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憩いの森

安らぎと憩いを求めて!

多数の静止画と多数のAVCHD映像のオーサリングには時間がかかりすぎる悩み

2011-10-21 22:24:32 | 写真・ビデオ
最近、ハイビジョンのビデオカメラを購入して念願の黒部立山アルペンルート・ツアー旅行に行った。

その時に撮影した写真やビデオ映像をクレイジーだが70分!の長時間旅記録作品に仕上げて編集ソフトでBD-Rに焼いた。しかし、その処理時間が、かかること、かかること! 実に実時間の6.4倍の7時間25分も! (-_-;) 深夜寝る前に処理を開始して翌朝に終了した。

皆さんの参考になるかどうかわからないが、その編集データ内容を以下に記した。

●撮影機種: ① SONY HDR-CX560Vの動画(17Mbps FXモード:1920×1080i、207万画素)と静止画(1230万画素)
       ② Richo R8 デジカメ 1000万画素 静止画

●映像素材: ①静止画:236枚(壁紙、パンフレットのスキャン画像、記念写真のスキャン画像等を含む。)
            再生時間は約20分(5秒/枚)
       ②動画 :101クリップ、再生時間は約50分、平均29秒/クリップ

●ビデオ編集ソフト: SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10

●編集パソコン
 【商品名】HP Pavilion Desktop PC s5250jp AV888AV-AAAC (2009年冬モデル)
 【型番】 AV888AV-AAAC
 【OS】 Windows 7 Home Premium 32ビット、
 【CPU】インテル Core i5-750 プロセッサー(2.66GHz)、
 【RAM】4GB、
 【HDD】1TB、
 【ドライブ】ブルーレイディスクドライブ、
 【グラフィック】NVIDIA GeForce G210
 【液晶モニター】21.5型 1920×1080ドット

現在のPCは決して遅いPCではないが、高圧縮率の形式であるAVCHD形式のビデオデータを読み込んで出力処理するにはPCのソフトウェア・エンコード処理だけでは負担が重たい。当方のCPUは4つのコアが内蔵されているが出力エンコード時にはその全てが80~100%フル稼働しているのが監視ソフトを見るとわかる。

もしPCと編集ソフトを買い替えできるのであれば、ビデオSALON誌にいろいろ記事が出ているように、編集パソコンのCPUはインテルの第2世代コアi7で「クイックシンクビデオ」機能を持ち、その機能に対応したビデオ編集ソフト(例えばグラスバレーのEDIUS Neo 3等)を使えばビデオのエンコードをCPUではなくハードウェアに任せて実時間同等か、それ以下の短い時間でエンコードを終了できるとある。つまり実時間70分のビデオ作品を出力するのに70分で済むということである。これが半分の35分で終わればもっと楽なのだが・・・夢か!

今までは標準画質のビデオカメラでデジカメ映像もスライドショーとしてつけてDVDに焼いていたが、これはたしか実時間に近い処理時間で済んでいたのでストレスをあまり感じたことはなかった。まあ、素材データがハイビジョンという巨大なものになって、PCは新しくなっても要求処理性能に追いつかないのは残念である。

まあ、今回は他人に配布することは考えていない自分の思い出用ビデオだったので、あれもこれもと欲張り70分と小さな映画みたいになってしまった。配布用ならテーマを絞って10~15分に編集するところである。大変さを経験するとビデオ編集を仕事としているプロデューサー/ディレクターやカメラマンの苦労がわかるような気がした。

●↓室堂のみくりが池

SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10とiPhone4ハイビジョン映像との相性問題?

2011-07-24 15:24:13 | 写真・ビデオ
●千葉県市川市下総中山の法華経寺境内


●千葉県市川市 東山魁夷記念館(逆光)


●千葉県JR市川駅前 アイリンクタウン展望台より東京スカイツリーを望む。


先週からビデオ編集作業を行っているが標記の想定しなかったトラブルが発生して困っている。

7月中旬に猛暑の中を友人たちと市川市を散策した時にiPhone4のカメラで静止画と動画を撮影した。問題はそのとき撮影した静止画と動画を標記の編集ソフトで短編のDVD作品にしようとしたところ、静止画は全く問題ないが、動画を1クリップ、2クリップと編集ソフトのタイムラインに置いてゆくうちに、なぜか「応答なし」のストール、もしくは「システムメモリーが少なくなっています。・・・」のエラー表示で結局中断停止したのである。これは何度やってもダメ!

それからいろいろネット上に同様な問題が掲載されていないか調べたが、見つからなかった。この1週間は「システムメモリーが少なくなっています。・・・」という表示内容から、Windows7(32bit版)の不要なサービスを停止してみたり、ウィルス対策ソフトを停止してみたり、Windows7を再起動してからビデオ編集ソフトを立ち上げてみたり、さらにはSONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10の最新モジュールで再インストールをしてみたり、考えられる手はいろいろ打ってみたがいずれも結果は同じだった。

もちろん少ないが手持ちの他のビデオ編集ソフトも同様なデータで編集してみたら、Adobe Premier Elements 7ではうまくゆきそうだったが動画を増やしてゆくと結果はやはり「応答なし」になった。まあ、これはバージョンがとても古いので不調になってもやむを得ない。

手持ちのビデオ編集ソフトで最新版はCorel Video Stuido X3 Proである。これは動画を増やしてゆくと極端に動きが鈍く重くなったが、意外にも停止までには至らず、しぶとくじわじわと処理して時間はかかったが止まらないのである。ただし、モニター映像はコマ落ちして途切れ途切れ、音声も同様にプチプチと途切れる。でも最終的にはマウス操作もゆっくりと操作して腫れ物に触るように騙し騙しではあったがついにDVD書き出しまで成功して終了した。しかし、高画質Blu-Ray Discへの書き出しはだめでやはりエラーで中断してしまった。他ソフトは編集画面の段階で中断してしまうのでどうにもならないのだ。

原因は今のところ不明、今までSONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10を使ってきてこのような不具合は発生していない。今回は初めてiPhone4の動画データを使った点が今までにない仕様である。iPhone4の動画はAppleの Quicktime Movie (ハイビジョン)の形式で作られている。

