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憩いの森

安らぎと憩いを求めて!

フィルムスキャナー(サンワサプライ 400-SCN006 実勢価格4,980円)で古い写真のデジタル化作業を開始

2014-03-02 09:32:01 | 写真・ビデオ
写真の媒体がフィルムからSDカード等の電子媒体に変わってから久しい。自分のデジカメ機器も携帯スマホは除いて2世代目を使用中である。ここ10年間ほどの写真はすべて電子データで保存してあるが、それより以前のフィルムは印画紙での保存しかなく、PCやスマートホンやタブレットで写真を閲覧したくてもできなかった。

一部の重要写真はアルバムからはずして多機能プリンターに付いているフラットベッドスキャナーで電子化して保管していたが、やはり大量に残されている過去60年間の写真で重要写真はスキャナーで取り込みたいと思っていた。しかし、高画質で取り込むものは昔からプロ用で10万円近くもする高価格なので買うなら低価格のものでL判サイズで十分見られるもので我慢したいと思っていた。

しかし、通常の低価格のフィルムスキャナーは画質がイマイチという友人の情報で永らく購入を控えていたが、自分の人生も70歳を目前にしていつまでも待っていてもあまり意味がないと考え、低価格スキャナー購入を決めた。サンワサプライの\4,980のもので、これなら画質に失望しても後悔しなくてすむ価格だと思った。

実際に使ってみてどうだったか?というと、PCの専用アプリで表示される画像の表示速度の遅さや色相が青く暗いのが残念だが出力される画像データの画質は価格に見合ったものでまあまあ満足といえる。むろん、高級一眼レフカメラで撮影された35mmフィルムの映像をきれいに取り込むのは、この価格では無理であるのは当然だ。

何しろ500万画素のCMOSセンサーを持つ安価なカメラを使って白色LEDで照らされたフィルム透過映像を撮影する機器と考えたらよいだろう。3個の白色LEDとレンズ構成が良いのか周辺光量の低下は全く感じない。ネガを反転するプログラムを持つがSD媒体への保存機能もなくUSBで直接リアルタイムにPCの専用ソフトで表示させHDDに取り込むものである。機能が簡単なためかえって故障もしにくいだろう?と推測する。

古いネガフィルムを10本ほどスキャンしてみた画質だが、画像エンジンがコントラストや彩度を強めに編集する癖がありそうだ。しかし、とんでもない色になることはなく、むしろきれいに派手にしているのでは思えるときもある。また色相が画像の強い色に引きずられてずれているような画像もあるが、これは当時撮影したカメラレンズやフィルムの癖なのかもしれない。いずれにしても、好みの色調にするには添付ソフトやAdobePhotoshop等のソフトで画像編集すると良い。

JPEG形式では3600dpiスキャン(5,184×3,456ピクセル)で最高画質指定だと約15MB、高画質だと約3.5MBで最高画質とほとんど見分けがつかない。TIF形式で出力すると圧縮なしなので約50MB以上とビッグデータになるが撮影が500万画素程度のCMOSセンサーではあまり意味がないと思うが・・・通常の設定は3600dpiスキャン(5,184×3,456ピクセル)、JPEGで高画質~標準画質出力でも十分に感じた。

今後いろいろなフィルムをスキャンしてゆくうちに、このスキャナーの癖がもっとわかってくるだろうと思われる。その時はこの記事に追加投稿する予定だ。

●↓パッケージ全体(説明書とCD-ROMは除く)


●↓スキャナー本体

●↓スライドフィルム(ポジフィルム・マウント)用ホルダー

●↓35mmフィルム(ネガフィルム)用ホルダー



●↓本体にフィルムホルダーを差し込んだところ

実際に作業するときは専用ソフトの画面に表示される位置を手動で位置決めをしてから1枚1枚取り込むので時間はかかるが確実な範囲指定には良い。ただし読み込み画像は周辺が店で印画紙に焼いてもらうときと同じほどカットされる。
●↓PC側の取り込みソフト(Arksoft Media Impression2)
スキャンの前に形式や画質を指定する。あとは連続してキャプチャするのみ。キャプチャ後の画像も色調や回転、赤目補正などを修正できる。

フィルムを手動で位置決めしてOKならキャプチャボタンを押すと所定のパスにJPEG映像ができる。


●↓取り込んだ写真の一部(約35年前のキャノネットとフジカラーフィルムで撮影されたもの) 色は廉価版機器のわりにはよく頑張っていて良好といえる。あとで色補正ができるし縦横の回転も補正できるのでコストパフォーマンスはよい。


