カノウおにいさんの気象・地震再発見

気象や地震についての目からうろこが出る話全集です。
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暑い暑い!猛暑続く 岐阜多治見で39・4℃ 名古屋で38℃ 東京も2日連続猛暑日36・1℃

2010-07-22 23:27:18 | インポート

①7月22日12時の天気図 気象庁HPより引用

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②7月21日9時気象庁発表AXFE578図 日本気象予報士会HPより引用

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③7月22日18時までの全国最高気温一覧 気象庁HPより引用

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7月22日も、東北地方より南の地域で厳しい暑さとなりました。

岐阜県多治見では最高気温39・4℃を観測したほか、三重県桑名と岐阜県八幡で38・9℃ 名古屋で38℃ 東京(気象庁のある千代田区大手町)でも2日連続猛暑日となる36・1℃ 大阪でも本年初猛暑日となる35・3℃の最高気温を観測しました。

この暑さ、本ブログ内で、一昨日と昨日記事で紹介したとおり、根源は本州中部付近に500hpaの高気圧が居座っているため、下層では広範囲で下降気流による昇温となり、関東地方など、沿岸部でも日中、海風が弱まってしまったためです。(引用図②を参照)

引用図③より、22日は、猛暑日の地点が東北地方まで広がり、全国各観測地点で144箇所で猛暑日となりました。昨日よりも30地点以上も多くなっています。下層の下降気流がここ数日持続されたため、下層の大気がより一層昇温したためでしょうね。

これだけ猛烈な暑さが続くと、熱中症には充分に注意するべきですが。熱中症については、ブログでも、平成17年7月の記事で紹介していますから、ご参照ください!

熱中症予防には、水分(適度の塩分も)のこまめな補給や、屋外ではこまめな休憩など言われていますが、要は、体内に熱をいかに滞留させないことと、体内の抵抗力をつけているか と言うことが大事と思います。

深酒(私自身耳が痛い!!)など止めて、しっかりした睡眠を取って、体調管理をしっかりしておくことが重要ではないでしょうか。

それに、体内の熱を滞留させないことは、体内で熱が滞留しやすい箇所、各関節の裏側などを冷やしてあげるようにすると良さそうです。各関節の裏側に、氷水など(市販の冷えピタシートでも充分に有効)で冷やしてあげることをお勧めします。夜も熟睡できますよ!!