拡張子は「mov」でこれ自体は多くのデジカメで採用されているファイル形式でありiPhoneデータだと駄目なのが残念!そもそも、拡張子「mov」の動画データは今まで何度もPanasonic Lumixデジカメで撮影されたものをVegas Movie Studio HD Platinum 10で多数編集しても何も問題はなかった。ただしそれらは標準画質の映像でiPhone4のようなハイビジョン映像ではなかったが。

やはりiPhone4動画のMPEG-4 AVC/H.264という高圧縮のコーデックが災いしているのかもしれない。もしくは使用PCが32bitのWin7でRAM 4GB、ローエンドグラボでは性能不足なのかも知れない。

今回エラーの元になっている動画データはサイズは10~50MB程度でハイビジョンデータとしてはAVCHDの映像と比べても大きすぎるというほどでもないし、ビットレートは約12Mbps、画像は1280×720ピクセルでフルハイビジョンでもない。

不思議なのは、原因を確かめるためにSONY のハンディカムで撮影された他の映像データ(1920×1080ピクセル 約16Mbps)を30クリップ程度SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10編集ソフトでタイムラインに並べてみてもエラーにはならないのである。

編集対象のデータの大きさはiPhone4動画よりはるかに大きいのに問題なく編集できるのである。なぜだろう? iPhone4のハイビジョン動画データとSONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10との相性が悪いのか、ソフトにバグがあるのか、それとも当方のPCに問題があるのか、今後の宿題である。

iPhone4の動画・静止画映像が携帯電話カメラにしては優秀でかなり使える画質であることから残念である。原因は引き続き調査してゆく予定である。誰か同様なトラブルに遭った方があれば情報交換したいですね。



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SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10 によるビデオ編集に使ったデータ

●iPhone4動画(32クリップ)

ファイル種類:Apple Quicktime Movie
ファイルサイズ:10MB~50MB
(ビデオ部)
フレームサイズ:1280×720ピクセル
総ビットレート12Mbps
フレーム率:29.97fps
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
(オーディオ部)
ビットレート65kbps
チャンネル:1(モノラル)
サンプリングレート:44kHz

●iPhone4静止画(39枚)

平均ファイルサイズ:2MB
フレームサイズ:2592×1936ピクセル
解像度:72dpi(垂直・水平)
絞り(例):f/2.8
露出時間(例):1/736秒

●その他静止画(10枚)

500KB程度の壁紙やネット引用写真など

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●当方のパソコンの仕様

【商品名】HP Pavilion Desktop PC s5250jp AV888AV-AAAC
    (2009年冬モデル)
【型番】 AV888AV-AAAC
【OS】 Windows 7 Home Premium 32ビット、
【CPU】インテル Core i5-750 プロセッサー(2.66GHz)、
【RAM】4GB、
【HDD】1TB、
【ドライブ】ブルーレイディスクドライブ、
【グラフィック】NVIDIA GeForce G210
【液晶モニター】21.5型ワイド、

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●参考リンク

iPhone4カメラ 品質紹介記事①

iPhone4カメラ 品質紹介記事②

iPhone4カメラ 品質紹介記事③


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(以下は2011/7/27に追加した記事です。)

やはりiPhone4動画ファイル(QuickTime:拡張子mov)は相性問題があることが報告されていた。

●動画編集ソフト Sony Vegas @ Wiki ・・・ よくある質問
http://www37.atwiki.jp/sonyvegas/pages/12.html#id_2b52fdcc

Q:mp4・movファイルが読めない。レンダリングでエラーになる。
A : 別の形式に変換してみる。QuickTimeのバージョンを変更してみる。
  一口にmp4と言っても内部形式は色々なので、Vegasでは対応していない場合もある。別のファイル形式に変換しよう。
  またQuickTimeの最新バージョンはVegasと相性が悪い場合もあるので、過去バージョンに入れ直すと読める場合がある。
  (過去バージョン:QuickTime Ver7.1.6)



野菊の墓(映画)の観賞

2011-06-25 21:30:20 | 写真・ビデオ

「野菊の墓」は明治時代に活躍した伊藤左千夫の小説で当時の夏目漱石も褒めている小説である。1906年1 月、雑誌「ホトトギス」に発表され日本では過去に何度か映画化されているようだ。

●1955年 - 『野菊の如き君なりき』
監督:木下惠介、出演:田中晋二、有田紀子、杉村春子、田村高廣、笠智衆、松本克平
●1966年 - 『野菊のごとき君なりき』
監督:富本壮吉、出演:太田博之、安田道代(現・大楠道代)、宇野重吉、川津祐介
●1981年 - 『野菊の墓』
監督:澤井信一郎、出演:松田聖子、桑原正、島田正吾、加藤治子、樹木希林

 今日はレンタルDVDで1981年に制作された松田聖子主演の映画を鑑賞した。主役の民子役は当時19歳の松田聖子だが政夫役は2万人の中からオ-ディションで選ばれた桑原正(くわはらまさし)というイケメンである。

 もちろん2人共に映画は素人なので演技はイマイチだが周りのベテラン俳優がその不足を補っていた。特に民子の伯母きく役の加藤治子、奉公人お増役の当時はまだ若い樹木希林、他に愛川欣也などの好演技が印象に残った。また本人が嫌っていたおでこを見せる民子役は素顔に近い松田聖子の魅力がある。当時の歌を歌っている聖子カットの髪も化粧も大違いで映画の中では素朴な農民姿だが、それがまた彼女の別の魅力だと感じた。

 ところで2008年秋にシニアの友人に連れられて松戸市にある「野菊の墓文学碑」や小説に出てくる江戸川の「矢切の渡し」をハイキングしたことがある。この時には文学歴史に音痴な当方は伊藤左千夫の小説にはあまり興味がなくもっぱら当時購入したばかりのビデオカメラを持参して撮影に挑戦していたのである。

 思えば、あの時に事前に「野菊の墓」の映画ビデオを見ていたらついでに小説も読んで現地に臨んだものと思う。やはり歴史やいきさつを知っていくのと知らないで行くのとではハイキングの面白さが全然違うからである。最近iPhone4を使い始めたので青空文庫アプリを使って「野菊の墓」を読んでいる。

 このような記事を書いたのは、実は最近当方がなぜか?30年前の松田聖子の魅力にはまっているからである。今年になって偶然に彼女の1980年代当時の歌のCDやYouTube映像に接するようになってからである。著作権のことはわからないが大勢の奇特な方々が古い録画テレビ番組をYou-Tubeに公開してくれるおかげでわれわれも過去のお宝映像を視聴できるのはありがたい。