これから1年がかりで昔のフィルムから選択して電子画像にしてゆきたい。それは息子が引き継いでくれることを願って・・・・・
わが親父の残した万単位の写真アルバムは収納スペースがないので大半を業者に廃棄処分にしてもらった。しかし、フィルムだけは大切に保管してある。
所詮は写真はもちろん、動画は特にたくさん残しても遺族は閲覧チェックする時間がないので廃棄処分になる運命は大である。
これは仕方がないと思う。ファッションモデルだって自分の写真何万枚をすべてもらったとしても後で見る時間なんてないはずだから!
自分と親の写真は自分の世代で終わりになると予想してほどほどに残すつもりである。



サンワサプライの製品ホームページ

SONY Movie Studio 13 Suite/Platinum 英語版体験利用

2014-02-05 15:38:23 | 写真・ビデオ
現在愛用しているビデオ編集ソフトがバージョンアップされる日が近いと思っていたら、いつの間にか英語版はバージョン13.0が発売になっていた。早速その体験版を使用してみた。

バージョン12.0から編集画面が大幅に変更になったのがわかる。追加された機能はまだこれから調べるが、以前はやや分かりにくかったアイコン類もサイズを大きくして位置も一部は移動して全体の色使いもとても良い。先日体験版を使ったAdobe Premier Elementsより適度に派手でかつ上品な画面デザインは素晴らしい。新しい機能のアイコン類も追加されているし、タイムライン上の編集機能の使い勝手は他の競合ソフトよりはるかに良い。こうなるとペアのオーサリングソフトDVD Architect Studioの遅れた仕様を何とかしてほしい印象だ。

今後はハイビジョン映像のBD-R出力が早くなったのかどうかいずれテストをしたい。今回テストしたのは英語版だが、まだ一部ではあるがテストの印象からバージョンアップする価値は十分ありそうなので日本語版の発売になったらすぐに入手したい。

●↓SONY Movie Studio 13 のパッケージ



●↓SONY Movie Studio 13 の編集画面例 (画像クリックで拡大)


●「Vegasのお作法(http://vegas.blog.so-net.ne.jp/2014-01-19)」より引用させていただきました。(画像クリックで拡大)




【SONY Movie Studio Platinum 13 Trialのレンダリングテスト】

過去のビデオ編集ソフトで使ったものと似た素材を使って行ったが、作業時間はむしろ若干長くなってしまったようだ。
というわけで高速化の希望は得られなかった。しかし、編集中もレンダリングも途中で止まることもなく安定して動くので安心して使用できる。
まだ他に設定する要素があるのかもしれないが今のところはわからない。
やはり先にテストしたサイバーリンク社Power Directorのレンダリング機能がダントツ早い!(ビデオエンコードにintel CPU内蔵のGPUを使うインテル・クイックシンクビデオ機能を使ったビデオ編集ソフト)

●元データ
 再生時間:30分2秒
 動 画 : 約40クリップ
      AVCHD Video Data 1920×1080i/60i
      平均10Mbps~
 静止画 : 約70クリップ 4600×2600ピクセル

●出力データ(HDDへのファイル出力、拡張子はm2ts)
      AVCHD 1920×1080i/60i  3.11GB

●エンコード時間(BD-R書き出しなし)
  40分25秒
  実時間の135%で終了

●テスト機は下記のリンクを参照

ここをクリック

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↓Movie Studio 13の設定でエンコードにグラフィックカードを指定(GPU Accelaration・・⇒ NVIDIA GeForce・・)


↓レンダリング中


↓出力形式をブルーレイビデオに変更したがレンダリングに要した時間はAVCHD形式と変わらず!


EDIUS Pro 7 の試用

2013-12-29 19:42:42 | 写真・ビデオ
【EDIUS Pro 7 (Grass Valley)のエンコードテスト】

最新のプロ用ビデオ編集ソフトの一つである「EDIUS Pro 7」を使ってみた。当方は素人編集家だから本気で使うことはないが、Webの記事に6に比べてエンコードが早くなったと書いてあったのに興味が湧いてプチ編集をしてみる気になった。

それにしても、やはりプロ用編集ソフトは機能が膨大でわかりにくい。タイムラインの使い方も独特だ。トラックの幅を伸ばしたいのにどのボタンを押せばよいのかいろいろ探し回った。ダウンロード元にPDFマニュアルもあったのだがなぜかうまくAdobeReaderで読み込みできなかった。


●EDIUS Pro 7画面例

(↓画像クリックで拡大)

(↓レンダリング中)


今回のEDIUS Pro 7では一応実時間の42%で終了した。自分の愛用しているSONY Movie Studioでは実時間の約110%もかかるエンコードがもっと早くなる日を待ちわびている。

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●元データ
 再生時間:60分
 AVCHD Video Data 1920×1080i/60iと
 約800万画素の写真多数 607データ
●エンコード時間(HDDファイル1920×1080/60i)
 約25分 (実時間の42%)

●テスト機は下記のリンクを参照
ここをクリック

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Adobe Premiere Elements 12 の試用

