事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「やじうまワイド」テレビ朝日

2007-10-16 | テレビ番組

Yoshizawa_photo4 今回もずいぶん前のお話。時事ネタは腐るのが早いなあ。

~アナウンサーって何?~

 近頃のスキャンダルで何が一番驚いたかというと、吉田照美小俣雅子の不倫騒動だ。文化放送が昼間はほとんど受信できないここ山形では、おそらく彼らの人気は理解できないはずだし、少なくとも芸能人として彼らを認知している人も少ないと思う。

 私も彼らの番組(やる気MANMAN)は聴いたことがないが、何に驚いたといって小俣雅子がもう48才になっていることと、結構美人だったこと(少なくとも写真は)。なにより『車中で30分にも及ぶキス』をするような生臭さをもっていたことだ。ニッポン放送「裕司と雅子のガバッといただき60分」(日曜朝9時……百姓仕事の必需品なの。AMラジオは)でのけたたましい笑い声でしか認知していなかったので、いやはやびっくり。やることはやってたんだなあ。

Omata  で、吉田だが、昔は地方局でしかネットしていない深夜放送(番組名忘れた)に登場した頃から面白さはダントツで、局アナにしとくのはもったいないなあと思っていた。もっとも、本当にフリーになるとは予想もしなかったが。

 小島一慶(パック・イン・ミュージック)のテツをふまなければいいが、との心配は、荒川強啓(~久米宏と同じプロダクションに所属したのは正解だった。相方だった板橋恵子はどこへ行った?)よりは売れている現状から杞憂に終ったようでめでたい。

 ところで、オヤジ系週刊誌を見ると、女子アナ、と呼ばれる人種のネタがウリのひとつになっているようだ。私にはあれがどうしても理解できない。露出が多いにしろ、よその会社のOL(死語?)にあれほど熱中しなければならない程、日本のサラリーマンは《世間話用の共通の話題》に事欠いているのだろうか。進藤晶子の退社がどうしたの、近藤サトの復帰がどうのと不毛なやり取りが全国の居酒屋で行われているかと思うと、不況脱出はまだまだ先のことだとつくづく思う。オヤジはオヤジらしく、野球と競馬ネタで堂々と焼酎飲んでいたらどうなのだ。

Yoshida  と、こんなこと書いておいて恐縮だが、私はテレビ朝日の徳永有美アナウンサーのファンである(笑)。毎朝「やじうまワイド」を欠かさないのは彼女のため……というのは冗談で、この番組はもうひたすら吉澤一彦アナの突っ込み芸に酔うしかない。

 三宅久之を始めとした爺いコメンテーターのヨタ話を、皮肉に口をゆがめて「そうですかぁ?」と受け流すあの年季の入ったリアクションは、番組開始時に共に担当だった古館伊知郎を既に凌駕している。現役の局アナで匹敵するのは、野球評論家よりもはるかに鋭いコメントを発する日テレの多昌アナぐらい。「ニュースステーション」のバテはじめた久米宏の後釜は、もう絶対に吉澤アナにお願いしてほしい。身長も183cmと久米並みだし、見栄えに問題はない。ついでに拙劣な日本語と見え見えのナルシズムが不快きわまりない渡辺真理を外してさ。賭けてもいいがあの女、毎日ビデオで自分の映りをチェックして「あたしって何て無垢な存在なのかしら」と自己陶酔しているに違いないぞ。

Th_arakawa  そういえば吉澤アナも女子アナと結婚しているんだけれど、しかしこれはまあ仕方ないよな、なにしろ職場結婚なんだから。
……女子アナと同僚かぁ……羨ましいかな、やっぱり。

