大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

「春の院展」を見て(土井)

2010年04月20日 12時21分03秒 | Weblog
日曜日の午前自転車で10分足らずのオダルの人の所へ筍を届け、普段あまり通らない道をゆっくりと帰って来ました。
この頃は観光地やイベントの会場にでも行かない限り人の姿はあまり見かけませんが、この日は日曜日とあってユニフォーム姿で何処かに向かう子供達を目にしました。
春の日差しを受けて静まりかえっている家々の庭には春の花々がきれいに咲いていました。

昨日は松坂屋美術館に「春の院展」を見に出掛けました。
期間の初めと午後の時間を選んだので、狙い通り入場者は少なく落ち着いて見ることができました。
記憶違いかもしれませんが、昔見た「院展」は著名な作家が名を連ね、彫刻等もあって、大作が並ぶ堂々たる作品展だったという印象が強かったのですが、昨日はちょっと趣が違っていて、その点では期待はずれでした。
説明では「日本美術院同人作品約30点に、春季展賞、外務大臣賞他受賞作品約20点。地元入選及び初入選作品他約70点。合計約約120点を展示いたします。」ということですが、同人や入選者のリストの中に知った名前はありませんでした。
美術などに何の造詣もなく、関心も薄い私等が歳を取っている間にこの世界でも確実に世代交代が行われていることの表れでしょう。
しかし展示された作品は素人目には、平山郁夫作品を類想させるものも何点かあったり、どれも似たような技法と色合いの類型的な日本画ばかりで、特に心に残るようなものはありませんでした。

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