ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

「原朋直ジャズトランペットコース講義録」マイケル・ブレッカーはいかにコルトレーンを勉強したか?

2011年10月18日 21時05分21秒 | 原朋直トランペットレッスン講義ノート

 

 

原朋直レッスンのジャズトランペットコース講義録です。

最近は不定期掲載になってます。
ヤマハ銀座アネックスで開講されている原朋直レッスンのジャズトランペットコースに通い始めて、
気がつけば、すでに6年目です。
時々ですが、レッスンの時に話していただける、非常に示唆深いお話をお裾分けしています。

 
ここのところ、タイトルを変えて、
「原朋直ジャズトランペットコース講義録--ツクシ君への手紙」としています。
昨年8月まで同じ原朋レッスンのレッスンメイトで、
今年ニューヨークのニュースクールでジャズの勉強を終えて帰国し
これからアーティスト活動をはじめようとしている
だったツクシ君への
励ましと報告を兼ねたコンテンツにしたいと思います。

つくし君のブログはこちら。

つくしブログ

http://tsukushikanemura.blog135.fc2.com/


もちろん、ジャズトランペットラバーの皆様への
原先生のありがたい言葉のおすそわけ、という趣旨は変わっておりません。

※ちなみに原朋直さんからご本人から快諾いただいてます。

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マイケル・ブレッカーって研究したことありますか?

マイケル・ブレッカーのフレーズって素晴らしいですね。

僕はコルトレーンが好きでいまでも研究しているんですね、

素直なメロディの歌い方とかすごい勉強になるから。


それでマイケル・ブレッカーを聴いていると、どんだけコルトレーンを勉強したのかがすごくわかります。

コルトレーンをどんだけ自分の音楽に変えて発展させてマイケル・ブレッカーサウンドをつくったっていうのが、

恐れ入るというか、すごいなーって思うんですよ。

でもすごいコルトレーンからいろんなものを学んだわけです、

もちろんそれだけじゃないですけどね、大マイケル・ブレッカーですから。

亡くなる前にハンコックとかジェフ・ワッツだとかチャーリー・ヘイデンだとかと

いっぱいやってますよね。あれ本当に素晴らしいなと思うんですけど。


世界中にマイケル・ブレッカーおたくっているじゃないですか。

その中の多くの人がリックプレイヤーです。

マイケル・ブレッカーの解釈って非常に自由なんです。

アウト・オブ・ザ・コードとか、リハーモナイズとか。

それこそメロディが聴こえてないと『ドナ・リー』やろうが『オール・ザ・シングス・ユーアー』やろうが

同じになっちゃいます。


マイケル・ブレッカーサウンドで、すごいアウトして自分の世界で作曲してるけど。

マイケル・ブレッカーの不思議なクロマチックラインありますよね。

12音を使うような。ああいうのだけを一生懸命練習して、

ドナ・リーだろうがオール・ザ・シングス・ユーアーでそれ吹けば、

マイケル・ブレッカーが吹いたみたいになりますから。

それはリックプレイですね。


同じようにウディショーの真似するひともいますね。

マイルスの真似する人もいますね、マイルスは真似がカンタンだから、

でも相当な音楽力が必要だから、マイルスみたいに吹いたら多分バカにされます。

それがマイケル・ブレッカーだったらそうとう練習しないとできないので

吹くと「スゴイね」なんて言われちゃいます。


でもリックプレイは絶対僕はダメだと思っています。

やっているひとは面白くないと思いますね。

たとえばアンサンブルの授業をやっているときに

リックに走っているサックスの人によく言うのは「メロディが聞こえてこない」。

なんでかというと頭に浮かべてないから聞こえてくるわけがない。

そして頭に浮かべて吹くと、多少、コードがいい加減になったり間違えるかもしれないけど、

メロディが発展したみたいな音楽になっていくわけです。


これをいますごく大事にしています。


じゃブルースはどうすんのってことになりますよね。

頭にナウ・ザ・タイムは鳴ってないですよね。

僕は今ブルースフィーリングが流れていると思っています。今は。

音的に説明するとブルーノートスケールみたいになっちゃうんですけど。

 

