憩いの森

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パソコンモニターにハイビジョンテレビを

2008-12-01 10:20:03 | コンピューター関連
今日はデジタルテレビの日です。まだアナログ終了まで2年半の猶予はあるのですが、妻がそろそろ欲しいとの要望で貧乏世帯の我が家ですが、ついにハイビジョンテレビを2台まとめて買うことにしました!

我が家は妻は5年前の13インチブラウン管テレビ、わたしは4年近くテレパソでアナログテレビ放送を視聴していますが、別に居間の7年以上前に購入した21インチブラウン管テレビがあるのですがあいにく現在はほとんど使っていません。

さて、自分用のハイビジョン放送をどうやってみるか、いろいろ選択肢がありすぎて迷っていました。それでPCモニターに液晶ハイビジョンテレビを使えないかと考えている方のために参考資料を掲載しました。参考になれば幸いです。

●↓PCモニター兼用に20インチハイビジョンテレビ(SONY KDL-20J1)を採用した。

置き場所がないので15年以上愛用している小さなOAデスクへむりやり押し込んで使う! 花の壁紙PC画面(WindowsXP)の右下にテレビ画面が映っているのがわかる。このテレビ画面はリモコンで上下左右の隅っこに移動できるのでPCでその場所が見えずに邪魔になるときは便利。



●↓今まで7年間愛用してきたIO-DATA製の15インチ液晶モニター、まだ他に転用する予定だ。



●従来の機材

①デスクトップPC: MVK製 MVK-530(ヨドバシカメラ企画、自作機仕様品)2005/1~
②モニター:    IO-DATA製 LCD-A15C 15インチ液晶モニタ 2001/12~

●地デジ視聴環境への選択肢

①地デジチューナー内蔵デスクトップPCの導入(パソコンもモニターも交換となる)

 (例)SOTEC E7シリーズ 21.6インチワイド液晶モニター付・・性能価格デザインすべて魅了的
 (例)FMV F/B70T 19インチワイド液晶モニター付・・・・・・白いファンシーなデザインで思わず買いたくなる製品だ。ハンドルが持ち運びもし易いし堅物の富士通の製品とは思えない優れもの!
 (例)NEC VN770/RG6B 19インチワイド液晶モニター付・・・・画面が垂直にならない構造が残念(畳に寝て見るときに液晶画面を下からみると下方向の視野角が狭くて暗くなる。これはテレビ用のモニター構造ではないため仕方がないが)

②液晶モニターだけを地デジチューナー内蔵の製品に交換する。PCはまだ4年もたっていないのでこのまま使う。ただし、この場合はPC表示の中に小さくテレビ表示ができる2画面機能があることが前提(本格的PinP機能があればベスト)

 (例)IO-DATA製 LCD-DTV222XBR フルハイビジョン対応21.6インチワイド液晶モニターと内臓スピーカー及び本格的PinP機能付、1920×1080ドット

②液晶モニターだけをハイビジョンテレビに交換する。PCはまだ4年もたっていないのでこのまま使う。
ただし、この場合はPC表示の中に小さくテレビ表示ができる2画面機能があることが前提(本格的PinP機能があればベスト)

 (例)SONY製 KDL-20J1 20インチ液晶ハイビジョンテレビ 1366×768ドット(WXGA)
 (例)SHARP製 LC-22P1-W 22インチ液晶フルハイビジョンテレビ&PC用モニター 1920×1080ドット


●結果と採用理由

結局決めたのは③のハイビジョンテレビ(SONY KDL-20J1)をPCモニターにも兼用する案である。

・PCはWindowsXPだがまだ4年も経っていないのでもうしばらく使うことに。いずれはPC専用で動画編集にも強い機種を選択して交換するのが良いと判断した。OSのWindows Vistaは職場では当面採用の機運はないし、WindowsXPから乗り換える必要性がまだないのが別の理由でもある。

・PCのDVDドライブは半年まえに故障で新製品に交換したばかりでもう捨ててしまうのはもったいない。おまけに最近外付けHDDも買ったばかりだし・・・いずれ現行PCケース/電源は残して新しくマザーボード/CPU/グラフィックチップ/OSを換装する選択肢もある。

・SONY KDL-20J1は15インチモニターの置いてあったOAデスクに何とか収まる寸法で(高さ396mm)であることと、モニターが前後に角度調整できることである。SHARPの20インチ液晶テレビは左右の角度調整はあっても前後の角度調整はなく、かつ高さも高い。

 もともと液晶テレビは大きくなると重量も出てくるので、画面が前後に動くと転倒して大事故が起きる恐れがあるからバランス上、左右の角度調整(スイーベル機能)しかないのはやむをえないだろう。

・PCよりテレビ番組を見ている時間の方が長いのでテレビ視聴の価値に優先順位を置いて選択したい。この点では画質の面で専用のハイビジョンテレビに軍パイが上がる。ただしSHARPのDTV222XBRは液晶テレビの構造でPC用として1920×1080ドットのフルハイビジョン仕様と欲張った製品もあるがやはり高価である。

・SONY KDL-20J1はPC用モニターにハイビジョン番組を4隅に小さく(横320ドット程度)表示できる。特にPC入力ではなくHDMI入力ならテレビ番組はリモコンで任意のサイズにズームできるのはこの20インチサイズでは他社にはないようだ。ただしこの場合は画面の中に画面があるPinPではなく横に2画面が並ぶ表示形式である。

・ハイビジョンテレビでSONY KDL-20J1は画面解像度が1366×768でWXGAしかない。EXCELでシートを広く見たいときにはあまりメリットがないが、でも現在老眼の小生にとっては1920×1080ドットで文字が小さくなるよりは解像度が少し低くても1文字の大きさが大きい方がよいと判断したがこれは実際に使ってみて正解だったようだ。

ただし画面解像度は組み合わせが決まっており、この機種では下記の通りであった。現在はPCのグラフィックの仕様の関係でモニターの解像度と合うWXGA・1280×768ドットのモードに設定して利用している。これは15~17インチモニターの解像度と同じだが、これを20インチサイズのモニターで見るので文字は大きく写り老眼には見やすい。

 【SONY KDL-20J1のPC用入力画面解像度組み合わせ】

  ・・・1024×768、1280×768、1360×768(この上はなし) 
  HDMI×2、D5端子・・・

・20インチのハイビジョンテレビが重量が軽く(7.2kg)と消費電力(67W)の面で有利である。同じシリーズで26インチになると重量(13kg)も電力(109W)も一挙にアップする。どうせデスクの上で使うので大きすぎるのは不要である。

・20インチハイビジョンテレビでSONY KDL-20J1は画質もよいし価格も安く(価格.comにて最安¥54,000×2台購入)、それにSHARPのAQUOSより音質も良かった。リモコンでPCとテレビの2画面-テレビ1画面に切り替えるのがやや面倒なのと当然画面密度が1280×768ドットの狭さがあるが、PC画面での色の不具合やにじみも特に気になる現象はなく一応満足である。

●以上、PCモニターにハイビジョンテレビを利用した報告でした。お役に立てれば幸いです。