2013-11-04 20:50:55 | 写真・ビデオ
最新のビデオ編集ソフトの一つである「Adobe Premiere Elements 12」を使ってみた。ビデオ編集を始めたころにVideo Studioとともに愛用していたからである。

その当時使っていたPremiere Elementsのバージョンは7であったが、現行の12は全く画面も変わっており昔の面影がないほど変わってしまった。これではメニューの入り口が地味になって操作方法が全く分からない。しかし、よくよく見るとあまり目立たないアイコンやメニュー文字に入り口が隠されている。以前の派手なタブメニューやボタンはやめて重要な部分を目立たせる最近のソフトウェアに共通するユーザーインターフェースに変えてきているようだ。さすが画像系ソフトの王者であるAdobe社のデザインはすっきりと上品でかつ操作性も慣れれば秀逸な印象である。

ところで肝心のビデオエンコードの速度は自分が愛用しているSONY Movie Studio 12とほとんど変わらなかった。やはり先日テストした Cyberlink Power Director 12のエンコード速度の速さが素晴らしい。使用PCが高性能なため編集中の速度はどれも変わりはなくもっさり感はない。


以下は試用してみたPremiere Elements 12の画面である。


●初期画面



●編集画面、タイムラインモードだが全体的にバージョン7の頃の画面とは全く別物になってしまった。(画像をクリックすると拡大)




●上下にあるメニューの入り口から表示される機能の数々(画像をクリックすると拡大)



(画像をクリックすると拡大)





(画像をクリックすると拡大)



●BD-Rへの出力画面(画像をクリックすると拡大)







●エンコード中のCPUの動作状況、8スレッドがほぼ全力投球している。




【Adobe Premiere Elements 12 のエンコードテスト】*******************

●元データ
 再生時間:29分58秒
 AVCHD Video Data 1920×1080i/60i
 平均10Mbps~
 約60クリップ

●出力データ(HDDへのファイル出力)
 AVCHD
 6.5GB

●エンコード時間(BD-R書き出しなし)
 35分00秒
 実時間の116%で終了

●テスト機は下記のリンクを参照

ここをクリック

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CyberLink PowerDirector 12 (64-bit)の試用

2013-10-26 21:07:51 | 写真・ビデオ
最新のビデオ編集ソフトの一つである「CyberLink PowerDirector 12 (64-bit)」を使ってみた。
知人からハイビジョン形式のビデオ出力のエンコード時間が速いと聞いていたからである。


●編集画面


●出力画面(出力映像をモニター指定している)




何でもエンコードにソフトウェアではなく、ハードウェアの機能を使うことでCPUだけで作業するよりはるかに早く出力できるらしい。結果はやはり能書き通り素晴らしい。

このハードウェアの機能にはintelのCPUの内蔵グラフィック機能を使うQSV(インテル?・ クイック・シンク・ビデオ)か、もしくはNVIDIAのグラボを使うCUDA(クーダ)という機能を使うのか? 今回は自分の利用しているSONY Movie Studio 12もPower Director 12の場合もどちらを使っているのか勉強不足でよくわからない。

QSV機能を使っている代表的なビデオ編集ソフトにグラスバレー社の「EDIUS Pro」や「EDIUS Neo」があるが、その性能は以前に雑誌ビデオSALONに掲載されていた。CPUだけでソフトウェアエンコードするより飛躍的に短時間でエンコードが終わってしまうという記事を覚えている。


ということで、以前にPC新調で新旧速度比較テストしたときと同じ上高地で撮影した30分ちょうどの再生時間のハイビジョンAVCHD映像を使って出力した。以前に新PCでSONY Movie Studio編集ソフトでAVCHDファイルへ出力したときは実時間の110%程度かかったが、今回のPowerDirector 12では同じ新PCなのに何と実時間の44%で終了したのである。

うーむ、これほど早いと今使っている編集ソフトを乗り換えたくなるが、残念ながら編集機能を体験するとまだ他のソフト(例:COREL VIDEO STUDIO X6 や SONY Movie Studio 12)より魅力が薄いのである。非常に残念であるが、使いにくいソフトはやはり特技を持っていても即乗り換えというわけにはいかないのである。

それに乗り換えは各社の編集ソフト毎に大幅に異なる新しい操作方法を習熟しなければならないリスクを伴う。
自分の愛用しているソフトがCyberlinkばりに出力性能を上げてもらう日を待つしかない。