※解説しよう。吉田照美と小俣雅子の件は、女性週刊誌が彼らの密会写真をすっぱぬいたもの。
小島一慶は金髪女性との買春が問題視されて干されていた。
徳永アナは結婚後ウッチャンとの関係で……どうなったかよくわからん。
吉澤アナはやじうまワイドのリニューアルとともに降板してしまったのでさみしく思っていたら、『新聞読みの達人』として復活。わたしも妻も喜んでいる。ちなみに、吉澤アナと妻とは同じ北海道出身で同い年だからシンパシーを感じているらしい。だいたいこの人ほどキムタクとそっくりな人も珍しいぞ(笑)

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ホワット・ライズ・ビニース

2007-10-16 | 洋画

4988142563422 またまた昔のネタ。でも庄内の事務職員にはこんな歴史があったんだと我ながらびっくりな……

「WHAT LIES BENEATH」
ロバート・ゼメキス監督 ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー主演
20世紀FOX

教育事務所の統合に絡んで、審査会・給与明細書の受領等がどうなるか、東南村山を中心に揉めている。部長時代には県教委総務課が打ち出してきた「審査会の廃止・権限の委譲・報告書の郵送化」をもっと徹底させろとの方向で動いたのだが、部員の中にはそれには首肯できない、とする人が結構いたようだ。

 つまり、「せっかくの学校を出る機会を失いたくない」と考える人が……私だけではなかったのだ(笑)。

その気持ちは痛いほどよくわかる。誰よりも私が一番よく理解できているはずだ。だって、審査会がなくなったら、一体いつ映画を観たらいいんだ?

 もっとも、積雪時の危険性やへき地の学校との距離、学校事務職員の権限拡大を考えればささいな事柄ではあるわけで、今のうちにせいぜい審査会帰りの映画、を実践させていただこうか。あと10年もたったら「わざわざ事務所まで書類持て行たごどあたなやのー!」とかいうことになるに決まってるんだし。(実際、そのとおりになった)

 その審査会帰りの「ホワット・ライズ・ビニース」。いくら何でもこのわけのわからない邦題はないと思う。「下に横たわるもの」という原題は、ラストに到ってなーるほど、と理解できるようになっているが。わざわざヒット中の「チャーリーズエンジェル」を外して公開を一週間繰り上げた理由も含めて、FOXと興行会社の考えることはよくわからん。(ひょっとしてソニーいじめなのか?「ジャンヌ・ダルク」事件※をまだ根に持っているんだろうか)
 しかし映画の方はなかなかの出来で、大人が観ることができるホラー映画にキチンとなっている。「ネクタイを締めたいい年をした男が一人で(⇒審査会帰り)観て」も恥ずかしくないつくりなのだ。近頃こういうのが少なくってなあ。

 でも言いたいことはある。ゼメキスの映画はとにかく全部ヒットしているわけだから(「ロマンシングストーン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ロジャー・ラビット」……すごい打率)初期の「ユーズドカー」から全てといっていいぐらい観ているのだが、この人の作品はどこか薄味で、脚本の面白さを邪魔しないだけの監督なのかと思っていたのである。

13d ところが「フォレスト・ガンプ/一期一会」「コンタクト」あたりからちょっとねちっこくなってきて、今回はちょっとあざと過ぎるくらい。ヒッチコックを意識した、と公言してはいるものの、あのバスタブのシーンはあまりに「サイコ」そのまんまだし、「裏窓」丸写しのシーンまであるではないか。しかし「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(でるぞでるぞの連続)と「シックス・センス」(2度観たくなるひっかけ…不幸なことに私はあのひっかけに途中で気づいてしまったが←ちょっと自慢)のヒットを横目に、俺ならもっとうまく作る、と思ったのかもしれないゼメキスは(少なくとも金を出した製作側はこの2作を狙ったはず)、とりあえず負けていない作品は作ったわけだし、職人としての評価はなおキープできたのだろう。

審査会のあるうちに、もう1,2作はゼメキスで楽しめるのかもしれない。これを最後にしばらく休養するというミシェル・ファイファー(いやもうホントにいい女だ)の次作は、ちょっと間に合いそうにないが。