 当方に比べれば松田聖子は18歳も年下であり世代が1まわり半も違うが、歌のうまさだけでなく昔のドリフターズとのコント、黒柳徹子や久米宏、欽ちゃんや桂三枝、等のインタビューやトーク番組などの録画映像が大変面白く、また生まれが当方と同じ福岡県であるのも親近感があったからである。

 でも30年前は松田聖子という名前は知らなかった。というのは彼女がデビューした1980年は我が家に長男が生まれて2年後であり、子育てと勤務していた計算センターの超多忙な仕事、それに聖書研究の宗教団体の活動も本格的にやっていたのでテレビ番組や映画を見ることも少なく松田聖子の誕生も全く知らなかったのである。ちょうど山口百恵が引退した年で後にその後を継ぐ偉大な歌手「ポスト百恵」と言われた聖子である。

 それが今、当方が年金暮らし中心になり、暇ができたので今頃になって大昔のエンタテイメントにはまっているわけである。当時ぶりっ子の代表といわれた松田聖子だが、今年芸能生活31周年を過ぎてもまだ大活躍しており、この3月で49歳になるのにその若い美貌と新作アルバム発表やコンサートツァーを再開するバイタリティには驚くばかりである。

 現在は超人気歌手19歳の前田敦子、昨年の総選挙1位だった大島優子に代表されるAKB48の可愛い歌姫たちが人気を博しているが、好みの違いなのか、60代のわがおじさんにはAKB48の全員が束になっても1980年代の松田聖子の魅力にはかなわないように感じる。太い下がりまつ毛で決して美人だったとは言えないが、素直で可愛いしぐさや張りのある歌の抜群の上手さ、ハスキーで舌足らずな喋り方、多くのお笑いコントに挑戦していたケナゲな姿がとても微笑ましい。
 
 過去のアイドルの懐かしい歴史姿と自分の歴史を重ねてしまうが、もう30年も過ぎてしまったのかと淋しくもある。でも少しでも青春が戻った印象を味わうのも精神的に若さを保つ良い手段なのかしれない。!


(PS)思えば最近の数年間はいろいろな統一性のない興味に走っているようだ。仕事に必要で本格的に始めたものもある。

・レンタルDVDの観賞・・・これは5年前から
・ACCESS/VBAのプログラミング
・EXCEL/VBAのプログラミング
・統計学とソフトの勉強(SPSS、JavascriptStar)
・孫や旅行/ハイキングのビデオ撮影と編集とDVD/Blu-Ray作成
・ベランダ園芸各種
・ミシン裁縫・・・これはまだ始めたばかりで進んでいないが!
・iPhone4を使って各種アプリの活用・・・これも始まったばかりだ!
 
 iPhone4のアプリで準備した簡単な英会話練習もやっておきたいが、やはり昔のように3日坊主になりそうだ。

 この数年間にプラスになったもの、それは体重だ! 困った!

Corel Video Studio X3 Pro を使った画面の明るさに変化をつける?編集

2011-02-04 17:33:12 | 写真・ビデオ
先日コメント投稿されたブログ閲覧者からの質問で見本素材を使って実験してみました。
ただし、当管理人もまだCorel Video Studio X3 Proの使い方をよく知らない素人の技なので一応参考資料として見てください。


●編集したビデオ映像





●Corel Video Studio X3 Proでの操作方法(pdf資料)

ここを右クリックして名前を付けて保存してください。






懐かしい映像

2011-01-10 20:20:38 | 写真・ビデオ
●↓懐かしい「ルーシーショー」番組の一コマ、ビタミン剤の宣伝


最近ふと思い出し、超昔?のNHKテレビ等で放送していた番組が懐かしくなっていろいろYou-Tubeで検索して楽しんでいる。

当方が中学生以降で思い出すのは米国30分番組の「ハイウェイパトロール」、米国版爆笑番組ルシールボール主演の「ルーシーショー」、戦後の日本の問題を描く取材番組「日本の素顔」、説明の必要がない「77サンセット・ストリップ」や「アンタッチャブル」や「スパイ大作戦」や「刑事コロンボ」や「ペリーコモ・ショー」はよく見た。上記の映像はそのうちのひとつ、このような懐かしい映像をアップしてくれた方に感謝! 英語のセリフそのままであいにく字幕はなし、しかし見ているだけでセリフが推測できおおいに笑わせる。

30年以上も昔の有名歌手の歌も映像つきで歌を楽しむことができる。ただ、著作権はどうなっているのか?アナログテレビ録画映像から取っているものが多いようだ。それはともかく楽しめる。

思うに自分も年を取ったのがうらめしいが誰もいつかは老いるのだから仕方がない。

Adobe Premier Elements 9 体験版

2010-11-28 08:54:42 | 写真・ビデオ
昨年発売のAdobe Premier Elements 8の評価は散々だったので、今回のバージョンアップ版は少しましになったのか、見たいと思って体験版を使ってみた。

まず、印象は2つ前のバージョンPre7に比べて動作が重いという印象だ。何をやるにしてもモッサリといった動きでサクサク動くというには程遠い。これは最近のCorel Video Studio X3でも同じだが、総じて高性能のCPUと大容量メモリー、そしてゲームがある程度動かせるグラボを搭載したPCでないと、結局ビデオ編集を行う意欲を失わせると感じる。

ただ内臓している画像素材に20個程度の面白いswf形式アニメーション画像があってこれは他のビデオ編集ソフトで使える。手持ちのVideo Studio X3とVegas Movie Studio HD 10ではタイムラインへの取り込みと表示ができた。体験版利用後は新しい映像素材だけはいただいておくことにする。

オーサリングの速度を検査してみようかと思っていたがモッサリ感で意欲減退、またの機会にする。

それにしても当方が現在ビデオ編集で主に使っているSONY Vegas Movie Studio HDの動作の軽さが嬉しい。機能はたくさんあるのだが、編集作業の動作を軽くするためにいろいろ工夫されているようだ。

ただその分?書き出しが遅い(DVD Architect Studio 5.0)のでは言われているようだが、実際に使ってみて他競合ソフトと比べて許容できる範囲かな感じている。


①↓Adobe Premier Elements 9の編集画面でアニメーションオブジェクトを挿入したところ(クリックで拡大画像表示)