【CyberLink PowerDirector 12 (64-bit)の動作テスト】************************

●元データ
 再生時間:30分0秒
 AVCHD Video Data 1920×1080i/60i
 平均10Mbps~
 約60クリップ

●出力データ
 MPEG-4 AVC(H.264)
 3.4GB

●エンコード時間
 13分13秒
 実時間の44%で終了

●テスト機は下記のリンクを参照

ここをクリック

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※インテル?・ クイック・シンク・ビデオは第 4 世代インテル?・ Core?・ プロセッサーに内蔵された機能です。専用のメディア処理機能により、ビデオの作成と変換をより高速かつ簡単な作業に変えてくれます。たとえば、DVD またはBlu-ray* ディスクの作成、3D ビデオの作成と編集、2D ビデオファイルから 3D への変換、ポータブル・メディア・プレーヤー向けのビデオ変換、お気に入りのソーシャル・ネットワーキング・サイトにアップロードするビデオの変換などが、あっという間に完了するようになります。(インテルのHPより引用)

※NVIDIA社CUDAサポート製品を使用すると、ビデオエンコーディングやオーディオエンコーディングから石油やガスの調査、プロダクトデザイン、医学画像、科学的研究に至るまで、非常に複雑な作業を加速させることができます(NVIDIAのHPより)

Corel Video Studio Pro X6

2013-04-24 16:58:48 | 写真・ビデオ
Corel Video Studio X6 が発売になったのでお試し版を使ってみた。15日間有効である。


●Corel Video Studio Pro X6のタイムライン編集画面例



●ScreenCap画面、赤いボタンを押すとWindowsのデスクトップ画面が録画される。



●モーショントラッキング画面 (目標物を追って動くオブジェクト→モザイク設定が簡単!)




テストに静止画を数10ファイル、HD動画クリップを数ファイル、BGMを1ファイル並べて再生時間5分0秒の1,920×1,080ピクセル/60iプロジェクトをブルーレイ(BD-RE)に出力した。レンダリングとBD書き出し終了まで6分25秒だった。

短いプロジェクトなので詳しいことは多数利用してみないとわからないが、実時間の3割増程度で書き出しまで終了したのは当方がいつも使っているSONYのMovie Studio 12より効率が良いようだ。元々Video Studioはレンダリング速度は早い方だったので今回も同様な結果が出たようだ。

X6の新機能として4Kの高画質映像編集出力が新たに追加されたが、素人ビデオ編集者の当方にはまだまだ無用の機能である。今回追加されたのかはわからないが、見ていて面白いと思ったのは、「Screen Cap」というWindows画面の操作をそのまま録画してビデオデータにする機能でアプリのビデオ版操作マニュアルを作るときに便利だ。

全体の操作画面は以前のX5とあまり変わりはないが、一つ有難いのは以前は画面全体が全画面表示しかできなかったのが、他のビデオ編集ソフト同様に縮小画面に替えることができるようになった。

これはタイムラインに画像映像フォルダを表示しながら使う画像を直接タイムラインにドラグするのに操作しやすくなり便利だ。以前はALT+Tabキーで画像フォルダをいちいち再表示させながらドラグしなければならなかった。無論、マニュアルどおり使いたい画像や映像はVideo Studioのライブラリに一度取り込んでから編集を開始する人が多いと思うが、当方はそのような無駄な作業はしたくないので保管フォルダーの中を直接指定して編集に使うようにしている。

その他ビデオSALON雑誌によると、今回追加された機能「モーショントラッキング」機能が紹介されている。
これは動く被写体の場所を指定すると動く被写体を追いかけてそのそばに画像や文字列を表示できるとある。モザイクは一発で設定できる優れものでこれはプロ用ビデオ編集ソフトの「アフターエフェクツ」にある機能で家庭用ソフトに搭載されるのは珍しいとある。

またPinPの子画面映像もキーフレームを設定して「モーション設定」で動かせるようになった。これは他編集ソフトではよく使う機能なので有難い改良だと言えよう。

その他、注目の機能として挙げられているのが「可変速とSDカード出力」で動画映像の再生速度をキーフレームを設定して簡単に自由に設定できるようになったことや、ディスクのみだったAVCHDの出力をSDカードにも出力可能となったとのこと。元々画像の変形などVideo Studioは得意な分野で面白ビデオを作りたい人には有難いソフトであったが、雑誌の評価から今回の改定でさらに興味ある作品編集の機能が増えたと言ってよいだろう。

全体的に以前より軽快な動きとかなりの機能アップで「Corel Video Studio Pro X6」は今後もビデオ編集ソフト売上№1の地位を保って行けそうだ。


ビデオ編集ソフトのバージョンアップ

2012-08-29 21:20:56 | 写真・ビデオ
以前からSONY製のビデオ編集ソフト(Vegas Movie Studio Platinum HD 10)を使っているが今回2世代過ぎて新しいバージョンが発表されたのを機会に更新することにした。特にiPhone4で撮影したQuickTimeハイビジョン映像を編集すると固まってしまう不具合等があり困っていたからである。新しいバージョンではQuickTime系のデータの改善について触れてあるので大丈夫らしい。