聖地への旅
マイケル・ブレッカー,パット・メセニー,ハービー・ハンコック,ブラッド・メルドー,ジョン・パティトゥッチ,ジャック・ディジョネット
ユニバーサル ミュージック クラシック
ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック
マイケル・ブレッカー,マイケル・ブレッカー,ハービー・ハンコック,ハービー・ハンコック,パット・メセニー,パット・メセニー,チャーリー・ヘイデン,ジャック・ディジョネット
ユニバーサル インターナショナル
Tales from the Hudson
Grp Records
Grp Records
ジャズ・ホーン/マイケル・ブレッカー特集号?ジャズ、ロック、ファンク-すべての音楽ファンのための
三栄書房
三栄書房
トゥー・ブロックス・フロム・ジ・エッジ
マイケル・ブレッカー,マイケル・ブレッカー,ジョーイ・カルデラッツォ,ジョーイ・カルデラッツォ,ジェームス・ジナス,ジェフ“テイン”ワッツ,ドン・アライアス
MCAビクター
Don't Try This at Home
Mca
Mca
Ballads (Reis) (Rstr) (Dig)
Verve
Verve
ジャイアント・ステップス(+8)
Warner Music Japan =music=
Warner Music Japan =music=
至上の愛
ジョン・コルトレーン,マッコイ・タイナー,ジミー・ギャリソン,エルヴィン・ジョーンズ
ユニバーサル ミュージック クラシック

やらまいかミュージックフェスティバル「800トン」ライブに飛び入り参加!

2011年10月18日 05時14分23秒 | LIVE本番日記

 

浜松で開催された第五回やらまいかミュージックフェスティバルに参加した

フリージャズ、ファンクバンド「800トン」にトランペットで飛び入り参加してきました。

メンバーは前日のやらまいかフェスのビッキーズにもサポート参加してくれた

古い友人、太田兄弟。そしてドラムの石野さん。

気持ちよくフリージャズファンクを吹きまくってまいりました。

いや、楽しかった。

単音楽器たちだけでの勝負、

和音楽器がいないと、自由自在にどこでも行けて、

これまた楽しいねぇ。

 

 

 

 

Y(最後の警告)
WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
ハウ・マッチ・ロンガー
TDK
TDK
Eternal Rhythm 永遠のリズム
ドン・チェリー
ユニバーサル ミュージック クラシック
Brown Rice
Verve
Verve
Codona
Ecm Records
Ecm Records
Codona 3
Polygram Records
Polygram Records

10月17日(月)のつぶやき

2011年10月18日 01時41分12秒 | what's New Today
05:37 from web
飛行機に乗り遅れる夢を見てもがきながら起きた。今日朝までの仕事があったのだった。
10:05 from web (Re: @WimCat
@WimCat I don't know why, but it Somewhere in North Europe!
10:48 from web
magazine ad part1 copywriting now.
11:18 from web
I NEED self rehersal in sutudio for solo live this week end.
11:26 from goo
今週土曜日22日、西荻窪のアコースティックカフェとで 人生最初(で最後?)のソロ名義のライブをやります。 #goo_hoboike_diary http://t.co/KXmZOMmi
21:15 from Tweet Button
チャーリー・パーカーを描いた映画も、ちょっと安すぎるなぁ。バード [DVD] by クリント・イーストウッド http://t.co/3FTMrE5E
21:19 from web
RT @yoshiohayakawa: 「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と思ったのは、42年ほど前のこと。今は、「かっこいいことはかっこ良くて、かっこ悪いことはかっこ悪い」と思っていますよ。
22:10 from Tweet Button
なんだかんだいって、やっぱりロックが好きなんです。CLOUD LAND by PINK CLOUD http://t.co/vUH9Q74L
by keijiikeya on Twitter