②↓アニメーションオブジェクトの種類(サムネール画像)


③↓アニメーションオブジェクトのフォルダー
パス:C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Elements 9\Clip Arts\Common\Animated Objects




【参考資料】上記の記事に使ったPC概要

機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル) 2009/11に購入
OS: Windows 7 Home Premium 32bit 
CPU:intel i5-750 2.66GHz
 (一応クワッドコアだがハイパースレッドではないのでスレッドも4個のみ、
    2010/7現在ではもう古いCPUになってしまった!)
RAM:2GB×2 DDR3-SDRAM PC3-10,600(1,333MHz) 
HDD:1TB (SATA、7,200rpm)
光学ドライブ:Blu-ray(書き込み) HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L
GRAPHICS:NVIDIA GeForce G210 (ローエンドのグラボ)

Edius Pro 5.5 体験版

2010-10-08 22:56:12 | 写真・ビデオ
トムソンカノープスのプロ向けビデオ編集ソフトである Edius Pro 5.5 30日間体験版を使ってみた。幸いこのプログラムは32bitのOS環境で動くので当方のPCでもインストールできるが、Adobe Premier Proのように64bitのOS環境でないとダメなソフトは体験版でも使えない。

友人から拝借しているSONYハンディカムのAVCHDハイビジョン動画を使って体験編集してみた。動きは意外と軽快だった。ただし、プロ仕様なのでPDFのマニュアルが整備されてはいるが、アイコンが多過ぎてさすがに操作は困難! とりあえずわかる範囲内でファイル出力画面まで体験した。(実際の出力はしなかった。) 

以下は編集したときの画面例である。(画面をクリックすると拡大します。)

①↓AVCHD動画2クリップに途中タイトルを挿入した編集画面例




②↓BDへ出力する画面例



画面は黒基調で品位があり見やすい。メニュー体系はSONYのVegasと違うので難しいがEffectやTransitionは種類が膨大であるにもかかわらず、エクスプローラー風のフォルダツリー構造表示で非常にわかり易い。タイムラインの制御方法も多岐にわたる印象である。プロ御用達のためソフトの値段も高いし、編集素人のおじさんには猫に小判のようなソフトかもしれない! ビデオSALONの記事によるともうすぐ最新版のEdius Pro 6が発売になるようだ。

ハイビジョン映像をAVCHD形式で出力してみたら

2010-09-20 20:52:54 | 写真・ビデオ
2010-08-26の記事でハイビジョン映像編集に挑戦の続きである。
入力映像がAVCHDだが出力もAVCHDにしたときのレンダリングとDVD出力までの時間を計測してみた。AVCHD映像の再生はHPのBD専用再生ソフトが動くが、MSの標準添付Media Player 12でも再生できた。


【編集事例3】

AVCHD映像をCorel Video Studio X3 Proで編集してAVCHD形式のDVDに出力した。

■原始データについて
 機種:SONY HDR-CX370V
 映像:AVCHD 1920×1080i 29.97fps
    12Mbps  692MB
    合計時間 7分55秒

■AVCHD映像をCorel Video Studio X3 ProでAVCHD形式のDVDに出力
 (実際のオーサリングソフトはDVD Movie Writer 2010である。)

 メニューありAVCHD/DVD 1920×1080i 29.97fps
 16:9 WideScreen 出力時間:36分 (レンダリングと書き出し)

何と出力に映像実時間のほぼ4.5倍を要した。Vegasより時間がかかってしまったが、これはmpeg-4/H.264形式への変換と加えてメニュー付きであるためだろうと考えられる。VS X3 Proでメニューなし出力の方法をまだ知らないのでいずれ他のソフトと同じテスト条件にするためにメニューなしの方法がわかったら再テストしてみるつもりだ。

いずれにしても、AVCHD/DVDを再生できるBD/DVDプレイヤーを持っていないと友人親族に配布しても見てもらえないので、現状ではBDが普及するまでAVCHDではなく、画質は落ちるが通常の標準画質DVDで編集出力して配布するのが無難なようだ。

もちろん、BDプレイヤーのある人への配布はBDを作ってあげてもよいがBD-Rでも現在はまだ1枚300円程度はしているので費用が大変だ。ただ秋葉原のメディア専門店で台湾製のBD-Rで10枚組だが890円で手に入れたものを試用してみたが、まだ安定性が悪いようだ。

ただし自分用にはBDで編集出力したマスター媒体を持っておくか、もしくはHDDにISO形式のDVDイメージファイルを作成しておき、将来BDが普及して価格が安くなった頃にBDに出力するという手段もある。


【編集事例4】

AVCHD映像をCorel Video Studio X3 Proで編集して標準画質のDVDに出力した。

■原始データについて ⇒ 編集事例3と同じもの

■AVCHD映像をCorel Video Studio X3 ProでDVDに出力
 (実際のオーサリングソフトはDVD Movie Writer 2010である。)

 メニューありmpeg-2 DVD 1920×1080i 29.97fps
 16:9 WideScreen 出力時間:11分 (レンダリングと書き出し)

出力時間は映像実時間の1.35倍で済んだが画質は標準に落ちてしまうのでやはりもったいない印象が残る。

いろいろ簡単な実験をしてみたが、やはりハイビジョン映像を配布したり、恒久的に保存する方法は難題が多いということがわかる。でもあと3年もしたらこのボヤキは過去のものとなっているだろう。

(ハード環境については2010-08-26の記事を参照)

本格的ハイビジョン映像編集に挑戦!