先々月に友人たちの撮影した古い山の写真を700枚ほど連結した写真スライドショーのブルーレイディスク作品(下記写真参照:長編60分)をバージョン10.0で制作したときに、最後の30秒ほどのレンダリングがPCのパワー不足のためか?映像が崩れてしまった現象があり、再度やり直しても時間は異なるものの最後の部分で崩れるのである。

しかし、同じ作品で保存してある当時のプロジェクトデータを使って今回のバージョン12.0新ソフトでそのままブルーレイディスク出力をやり直したら、処理時間が以前の約4時間から約3時間半に短縮された。むろん最後の部分の映像の崩れもなく安定してBD-Rへの出力を終えた。やはり2世代を経て内部処理で改善が進んでいたと思われる。


●↓Movie Studio Platinum 12 の編集画面例(画像をクリックすると拡大)

●↓「CPU-V モニター」で見るとハイビジョン映像のBD出力を行うレンダリング工程で4つのCPUをフルに使って処理していることがわかる。ちなみにPCのCPUは3年前のインテル初期コアi5で4コア4スレッドである。
CPU-1~4を表す4色の扇形図形が回転しながら使用率を直径でリアルタイム表示するガジェット


いつも作品編集をするたびにブルーレイディスクへの書き出しが時間がかかっていたので新製品には少しは早くなることを期待したが、結果はある程度は改善されたもの大きな改善には至っていない。もっともこれはビデオ出力ソフトがレンダリング工程でグラフィックボード等のハードウェアによるエンコード処理仕様にしないと時間短縮は難しい。通常はCPUだけでエンコードを行うのでCPUにものすごい負荷がかかり高速で4コア以上のCPUを使用しないと固まったりエラー停止したりしてハイビジョン映像の出力は難しい。

しかしながら、よく使う機能を新しくボタンとして画面に追加したり、操作面表示での細かい点での便利な改善事項が多数追加されており、値段が優待・初回限定版で\6,980(今回はヨドバシカメラ千葉店で購入)とプロ仕様に近い編集機能がこんなに安価に手に入るのは嬉しい。

ただし編集ソフトと連動する出力専用オーサリングソフトDVD Architect Studio 5.0は最近改善がないし、他社製ソフトには豊富にある既製のメニューテンプレートもなく画面設計も悪いため操作がわかりにくいのは何とかして欲しい。

もっともSONYはメニューなしの作品ならMOVIE STUDIOのタイムラインから直接DVDやBDに出力できるので便利なため、出力専用ソフトは手抜きしているのでは勘ぐりたくなる。メニュー付き作品を作りたい時はCorel Video Studio、Adobe Premier Elements、Grass ValleyのEdius Neoなどを使った方が良い。



●SONY MOVIE STUDIO PLATINUM 12 優待 初回限定版
 (他社製ビデオ編集ソフトからの乗換版→購入後に他社商品証拠資料を送付)
価格:オープン ※数量限定
市場実勢価格:6,980円(税別本体価格:6,648円)
発売日:2012年8月25日(土)

●2010-08-26に掲載した関連記事
本格的ハイビジョン映像編集に挑戦!

オリンピック終了に思うこと

2012-08-13 08:28:48 | 写真・ビデオ
●↓ロンドンオリンピック閉会式の一部(NHKの番組より)


●↓ステディカムSK2・・・全世界の放送局で使われている。



17日間の行事が日本時間の今朝終わった。わたしは幸運にも1964年(昭和39年)の東京オリンピック開会式の入場券が抽選で1枚当たって代々木の国立競技場で舞台を見ることができた。大学に入学してハッピーな時代だった。閉会式の入場券は落選したので現地は見られなかったがテレビ中継では見た。

あの頃はカラーテレビがようやく普及し始めた頃で我が家も親父がそれまでの14インチのモノクロテレビを13インチのSONYトリニトロンブラウン管のテレビに新調したのを覚えている。カラー映像の美しさに感動したものだ。画面はたったの13インチなのに当時は6畳の居間で親子6人が視聴するのに文句を言うものはいなかった。

それが今は値段も圧倒的に安くなり32インチテレビでも小さく感じるのは何と贅沢になったものか! 

ところで北京オリンピックの時もすごいなと思ったが開会式閉会式の豪華な演出は一体誰がどのように企画してどのように準備するのか大変興味あるところである。

映画1本制作するのに多数の機材と人材が必要なのに、オリンピック開会式閉会式はその規模を見ても何十倍もの超大作をリアルタイムで制作するようなもので考えると4年以上の準備期間があるとはいえ、担当者は気が遠くなりそうだ。

自分がIT関連で人生のほとんどを過ごしてきた経験からしてもこのようなウルトラビッグ・プロジェクトを準備してきた方々の能力はすごいなと感じる。過去の自分の仕事でもたった数名で行なったシステム構築プロジェクトでも胃潰瘍になりそうなものが大半だったからである。それでも何とかカットオーバーしたときは喜びもひとしおだった。

