大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

木曽川・秋景(土井)

2007年10月15日 22時44分07秒 | Weblog
九月の末まで続いた厳しかった残暑も今や全く影をひそめ、朝夕は時として寒さを感じる候となりました。
気候が良くなると空も水も空気も澄み、景色もはっきり見えてきます。
大河を染めて沈む夕日も赤く大きく、一段とその美しさを増してきます。
今日の午後気付いたのですが、葦と思われる大群落があり、横から眺めると、当然ながら同じ高さに、薄紫色の穂を揃え、その緑の茎と共に一斉に風に揺れる様は夕暮れの河畔に詩情溢れるものでした。
この季節、堤防の草刈も盛んに行われ、キャタピラーの草刈機が斜面でも転倒せず、器用に刈り進みます。
数日後には雪掻き車のようなのがやって来て刈られて枯れた草を集め、ゴミ収集車のような車で何処かへ持ち去ります。
川面を我が物顔で疾駆していた水上オートバイや水上スキー、ウインドサーフィンの数も少なくなり、代わって、背中に横長の落下傘のようなものとプロペラエンジンを付けて空中散歩をする人や、県警のヘリコプターの訓練が目立つようになりました。
今年はまだ赤トンボを見かけませんが、こちらの代わりには鴉が異常に増えて、川辺の木立の塒(ねぐら)に落ち着く前に何故かグランドに集合します。
数百羽が集まると一面が黒くなり、夕暮れに不気味ささえ感じさせる風景となります。

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