2010-08-26 22:59:58 | 写真・ビデオ
親切な友人から拝借した映像データ(SONY Handycam ハイビジョン映像)を使って本格的なビデオ編集実験に臨んだ。AVCHDという高圧縮のビデオデータを直接PCでビデオ編集するのは動作がかなり重くなって難しいという記事を雑誌で読んでいたので心配したが、実際に読み込み編集してみるとそれほどではなく結果は成功! 無事にBlu-Ray Discに出力してBDプレーヤーで再生できた。他の方々にも参考になるように実験結果を簡単に記載した。いずれ機会があればCorel Video Studio X3 pro等のソフトでも編集してみるつもりである。

●Vegas Movie Studio HD 10 での編集画面 (画像をクリックすると1280ドットに拡大します。)





【編集事例1】

AVCHD映像をVegas Movie Studio HD 10で編集してBDに出力

●原始データについて
 機種:SONY HDR-CX370V
 映像:AVCHD 1920×1080i 29.97fps
    12~15Mbps  1.9GB
    合計時間 約16分
 静止画:3072×1728 約500万画素
    JPEGデータ×6 平均3MB/個

●SONY Vegas Movie Studio HD 10にてBDへ出力
 メニューなしBD MPEG-2 1920×1080i 29.97fps
16:9 WideScreen  3.39GB
出力時間:50分 レンダリングと書き込み他
 映像実時間のほぼ3倍を要した。


【編集事例2】

AVCHD映像をAdobe Premier Elements 7 と Vegas Movie Studi HD 10で編集してBDに出力

■原始データについて
 機種:SONY HDR-CX370V
 映像:AVCHD 1920×1080i 29.97fps
    12Mbps  692MB
    合計時間 7分55秒

■Adobe Premier Elements 7 にてBDへ出力
 メニューなしBD MPEG-2 1920×1080i 29.97fps
16:9 WideScreen
出力時間:21分 レンダリングと書き込み他
 Vegas10よりも3分早く終了した。評価どおり
 Vegasはレンダリングでやや時間がかかるようだ。
 しかし編集動作は軽い。

■SONY Vegas Movie Studio HD 10にてBDへ出力
 メニューなしBD MPEG-2 1920×1080i 29.97fps
16:9 WideScreen  1.54GB
出力時間:24分 レンダリングと書き込み他
 映像実時間のほぼ3倍を要した。



▲使用PC(参考資料)

  機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル) 2009/11に購入
  OS: Windows 7 Home Premium 32bit 
  CPU:intel i5-750 2.66GHz
 (一応クワッドコアだがハイパースレッドではないのでスレッドも4個のみ、
    2010/8現在ではもう古いCPUになってしまった!)
  RAM:2GB×2 DDR3-SDRAM PC3-10,600(1,333MHz) 
  HDD:1TB (SATA、7,200rpm)
  光学ドライブ:Blu-ray(書き込み)
     HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L
  GRAPHICS:NVIDIA GeForce G210 (ローエンドのグラボ)

VMS10でモザイク処理に挑戦?

2010-08-08 21:59:38 | 写真・ビデオ
 先日購入したビデオ編集ソフトの「SONY Vegas Movie Studio HD plutinum 10」でモザイク処理に挑戦してみた。何しろ、操作説明書には出ていないようだし、HELPのキーワードでの検索でも見つからなかった。

 市販でよい本があれば参考になるがVersion10はまだない。Version9ならたしか約5千円以上もする高価な本が出版されているようだ。そこまで高い本を買うほどではないのでネットで捜してみたら、Vegas Pro 8でのモザイクを掛ける方法がみつかったので参考にしたが、プロ用でバージョンも古いので画面もメニューも異なっていたが試行錯誤には役立った。

 結果、できたのが、2つのビデオトラックに同じ映像を載せてから、オーバレイする方の映像に「ピクセレート処理(モザイク処理)」と画像を丸く切り抜く「クッキーカッター」というエフェクト(ビデオFX)を使って処理する。

 この動きは早く言えば、ピクチャ・イン・ピクチャで主映像の上に乗っかる副映像が丸い(四角でも三角でもよい)切り抜かれたモザイクのかかったものであることだ。

 通常利用するピクチャ・イン・ピクチャは副映像の大きさと位置だけ固定して映像はそのまま使っているはずだが、モザイクはその副映像にピクセレート処理してぼかして使うことにある。

 もちろん、動画なので切り抜いたモザイクをかける部分は被写体が動くにつれてその切り抜き範囲をこまめに移動させ、隠したい部分が正確に隠れるようにキーフレームを作って追跡しなければならない。この面倒な作業は力仕事であり映像編集者の腕の見せ所となるわけである。

 さらにこの方法だとVMS10に準備されている切り抜きテンプレートで間に合うときそのまま簡単に利用できるので今後いろいろ応用できそうである。

 例えば主映像をモノクロ映像にしておき、切り抜きした副映像部分(モザイク画面に対応)はカラーそのままの映像でピクチャ・イン・ピクチャすると、モノクロ映像の中に切り抜いた部分だけカラーになり対象を目立たせることができる。

 今回はネットで見つけた方法にヒントを得たが、別のやり方でモザイク処理を行う方法があるかもしれない。まだビデオ編集初心者なのでAdobePremier7やVideoStudioX3ではどうやって作るのか研究してみたい。


●↓ VMS10でのモザイク処理1 (副映像にピクセレート処理(大)する。これはあとから説明用画像を作ったのですでに切り抜き後の映像になってしまったが、本当はピクセレート処理直後はモニターの全画面がモザイクのかかった状態になる。)



●↓ VMS10でのモザイク処理2 (副映像にクッキーカッター処理(円形、中心)する。切り抜き範囲がわかるようにここでは境界線を表示してあるが、本番ではもちろん境界線はつけない。)


SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10 に乗換え

2010-07-31 13:58:35 | 写真・ビデオ
ついに「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」を購入してしまった。以下はその編集事例画面と購入のいきさつや感想を掲載した。
(画像をクリックすると拡大します。)


①↓タイムライン編集画面⇒シーンメニュー(ストーリーボード)画面はない。




②↓メディアジェネレーター使用画面



③↓テキストタイトル編集画面、プレビュー画面とは別の窓で編集する。



④↓同梱オーサリングソフト「DVD Architect Studio 5.0」画面
 Movie Studioからリンクして呼び出される。ルート/チャプターメニューを編集する。





●最近のビデオ編集ソフト利用と体験状況

最近までの使用ソフトは「Adobe Premier Elements 7」だったが、2年前の購入当初は、PCがグラボも内臓で、Windows XPをRAM 768MBで使っていたため編集作業を継続してゆくと必ずメモリー不足の警告が出て困っていた。クリップの数が多いと早ければ数分で、少なくても30分?程度で警告が出ていた。

昨年暮れにWindows 7の高速PCに変えてから動作は軽くなりクラッシュも減った。しかしPremier Elements 7がWindows 7配下での動作を保障しているわけではないのでおおっぴらに文句は言えないが、新Windows7のPCがRAMを4GBをつんでいてもメモリー不足の警告は相変わらず出ていた。なぜ?・・・orz 

ただ、メモリー不足警告が出たらおもむろにPremier7を再起動すれば、ほぼまた編集作業は大丈夫だったので騙し騙し使っていたがやはり不便だ。ネットの書き込みを見ると、Premier7はメモリー管理がよくないのかもしれない? あるいは、口コミで言われている現PCに搭載されているnVidiaのグラボと相性が悪いのかも?

