大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

メディアと人格の形成(土井)

2010年01月29日 13時48分09秒 | Weblog
若者を中心に読書人口の減少が謂われて久しくなりますが、最近では新聞購読者の低下率も著しいようです。
理由として経済的負担は肯けるのですが、知りたいことは皆インターネットで間に合うからというのはどうでしょうか?

確かにパソコンや携帯電話では手軽に多くの情報入手が可能ですが、それは余りにも容易に得られる一般的な(検索の仕方によってはある程度特殊な情報の入手も可能でしょうが・・・)情報や知識であり、その場の役には立ちますが、教養を高めたり人格の形成に資するものではありません。
やはり世間並みの一般常識を身につけるには新聞の一紙位は読んで欲しいものだと思います。
そこにはテレビの刹那的な情報とは違う、幅広い情報が活字となって存在しており、それを読むことによって得られるものは少なくありません。

一般的に考えて知識を得、人格の形成に大きく役立つものの順序としては、テレビ、新聞・雑誌、書物、人(親・兄弟、友人、先輩、先生、先達・・・・)といったところでしょう。
そしてその各々に於いて、それに恵まれることと、本人とそれとの良好な関係が結ばれることが重要なことは言うまでもありません。
その為には、私のような俗人には言うべくしてとても出来ないことですが、自我を捨て、素直になって、物を見、人の話を聞くことだと思うのですが皆さんどうでしょうか?

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