憩いの森

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終戦記念に思うこと

2020-08-17 12:56:05 | 写真・ビデオ
また今年も終戦記念日が巡ってきて久しぶりに以前入手していたNHK編集の昭和史「激動の記録」5巻をDVDで再生した。

昭和15年から昭和26年までの政治経済戦争の記録を当時の日本映画社が撮影したフィルムをNHKが編集したものである。

2日間にわたって視聴したが今感じるのは、戦争末期に生まれた自分は何と幸せな時代に生きてきたのだろうかという思いである。

自分の父親は技術者のために徴兵は免れたと聞いていた。父親は大企業で勤め上げて戦後の家族を養うには問題はなかった。有難いことである。

DVDの映像を見ると、開戦に至る誇大プロパガンダ、空襲、シベリアや満州からの引き上げ、戦争孤児の悲惨な生活、買い出しと闇市、などなど、悲惨な経験もせず平和な生活をしている自分にとっては絵空事のように思える。

まあまあ安定した今の生活は、昔の人々の努力の上に築かれていると思う。

また、第二次世界大戦の記録はNHKで制作された「映像の世紀」がある。これはNHKスペシャルで放送された番組で長編であるが、暇なので歴史を振り返ってみたい。