現在わたしははビデオ編集の趣味を持っているのでオリンピックも映像中継の部分に目が行ってしまう。競技中継や閉会式でも下記の写真のようなステディカムという重たい器具を装着したカメラマンが動く選手たちを追って撮影しているがこの器具のおかげで映像の揺れは全くなく、まるでレールの上を滑るように撮影されているので大変見やすい。

ステディカムの歴史は古く1970年代前半には開発されており、現在はバッテリーやモニターもつけると重量が大変重く米袋をぶら下げているようなものでカメラマンも相当の体力もないと無理だと感じるのでカメラマンの仕事に感服するのである。

閉会式の映像の切り替えは誰がどのようにやっているのだろうか?1-2秒間だけ選手の映像が次々に表示されたりする。そもそも閉会式で使っているビデオカメラの台数はどのくらいあるのだろうか? 100台? ワイヤレスマイクロホンの数は? それだけの無線チャンネルがあるのだろうか?

元々わたしの仕事だったIT関連では競技の結果をどのように世界にリアルタイムで配信しているのか、膨大なオリンピック情報中継ネットワークを設計したのはどこの企業か? 疑問は限りない・・・・


母の生涯・ビデオ編集が終わった!

2012-06-16 16:49:14 | 写真・ビデオ


2年ほど前から構想を練っていた90歳になった自分の母の生涯を写真と映像で綴るビデオを完成した。シナリオを考えるのに1年はかかっていた。編集作業にとりかかるため思い腰をあげるのに時間がかかってしまった。ビデオ制作の素人である当方にとっては素材の収集と年代の確定など敷居が高く制作時間的にも技術的にも超大作となってしまった。

実際、何かのイベントのビデオ作品を後日制作しようと思っても素材をすべて見てからシナリオらしきものを固めるまで日が過ぎてしまうのである。最近はテレビの番組制作者のようなプロの方々の苦労がわかるようになった。ちなみに今回も母と自分の多数の写真アルバムから数1000枚?はある素材の選別から始めたわけだが、良かったのは一部バラバラになっていた写真の整理にもなった。

ところで昔から朝目覚めた時にいろいろ仕事のヒントを思いつくことが多かったがビデオ編集のシナリオ考案でも同じだ。シナリオの素材の分類方法や、あの場面にはこのような字幕を入れようとか、静止画の切り取り、ズームアップ手順、終了時の字幕であるエンドクレジットの方法、その他いろいろなことを朝にふと、思いつくのは不思議だ。

あと面倒だったのはBD-REにオーサリング(一番時間がかかる最終出力処理の工程)してできた作品を最初から入念に視聴したら、挿入した字幕の文章に親族の名前のちょっとした漢字の間違いや、年代が1年間違っているのを見つけるとまた編集とオーサリングのやり直しをする。結局3回ほど作り直したが、一旦複製までしたBD-R4枚を捨てることもあった。もったいない!

今回作成したビデオは母の葬儀にも使うことを最初から考えていた。たぶん無宗教式の家族葬でやると決めているので近親者だけのささやかな式だが、生前の母の苦労を参列者がいっしょに回想するのに薄型テレビで映像を見るのがよいと思ったからである。

母はまだ健在なのでいつ葬儀になるかわからないが現在より過去の歴史は変わらないので5年後でも使える。もちろん母にも先日試作品を見てもらって承諾してもらった。母もこの作品を喜んでいたので一安心。

以下は制作したビデオの仕様である。(防備録)

●標 題:○○の生涯 ブルーレイビデオ
●形 式:BD-R 31分
●BGM :クラシック音楽から3曲
●使用素材とオブジェクト数:
 静止画 → 大半は古い写真をスキャンして補正したものである。 156枚
 動画  → ビデオ映像は最近のものしかない。 26クリップ
 字幕等 → 147クリップ
 合計数 → 329 オブジェクト
●出力時間:レンダリングと書き出しで約2時間
●使用ソフト:SONY Vegas Movie Studio Platinum HD 10
●使用PC:Windows7 intel CPU core i5(2009年秋モデル)


■ 前回の記事はこちら ■


フィルム映画の衰退、デジタル化の波

2012-05-30 22:37:05 | 写真・ビデオ
昨夜のNHKの番組「クローズアップ現代」を見てIT技術者として複雑な思いを抱いた。

「100年に一度の大変革 映画デジタル化の波」

●↓フィルムの映写機(地方映画館の例)


●↓最新のDCP(Digital Cinema Package)映写機


番組の概要として最近の映画館は大手はDCPへの移行が完了しつつあるが、地方の小さな映画館は設備切り替えに2000万円ほどかかるDCPへの移行が遅れるか、閉館に追い込まれる映画館も増えた。近いうちに映画配給元がフィルムでの提供を終了してDCPのみになるという。

