ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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不特定多数に愛されるものは今後AIが作る。特定の人に深く愛されるものを作れ。

2017年12月24日 14時13分34秒 | Photo&エッセイ

クリスマスイブの昼下がりですが

これはクリスマスとはまったく関係ない投稿です……。

 

不特定多数に愛されるものは今後AIが作る。特定の人に深く愛されるものを作れ。

 

これはとあるクリエイターがインタビューで言った言葉。

取材をしているときにはなるほど、と思ったが

テープ起こしをしていてこの言葉を噛みしめると、実に深い意味があることに気づかされた。

 

なんとなく心地いい音楽、だったら、もうAIが自動的に生成してくれる時代だ。

古今東西の音楽をデータ化してディープラーニングされればいい。

あとは音楽にタグ付けをしておけばいい。テンポやキーは自動検出できるし、

メジャーとマイナーも自動検出できる。

あとは、ロマンチックなのか、ドラマチックなのか、アゲアゲなのかダウナーなのか、

悲しいのか、ハッピーなのか、憂鬱なのか、みたいにピッタリフィットするシチュエーションをタグで入れておけば、

そこから音楽を自動生成できる。

 

(余談だが、自動生成された楽曲の著作権はどうなるのだろうか、JASRACもビックリだ)

 

さて、そうなったとき(もうなっている?)にクリエイターができるのは、

「ディープラーニングではできないこと」ということになる。

 

ヒントはここまでだ。

あとは自分でもよく考えよう。

キーワードは特定に深く愛される音楽。

これは音楽だけじゃなくて文学でも映像でも写真でも同じだろう、と思う。

 

 


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