今までに「Adobe Premier Elements 7」と「Ulead Video Studio 11」の正規版、「Corel Video Studio 12とX3」や「トムソン・カノープス Edius NEO 2 Booster」、「SONY Vegas Movie Studio Plutinum HD 10」、「Nero Multimedia Suite 10」、「Adobe Premier Elements 8」、「PowerDirector 8」の体験版などを使ってみたが、いろいろ特徴があり迷ってしまう。機能も値段もピンキリである。

そして先日、約80個のビデオクリップと静止画で構成する2時間50分のビデオ作品をオーサリングしていると、3回ほど試行錯誤でトライしてみたが、途中で必ずクラッシュしてしまったのを機会に現行ソフトである「Adobe Premier Elements 7」をあきらめることにした


●この2年で欲しいソフトの選択肢が変化してきた?

体験版を使っているうちに、自分が2年前にビデオ編集を始めた頃に抱いていた考えが下記のように少しづつ変わってきたように思う。

①操作性の簡単性も素人向けテンプレートの豊富さも魅力的だが、途中でクラッシュしない動作の安定性がやはり一番重要だということ。
・・・「Adobe Premier Elements 8」はこの点で不合格、一応Adobe社ではnVidiaグラボ搭載PCへのドライバーの対応策も発表されてはいるが顧客が扱うには面倒な作業である。

②当初は画面は簡単な方が良いと思っていたが、今は豊富な情報表示で状況把握が確実にできることが重要であると思う。

例えば、編集中のクリップデータの詳細情報、現在作動している機能の表示メッセージの詳細表示、編集途中で必要な調整機能(タイムライン上での細かい調整機能)、書き出しのエンコード中の作業内容詳細表示、作業経過/残時間などの詳細表示等である。

また、ビデオクリップの移動/分割が簡単、編集で多用するビデオとタイトルのフェードイン/アウトがマウスで長さも含めて的確にできることが重要である。・・・クラッシュしやすいソフトは使っているオブジェクト(ビデオ素材)のデータ詳細表示や途中経過の表示が少ないと今ソフトが一体何をやっているのか不安になるのである。やはり的確な状況確認があって安心して作業をできる仕組みの方が良い。・・・「Adobe Premier Elements 7」は現在編集中のプロジェクトファイル名すら画面表示されないので間違ってバックアップしておいた前の世代で似たような名前のプロジェクトで編集してないかと不安になる。

③ソフトの起動速度、応答速度など動きが軽いことが重要だ。これもクラッシュしにくいソフト要因だと思う。


④機能の割に値段が安いこと。(当方の場合は乗り換え版が安いことが重要)・・・CorelやVegasは安い


⑤高機能であってもPDFの説明書しかないようなものではなく、重要なものは操作ガイドがリアルタイムで表示される機能が欲しい。・・・この点Corel Video Studioは不利か?


⑥Corel Video StudioもAdobe Premier Elementsにしても、豊富なテーマやタイトルやメニューテンプレートの大半は日本向きのデザインが少なく利用したくないものばかりである。
まあ、当方がシニア世代なので和風の静かな雰囲気やクラシックなイメージのものも加えて欲しいのだが、アメリカ生まれのソフトが多い中で無理だろう。自分で作れれば作りたいが・・・

⑦タイムラインですべての編集作業が的確にできれば初心者向きソフトにあるシーンメニュー(VSではストーリーボード)はなくてもよい。むしろ編集中にシーンメニューとタイムラインとを行ったり来たりするのは作業効率の点でよくないのである。



●ついに乗り換えすることに決定 ⇒ 「Vegas Movie Studio Platinum HD 10」へ

以上のような考察をしてきたが、いろいろ考えて、日本ではVSほどには使われていない?「Vegas Movie Studio」)を購入してしまった。ただ、ビデオSALON雑誌の紹介記事によると、このソフトはビギナー向けといいながらVegasのプロ用ソフトと機能がほぼ同じと書いてあり、当方にとってはそこがまたよいところでもある。「Edius Neo 2 Booster」もそうだがVegasの豊富な情報表示とボタン類の多さにはびっくりする。プロ用と同等の機能をビギナー向け価格で買えるということである。

一応、Premier Elements 7ではクラッシュしていた2時間50分のプロジェクトと同じものをVegas Movie Studioで作成してBlu-ray Discに出力させてみたら、何の問題もなくスムーズにエンコード(レンダリング)して書き出してくれた。

BD/DVDへの出力(オーサリング)には別のソフト(DVD Architect Studio 5.0)が呼び出されて継ぎ目がありビギナーにはわかりにくいがプロ向けソフトでは多い形式なので仕方ないかもしれない。

ルート/チャプターメニューはテンプレートがかなりあるので利用できるが、その気になれば自分でメニューを作ることもできる。DVDにオーサリングしている最中の状況表示は細かく、現在どこまで作業が進んでいるか経過/残時間を含めてよくわかるようになっている。このあたりは「Adobe Premier Elements 7」の簡単な進行表示とは大違いである。

まあ、最近は送った相手が使用している古いDVDプレイヤーで再生できない問題があるためにチャプターメニューは付けないでDVD出力することが多いので無視できるが・・・ただしメニュー1を手動で削除しておく必要がある。メニューなし出力をデフォルトにできないのかまだ見つけてはいない。

タイムライン上でのカーソルの作動モードがボタンでいろいろ変わるのもVSやPremierにはない仕組みで高度な編集ができるようになっている。タイムラインですべての編集作業が的確にできるのでシーンメニュー(VSではストーリーボード)はなくてもよいと感じた。

「Vegas Movie Studio」はプロ並みの高度な機能が備わっていて操作を覚えるのにかなり時間がかかりそうだが、基本的な操作は1週間ほどでわかってきた。それにこのVersion10から初心者向けの自動スライドショー編集機能も追加されてVideo Studioと同じように写真と写真の切り替え表示のトランジションが自動的に設定されたビデオができるようになっている。その設定も手動で変更できるようになっていた。それにビデオの手振れ補正機能も加わったのでいざというときは役に立つ。