なぜDCPになるかは各映画館用に1本20万円もかかるフィルムの複写代経費節減でき、映写技師の人件費も節約できるからだという。フィルムだと500箇所の映画館に配給するのにフィルム複写代だけで1億円もの費用がかかるが、DCPだと電子データの複写で済むので時間も配送も非常に楽になり、3D化の新技術にも対応できる。

今年になって国内大手の映写機製造メーカーが倒産したことで映画館に動揺が起きているとの報道であった。

しかし、アメリカのある論文によると映画を電子データで今後数100年にわたって保存してゆくには信頼性が低いのと映像電子規格が変わるたびにデータを変換してゆく面倒な作業もが発生する。実はDCPはフィルム保存の11倍の費用がかかるという。たしかにフィルムであれば温度湿度管理する倉庫に厳重保存すれば数100年は大丈夫だそうだ。

現在のコストダウンだけの問題でフィルムを廃止していいのかという論議が高まっているというのもうなずける。世界中にある過去の膨大な映画フィルムをすべてデジタル化するのも無理だろう。

自分もIT業界にいなければ、そしてビデオ編集などの映像加工趣味をやっていなければデジタル化の問題は他人ごとのように思ったかもしれない。しかし個人の写真でもフィルムを使わなくなり、今は電子データで外付けHDDにバックアップして保管しているが、これがあと30年後に自分の子供たちが引き継いでくれるかというとかなりむつかしいだろう。撮影した写真の一部だけ紙に印刷した色あせた写真が残っているだけだろうと推測する。皆さんはどう思うだろうか?

90歳になる母の生涯映像作品を制作中だが・・・

2012-05-28 22:38:00 | 写真・ビデオ
ビデオ研究を趣味として始めて4年の月日が過ぎた。現在はSONY製のビデオカメラやビデオ編集ソフトを利用し使い回しには慣れてきたが、肝心の作品を企画する能力は残念ながらど素人のままである。

高齢の母の生涯映像をBlu-Ray作品として作ろうという構想を考えたのはもう2年ほど前だったと思う。作品を母にも見せて戦前から苦労して4人の子供を育てきた生涯をねぎらう意味や、そこからダイジェスト版を作っていずれ来る母の葬儀にも映像を流してみたいという構想もあった。

今までシナリオを考える時間は十分にあったはずだが自分としては超大作?をどのように作るか、なかなか重い腰が上がらなかったのが本音だ。まあ、プロの人なら構想を含めて素材が揃っていたら3日で作ってしまう程度のものだが!

今日までようやく生涯を16ほどのカテゴリーを考えてフォルダーを分けし、そこに母の多数のアルバム等から捜し出してスキャンした古い写真等を集めてシナリオを同時に考えてゆくことにしたら、作業が進み始めた。目指す写真の存在や探索に非常に時間がかかった。

やはり素材の数が無数になると心の収拾がつかなくなって考えただけでくたびれて、続きはまた来月にしようと延ばしてしまい2年過ぎてしまった!

何やるにしても仕事と同じに考えて制作スケジュールを作り目標納期を決めればいいのだろうがそこは趣味なのでつい甘くなる。

ようやく開始タイトルや中間のカテゴリ別タイトルを作って以下、130枚ほどの静止画を5秒間隔で並べたら15分ほどの中間作品としてできた。これでようやく全体の作業工程の4分の1ほどがとりあえずできた印象だ。

まだここから3年ほどの間に撮影した母の複数のビデオ映像を選別して短く挿入してゆき、作品全体を見直して修正し、最後はBGMを置いてゆく。再生時間はできれば30分程度に収めたい。

やはりシナリオが一応できて静止画を並べてゆくと作品のとっかかり部分が見えてきて精神的に「さあ、いよいよこれからだ!」という気分になるのである。この部分に到達するまでが怠け者か凡人のために長いのである!

この感覚はもしかしたら小説家が新しい構想作品を書き上げてゆくときの情況に似ているのでは思ってしまう。本当のところはわからないが・・・

●↓制作中のビデオ編集画面、まだ静止画だけだ。
(SONY Vegas Movie Studio Platinum HD 10)

NHKの名峰シリーズビデオが好き!

