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四季と日本人そして俳句(土井卓美)

2017年03月16日 22時20分24秒 | Weblog

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暑さ寒さも彼岸まで、誰もが口にし実感する自然界の定理です。
その「彼岸入り」を明日に控えた今日は正にその通りの好天となりました。
世界中で四季の変化の最も際立つ我国では人々の知恵が積重ねられて生活にも、文化にも、遊びにも四季が深く関わり、それに見事に対応しています。
そして春といえば桜、その桜の開花時期の予想がこと細かに報道され、我々も当然のこととしてそれを受け止め花見やその他の計画を立てる参考にしています。
しかも殆ど全ての日本人が一様にこの喜びを享受出来ていることの素晴らしさもまた胸を張って世界に誇れる事象であるといっても過言ではありません。

また俳句を例にとってみると、それは季節を詠む世界最短形式の詩歌で我国独自のものであり、時候、天文、地理、行事、動物、植物の全ゆる分野からその持つ特性が「季語」として確立されています。
一例として同じ「山」でも季節によって違った特徴を見せ人々を楽しませるのです。
「山笑ふ」(春)、「山滴(したた)る」(夏)、「山粧(よそほ)ふ」(秋)、「山眠る」(冬)といった具合です。
最近では俳句に対する関心が世界の各地で高まってきていていろんな「俳句イベント」も催されるようになっています。


グロキシニア


名前不詳