……よかった。今回はネタばらしをしないですんだぞ。

※ジャンヌ・ダルク事件
勝手に名付けた。ソニーが去年お台場に作ったシネコンで、業界内の取り決めを破って新作「ジャンヌ・ダルク」を全国公開と同じ日に封切ったため、腹いせに松竹が正月映画「ランダム・ハーツ」(これもソニー配給)を正月前に打ち切ってしまった大人げない事件。まったく旧弊な業界である。そんなことだからシネコンという黒船にあっという間に客を奪われてしまうのであろう。
(シネコンについては、三川にできるジャスコやフォーラムの作ったソラリスをネタにする時にもう一度ふれます)

……あったなあ審査会。これって山形県の一部地方の学校事務職員にしかわかんない存在かも。給与報告や旅費請求書をいちいち持っていって教育事務所に審査してもらってたんだよ。なんてこったい。

コメント (1)
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給与振込再考~をもう一度

2007-10-16 | 情宣「さかた」裏版

Hajime ……前号繰越。振込に及び腰だった県教組も、現在は一歩すすめて、すぐに現金として必要な生活給とはいえない(反論があることは重々承知しています)期末手当、勤勉手当も振込にできないか、と運動しているところです。

 しかしここはみなさんに原点にかえって考えてほしいのです。この不況下、犯罪はますます頻発、凶暴化しており、現金を特定の職員に一度集中させ、しかも移動し、加えて仕分けを行うという作業にはかなりのリスクが発生し、そのリスクの多くは事務職員に向かいます(どこかの事務職員のように182㎝、90㎏の巨体をみんなが持っているわけではありません。山形県の事務職員の8割は女性です)。

『事務職員の生命をまもる』という観点から全額振込を考えていただけないでしょうか。それに、池田小の事例を持ち出すのは筋違いかもしれませんが、学校という場所は本来開かれたものであるはずで、本気で侵入しようとする人間を完全に排除する手だてが無い以上、多額の現金を学校に運び入れることは避けるべきだと愚考します(※)。

 手続きは簡単です。職場の事務職員に、
「やる。全額。」と申し出ていただき、依頼書の指定する場所に「1」と記入すればそれでおしまい。振込に切り替えた私が言うので間違いはありませんが、別に振込にしたからといって給与の行方に変化があるわけでもなく、給料日の夜、ふとんの上で妻との間に一万円札の壮絶な奪い合いが行われることには何の影響もありませんでした。ご心配なく。え?どこへ振り込めばいいのか?ATMの手数料がバックされる労金に決まっているじゃないですか!

※マスコミがまるで季節の風物詩のように「今日、県内の公務員にボーナスが支給されました」と、県庁あたりの情景を紹介することで、どれだけの反発と、穏やかならない計画を喚起していることであろう。

組合員へのこの一曲。
20061120sc06112001ワダツミの木」元(はじめ)ちとせ

「凄いのが出てきたなー」
「うん。あれは凄い。」
 ロック好きの同年代の教員と飲んでいて、このヴォーカリストの話になる。奄美大島出身。民謡コンテスト最年少優勝。なんと民謡ロック。

 若い頃からロックばかり聴いてきた我々にとって、民謡だの演歌だのははっきりと唾棄すべき存在だった。ああそれなのに。

 日本人の内には、確実にこぶしや節回しに呼応する部分があるのだろう。そこをいきなり一撃された気分。金沢明子の「イエローサブマリン音頭」(笑)や坂本冬美の「日本の人」のような余技とはこの曲は次元が違う。

「なにぬるいことを言っとるか公務員どもがーっ!」からんできたのは同い年の銀行員。こいつもロック好き。
「入行してすぐに営業のために『ああ上野駅』(♪上野はおいらの心の駅だぁ~♪)を唄わなきゃならなかったオレの無念がお前らにわかるかーっ!」すまん。しかしお前何も泣かなくても。

※この銀行員には悪いが、まもなく銀行への悪口も特集します。

【2002年4月26日発行 情宣さかた】

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