。
①まず、画用紙を半分に折ります。
②半分に折った画用紙の間に、絵具で色を付けた糸を挟みます。
③糸を挟んだままの状態で、画用紙の間から糸を引っぱり抜きます。
④2と3を何回か繰り返し、画用紙を広げると糸引き絵の完成です。
いくつかコツがあります。
色々と糸の引っぱり方を変える事。(糸の両端を持って引っ張ったり、片方だけだったり、真っすぐ引いたり、横に引っ張ったり)
それによって出来上がる模様が様々に変化します。
そして、やり過ぎない事。w
子供たちは1回1回出来上がる模様に面白がってくれますが、何度も繰り返すと汚くなります。
色が混ざって黒くなってきますし、画用紙の余白スペースがなくなって見栄えが悪くなります。
適度なところで止めることが出来るかその見極めと、子供心の制御が試される画法です。
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山の日は垂木台地

2018-08-12 12:50:56 | 平成新山
昨日8月11日山の日は、垂木台地勤務でした。
朝から雲多めだったので、午後から雨が降るかもと思いましたが、結局は一滴も降らず。
垂木台地での天気予報百発百中だった私も、離れて三年以上経つと読めなくなります。
しかし昨日は暇かった。
朝、開館した後は「・・・やる事がない。」
以前留守番に来た時は、雲仙から仕事を持って行ったのですが、今回は持って行く仕事がなかった。
ただただひたすらに“ボーッ”としていました。
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地獄案内-学童保育

2018-08-10 13:27:12 | イベント
以前からご予約を頂いていた、諫早市の学童さんの地獄案内を行いました。
総勢62名だそうです。
話には81名プラス4名と聞いていたので、それ程多くなくてほっとしました。w
雲仙の地獄は多人数のお客さんを案内するには向きません。
だからといって、小さくグループ分けした所で案内人の数はあまりいません。
本来ならば、その辺の融通の効く有料ガイドにお任せするのですが、学童さんという事もあってお金は出せない。
仕方ないので、先頭を道案内する形にしました。
向こうからのリクエストで、「長崎のルネッサンス期(明治期から昭和初期にかけて外国人が長崎にたくさん訪れていた頃)を話して欲しい」とあったので、別館に展示してある白黒の外国人がたくさん写った写真を使って説明しました。
その他は、地獄の中で二、三カ所集まって話をした程度です。

地獄の展望所に観光客と思われる方がウクレレの練習をしていたので、学童の先生がお願いして一曲披露してもらいました。
到着時間は30分押していましたが、丁度お昼時に終える事が出来ました。
表紙の写真は、依頼を受けていた私よりも先に率先して話し始めた上司です。(爆笑)
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