ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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ピアノソロの新星かも? イスラエルのピアノスト、ヤロン・ヘルマンのCDを買ってみた

2009年03月09日 21時20分27秒 | CD&コンサートレビュー
ヤロン・ヘルマン・デビュー
ヤロン・ヘルマン
ビデオアーツ・ミュージック

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先日はディスクユニオンで、店内でかかっている音楽を一発惚れ。即買い。今でも家でヘビーローテーションしているわけですが。
その話はこちら。
フレンチジャズALEX TASSELのCD『MOVEMENTS』を、通りすがりに買ってみたのだった。
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/e/56f7d44733a2e4db3415ac71dbb85e2a


今回は新宿タワーレコードで、フッと気になったCDを買ってみた。
その日はピアニストの塩谷哲さんのインタビューをしていて、そのお話と、人柄と、音楽とピアノへの真摯な態度に、深く、深く感銘を受けて、なんだかピアノソロのアルバムが聴きたくなっていたんだが、その帰路、全く誰か知らない人のこのCDを、20秒ほど視聴してみたところ、これは良いに違いない、とピンと来て買ってみた。ジャケットもずいぶんとかっこいいしねぇ。

で、家で聴いて、これまたビックリ、素晴らしいではありませんか。
一聴するとキース・ジャレットのようなリリシズムがあるけど、もうちょっとサリとした現代風で、スティングの曲も弾いてしまうあたり、頭も柔らかい。その曲はピアノを叩いた音がビートで入っていて、ひょっとしたら同時にやっているのだろうか。ちょっと声も入っている。それにしてもピアノの音が、綺麗だ。

ま、キースが60年代に青春を送ったピアニストなら、このヤロン・ヘルマンはオルタナロックの時代に青春を送ったピアニストなんだな、実に。

ま、まだ買ったばかりで聞きこんではいないから、詳しいことは、これからかきますが、現代音楽風の曲もあれば、キースの弾くゴスペルのような曲もあれば、サマータイムみたいな超スタンダードを自分なりに弾くところもあったりして、本当に聴き応えのある、飽きの来ないアルバムであることは間違いなし、という感じですね。またレビューします。

いつか、ピアノが弾いてみたいねぇ。「もしもピアノが弾けたなら」ですよ。
そういえばホッピー神山さんのCDのタイトルは「もしもしピアノが弾けますよ」らしい。こちらも聴いてみたい物だ。

いや、黙って買ってみよう。まずは。

もしもし、ピアノが弾けますよ

インディペンデントレーベル

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HONDA GB500 TT車検明けました

2009年03月09日 20時33分41秒 | Photo&エッセイ
やっとというか、意外とすぐにというか。
車検にだしていた我がバイク、HONDA GB500が帰ってきました。
もはや国産ヴィンテージ。1980年代のバイクなのでもう、30年もの。
でももともとはバイク屋さんの兄ちゃんが乗っていたので、整備はよかったし、良いパーツが着いていた。
でもサスペンションは盗まれ(サスだけ盗まれたんですよオーリンズのもの)、シートは裂かれ(別の時です)結構悲しい状態でした。

が、今回の車検では、タイヤを前後共に履き替え、シートも再度張り替えをし、ちょっと見、新しいバイクみたいな感じ。いや、それほどでもないか。でもなんか心機一転、気持ちいい感じとなりました。

でも久々に500の単気筒に乗ると、なんていうか、馬っぽいっていうか、乱暴っていうか、凄いトルクのバイクに乗ってたんだなって思います。代車が50ccのスクーターっていうのもあったかも。あれはミズスマシみたいな、ミニマムなバイクで、それなりにスキルが必要だったけど。

今回の診断だと、エンジンがかなりくたびれてきていて、ガタガタいってるようなので、出来ればエンジンのオーバーホール、腰上だけでもって言われていますが、それでも車検代より高いぐらいの修理代がかかりそうなのでね。どうしようか考えていますよ。
ジェフベックや石川カメラマンだったら、さっそくガレージでエンジンを下ろして、バラバラに分解して組み直すんだろうな。かっこいいなぁ。そういう趣味の方向も、ちょっと素敵だと思うけど、都会じゃ似合わないなぁ。農家の納屋のようなガレージに、ピッカピカのSnap Onの赤いデカイ工具箱があるってのが、粋だと思います。

うーん、それ。あると思います。



http://en.wikipedia.org/wiki/Honda_GB500