「Vegas Movie Studio」でほめるべき点は個性的な操作ガイドである。リアルタイムでの操作ガイドがあり、とてもよくできている。実画面上で操作対象の範囲が赤枠で表示され、押すべきボタンも手のアイコンが出て指示するのである。よくある一方通行のビデオ説明とは違うもので、実際の画面で操作してゆくと対応する次の操作指示が表示されるのである。どうやって作ってあるのか不思議で興味あるところである。この操作ガイドの出来の良さも購入のきっかけとなった。

「Adobe Premier Elements 7」とかなり異なるのは画面タイトル指定やピクチャ・イン・ピクチャの図形枠等を動かすのはプレビューモニター上の画面ではなく、別の画面が開いてその中で文字入力と表示位置指定を行うのである。プレビュー画面はあくまで表示のみで入力編集のイベントを持たせていないようだ。これは素人にはかなり操作し辛いが、ソフトウェア上の動きとしては軽く、かつクラッシュしにくいのかもしれない。操作の軽さと安定性を重視するプロ向きソフトと同じような仕組みだと感じるがこれも慣れるしかないが・・・

あとほかのソフトと違う点として、SONYらしくオーディオ機能に力を入れており、サウンド表示が詳細でかつフェーダー(音量ボリューム)も常時表示されるようになっている。タイムライン上の音声トラック表示も他のソフトとは違って音量などが一目瞭然で確認し易いのは便利である。

というわけで幸い、今後何とか使いこなせそうな結論に至った。贅沢をいえばきりがないが、これだけの高度な機能を持ちながら、安定性と機敏な動作を持つソフトが1万円以下で乗り換えできるのはビデオ編集マニアには選択肢に加えてもよいソフトだと感じた。(ヨドバシカメラでポイント11%還元を差し引くと実質価格は約8,700円だった。通販ではもっと安い店があったが送料を加えるとヨドバシ価格とさほど差はなかった。・・・VS X3は今日まで乗り換え版が¥5,000台で販売中でお買い得だったが上記の諸理由で購入はやめた。)

まだレンダリング・エンコード時間の速さや機能の把握はこれからである。実情がわかってきた時点でまたここに掲載したいと思っている。


●DVD作成に使ったパソコン (参考資料)
  機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル) 2009/11に購入
  OS: Windows 7 Home Premium 32bit 
  CPU:intel i5-750 2.66GHz (一応クワッドコアだがスレッドも4個のみ、もう古いCPUになってしまった!)
  RAM:4GB
  HDD:1TB (SATA、7200rpm)
  光学ドライブ:Blu-ray(書き込み)
     HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L
  GRAPHICS:NVIDIA GeForce G210 (ローエンドのグラボ)

ビデオ編集で1日暮れた?

2010-07-25 20:33:39 | 写真・ビデオ
 息子夫婦の北海道への里帰りビデオ映像を、32bitWindows7PCで2時間50分のDVD Videoに出力しようとしたが、案の定、何度やってもエンコード95%付近でクラッシュする。

 SoftはAdobe Premier Elements 7でWin7対応ではないため仕方がないが、いつもは20分以内の作品しか作らないので、クラッシュは少ないが、今回のように長大なものは初めてである。

 今回もクラッシュする前に親切にも?エンコード50%付近でメモリー不足の警告を出してくれた! ネットで調べてもAdobe Premier Elements 7はメモリー管理が悪いようでメモリーが4GBあってもだめなようだ。また仮想メモリーの値を推奨値の約2倍以上に増やしても変化なし。

 今回のクラッシュはエラーメッセージとともに、突然に白内障のような白い霧のかかった画面になるのである。まるで圧力隔壁が破れた? (日航機墜落事故を思い出す) というわけで今日はDVD出力対応で試行錯誤していたら丸1日過ぎてしまった。!

結局、3巻に分けた1時間程度のプロジェクトに分割して出力するとやっとDVD書き出しまで正常終了した。しかし、これではたまに2時間程度の作品を残したくても作成不可能である。

何とかならないかなと思うが、Win7対応で上位製品のPremier8もクラッシュし易いという評判では他社製品に乗換えるしかないかも。しかし、操作系ではもうPremier ElementsになじんでしまったのでAdobeに未練はあるがいろいろ考え中・・・



【参考データ】

●編集ソフト:Adobe Premier Elements 7
●編集したデータ:
  Victor Everio SD画質MPEG2動画(16:9) × 約90クリップ (拡張子mod = mpeg2)
  途中のタイトル静止画像約10個を含む
  合計映像時間 2時間50分
●DVD作成に使ったパソコン
  機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル)
  OS: Windows 7 Home Premium 32bit
  CPU:intel i5-750 2.66GHz
  RAM:4GB
  HDD:1TB (SATA、7200rpm)
  光学ドライブ:Blu-Ray(書き込み)
     HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L

良くできたぽすれんの配送パッケージ

2010-05-24 22:24:34 | 写真・ビデオ
久しぶりに「男はつらいよ」のレンタルDVDを数本見たら懐かしく、まだみていない作品も一挙に見たくなり、ネットで注文してポストで返す「ぽすれん」に7枚注文してみた。今日到着、宅急便でくるのかと思いきや、郵便ポストに入っていた!

しかし、感心したのはそのパッケージである。ポリエステル・フィルムのような薄いが丈夫な封筒に7枚のDVDがちゃんと入っていたが、これが返送にも再利用されるように工夫したパッケージであるところが素晴らしい!

表側の切り取り線を手で切ると下にあらかじめ貼付された200円郵便切手が現れ返送時に再封印するための接着テープも付けられているのである。

うーむ、これを考えた人は頭がいいなと感心するばかりである。ちなみに今回のレンタル費用は旧作の映画が7本(DVD7枚)700円と送料300円で合計1,000円だった。クレジットカードでの決済である。

以下はそのパッケージの写真である。(画像をクリックすると拡大します。)


①↓表側(届いたときの様子)




②↓表側(返却用に切り取り線から不要部分を除いた写真)
宛先だった部分の下は返送先が印刷されて200円切手が貼られている。



③↓裏側(開封方法と返送方法の注意書きが記載されている。)




SONY Vegas Movie Studio 9 Plutinum Edition体験版

2010-04-10 21:41:57 | 写真・ビデオ
日本ではあまりなじみがないSony Vegas Movie Studio 9 Plutinum Edition体験版を使ってみた。

メーカーの説明どおり、かなり高機能なソフトで家庭用としては初心者には難しい印象である。設定画面の多数の指定機能やタイムラインまわりの小さなボタンの多さや、タイムラインの縦サイズの可変調整など非常に細かい。

資料を見るとSonyの強みは音源の編集に強く、内臓コーデックも豊富だとあるし、見れば画面上でも音量調整フェーダー(スライダー?)が真ん中にデンと居座っているのが特徴だ!

