クリスマスイブの昼下がりですが
これはクリスマスとはまったく関係ない投稿です……。
不特定多数に愛されるものは今後AIが作る。特定の人に深く愛されるものを作れ。
これはとあるクリエイターがインタビューで言った言葉。
取材をしているときにはなるほど、と思ったが
テープ起こしをしていてこの言葉を噛みしめると、実に深い意味があることに気づかされた。
なんとなく心地いい音楽、だったら、もうAIが自動的に生成してくれる時代だ。
古今東西の音楽をデータ化してディープラーニングされればいい。
あとは音楽にタグ付けをしておけばいい。テンポやキーは自動検出できるし、
メジャーとマイナーも自動検出できる。
あとは、ロマンチックなのか、ドラマチックなのか、アゲアゲなのかダウナーなのか、
悲しいのか、ハッピーなのか、憂鬱なのか、みたいにピッタリフィットするシチュエーションをタグで入れておけば、
そこから音楽を自動生成できる。
(余談だが、自動生成された楽曲の著作権はどうなるのだろうか、JASRACもビックリだ)
さて、そうなったとき(もうなっている?)にクリエイターができるのは、
「ディープラーニングではできないこと」ということになる。
ヒントはここまでだ。
あとは自分でもよく考えよう。
キーワードは特定に深く愛される音楽。
これは音楽だけじゃなくて文学でも映像でも写真でも同じだろう、と思う。