画面デザインも他の同種のソフトと比べて白い画面が気になるが見にくいことはなく慣れればいいのかも。これで価格は¥12,000を切りかなり安くコストパフォーマンスは良い。ネットで調べると別に販売されているプロ向けのソフトVegas Proは世界では定評あるソフトのようだ。

【メーカーの説明】------------------------------------------
ホーム スタジオに対応するプロレベルの機能
ビデオ編集、オーディオ制作、および DVD 制作のすべての機能が 1 つの強力なソリューションにまとめられています。Vegas Movie Studio Platinum Edition は、高画質ムービー、会社のプロモーション ビデオ、結婚式の DVD など、さまざまなビデオ作品の制作に必要なすべての機能を備えています。ハイビジョン映像を含め、ほとんどの形式のビデオを簡単に編集できます。また、動画のコンポジットやカラー補正、サラウンド サウンド ミキシングなどが可能な強力なツールが備わっており、個人ユーザーも自宅の PC でハイクオリティな作品を制作できます。統合された DVD オーサリング、Blu-ray ディスクへの書き込み、オンライン公開のために用意された多様なオプションを利用して、自分の好きな方法でも、届けたい相手が望む方法でも、自由に作品を配信できます。
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①↓パッケージ


②↓編集画面例(画像クリックで拡大)



③↓ビデオ出力設定画面


【感想】
今までいろいろ本格的なコンシュマー向けビデオ編集ソフトの体験版を使ってみたが、画面デザインも機能も様々で価格を別にしたら迷ってしまうほど選択は難しい。ビデオカメラに無料添付される系統の編集機能が簡略版のオーサリングソフトを入れるとソフト数は増えるのでなおさらである。

ちなみにビデオ編集が趣味の人が多く使っているRolandのDL7/DLのように専用パソコン(Windows機ではない。)と一体販売されるソフトもある。編集に慣れてくると操作に多数の機能ボタンを持たせたり、編集状況の情報表示が豊富な高機能なソフトの方が操作効率がよいことがわかる。

結論として、ビデオ編集ソフト体験版をインストールした後、自分の撮影したデータを利用して編集~BDもしくはDVD出力まで行ってみるなど動作確認をしてから買うべきであると感じた。

Blu-Rayディスクの価格はどうなっている?

2010-04-04 11:54:00 | 写真・ビデオ
 最近はビデオ編集に1,000万画素で撮影した写真とVictorEverioで撮影したSD画質のビデオを混在させてビデオDVDを作成している。あるときビデオ編集に利用しているAdobePremierElements7のプロジェクト設定をフルハイビジョンのHDV 1080iで作品を編集して試験的にBD-Rへ出力してみたら静止画の写真部分の解像度が圧倒的によくなって感動した。これは決められた規格なので仕方がないが、なにせ高画質の写真がビデオDVDになると美しくない写真しか見られないのであるのが不満である。ビデオ部分は愛機がSD画質用なのであきらめられるが!

 まあ、通常のプロジェクト設定のSD画質だと720×480ドット約35万画素、HDVフルハイビジョン画質1920×1080ドットだと約207万画素であり理論上はSD画質の約6倍は詳細なので写真も美しくなるのは当たり前だが、悩むのは出力媒体である。自分だけしか見ないのであればビデオを作成したパソコンのハードディスク上にMPEG-2、MPEG-4/H.264で出力しておけばいつでも再生できるのだが他人に配布するときはBD-RなどのBlu-Rayディスクプレイヤーで再生できるような作品を作る必要があるのだ。

 そこであと3年後にはBD-Rも安価になってくるだろうと思われるので今後のビデオ作品は研究用としてプロジェクト設定を一部ハイビジョン仕様で作成して保存しておくことにした。むろん編集作業はパソコンのCPU負荷がSD画質編集より大きくなるのでよく停止してしまうリスクは高い。

 ところで最近はビデオ編集の出力は出来た媒体の内容を再確認するために再書き込み可能なDVD-RW媒体を使ってOKだったら改めてDVD-Rに複写している。ハイビジョン編集も内容確認して説明の誤植やビデオ順番入替など再編集後再書き込みができるBD-REを最初に使いたいと思っていた矢先だった。

 BD-REはテレビ録画に利用されたりするはずだがまだ価格が高い。ところが最近我が家から車で15分程度の場所にPC-DEPOという店ができてBD-REを限定枚数だが格安で提供する新聞折込広告を目にしたので早速行って購入した。そして旅行したときの映像をビデオ編集した作品の出力に使ってみたのである。

 使ってみたのは1枚だけだが結果は良好でエラーもなく無事書き出し終了、再生も問題なく作動した。実はBD-RE使用するのは当方は初めてたがこのALL-WAYSのBD-RE媒体はMAX2倍速だが1枚が147円と格安で1人様3枚限定で販売していた。原産地は台湾、以前にDVD-R/DLで同じALL-WAYSの製品を使って好結果を掲載したことがある。

 ちなみにBD-RE媒体の実勢価格はどの程度か調べたら何と10倍以上も違うのである。当然だが国産製品は総じて高価で1枚2,500円なんてウソみたいに高いものもある半面、国産有名メーカーでも240円というのもあり倍速の違いはあるもののどうやって値段がつくのかわからない!

 まあ、今回の経験で台湾製媒体でも試用してみて自分パソコン等の光学ドライブとの相性がOKだったら国産にこだわる必要もなさそうだ。この点はCDもDVDもすでにほとんどが台湾製品になっている現状と同じく近いうちにBlu-rayディスクも同じく格安で買える時代が到来しそうである。

●↓147円でゲットしたALL-WAYSのBD-RE媒体