2012-05-23 19:49:53 | 写真・ビデオ
以前に放映された番組が夜中に何度か再放送されているが、そのうち昭和のSLシリーズや日本のアルプスを取材した名峰シリーズが気に入っており録画した映像をときたま見ている。

名峰シリーズは余計な音声解説はなく静かな音楽と時おり挿入される山の名前等の字幕が入るだけだが、これがかえって心を落ち着けるのに良い編集だと感じる。このビデオ映像を見ていると山の春夏秋冬が撮影されていて番組を作ったディレクターやカメラマン方々の苦労と努力が推測できる。最近のテレビ番組はタレントのうるさくてお節介な説明と喋っている出演者の話の字幕までわざわざ埋め込んで親切すぎる嫌いがある。

それはともかく、極寒の山頂から撮影した映像も多いがこうやって自宅で吹雪の山頂の美しい映像!を薄型テレビでゆっくり眺めることができるのは、考えたら当方が小さい頃は想像もできなかったことなので有難い。現在はレンタルDVDを借りて昔の名画も視聴できるし良い世の中になったものだ。

NHKの名峰シリーズには他に気がついたもので北アルプス系が2番組ほど、ヒマラヤ山脈系が3番組ほどあり視聴したがこちらは自分で登ることなんて絶対ありえない山だからこのような映像が見られるのは有難いし素晴らしい。

●↓日本の名峰スケッチ 八ヶ岳 中央・南アルプスの映像


ディズニーアニメでのんびりと

2012-01-22 08:56:53 | 写真・ビデオ
テレビを見るのも退屈な時は子供と同じくディズニー・アニメで童心に帰るのがいい。久しぶりに孫にも見せたい「ふしぎの国のアリス」(1951年制作)レンタルビデオを視聴した。





少女アリスが、森の中で勉強をしているとき懐中時計を持つ不思議な兎を追いかけてゆき、森の中の動物たちと出会い、体が小さくなったり大きくなったり、奇妙だが楽しい体験をする物語である。でもそれはすべて夢の中の出来事だったというアニメのミュージカルだ。映画の中でたくさんの動物たちが歌う多くのシーンもディズニーならではの楽しさがある。

映像はデジタル・リマスター版だと思うが、1951年(昭和26年)制作なのにその美しい色彩は素晴らしい。最近のディズニーアニメでCGをフルに活用した「トイストーリー3」も見たが、当方は昔の童話の素朴な味のするアニメの方がむしろ好きである。観賞後のほのぼのとした暖かい印象が良い。これは「男はつらいよ」の寅さんのDVDも同じで好きである。

スイングホテル(1942年)

2012-01-18 19:24:54 | 写真・ビデオ
最近は寒いので仕事のない日は外に出ないでテレビ番組を見て過ごすことが多いが、見たい番組があまりないのが良いのか悪いのか? 娯楽番組をあまり見すぎると時間泥棒になる。

ときどき買う雑誌の読書も飽きたので久しぶりにクラシックな歌と踊りの標題のレンタルDVDを観賞した。この映画は1942年(昭和17年)と戦前に制作された作品だが、有名なのはビング・クロスビーが歌う「ホワイト・クリスマス」がアカデミー賞主題歌賞を取り、その後のクリスマスソングの定番になったと資料には書いてある。

歌の他、フレッド・アステアの切れのよいタップダンスを含むステップは見ていて楽しく素晴らしい。当方は若いころに少し社交ダンスをやっていたことがあり、社交ダンスで新しいステップを生み出した伝記もの映画「キャッスル夫妻」DVDを持っているが、その中で踊るフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映像が好きである。

●↓ビング・クロスビーが「ホワイト・クリスマス」歌うシーン、女優はマージョリー・レイノルズ、歌は吹き替えらしい。(wikipedia)


●↓フレッド・アステアのダンスはいつ見ても素晴らしい。相手女優はヴァージニア・デールでこちらも踊りは素晴らしい。


いずれも戦前のモノクロ映画だが、現代のCGで作られた迫力ある映画もいいが、昔ののんびりとした映画も魅力がある。せわしない現代社会の中にあって古い映画の方がかえって心を癒される気がするがこれも自分が熟年世代になったからだろうか?

米映画 「ハイウェイパトロール」と「アイ・ラブ・ルーシー」

2011-12-14 20:21:53 | 写真・ビデオ
今の若い人にはわからない話題であろう。

たしか自分がまだ中学校1年生の頃だったと思うが、当時住んでいた北九州でもテレビ放送が始まり、父もナショナルのテレビを早々に購入してわが家族もその恩恵に浴していた時代の話である。

この話題はこのブログで一度記事にしたことがあるが、その頃よく見ていたテレビ番組がNHKで放映していたアメリカ制作の「ハイウェイパトロール」と「アイ・ラブ・ルーシー」である。今日は久しぶりに以前集めたYou-Tubeの映像を見て懐かしいやら爆笑するやら、ストレス解消になった。

「ハイウェイパトロール」は当時日本では高速道路はもちろん、満足のゆく国道も少ない時代にあってアメリカカリフォルニアの高速道路で活躍する警官隊長の姿や声(字幕放送だったので声は本人の声)、恰好いいアメ車のパトカーや無線通信の交信にあこがれたものである。イントロの音楽も特徴があって好きで熟年になった今でも覚えているほど脳裏に焼き付いている。

また「アイ・ラブ・ルーシー」はその主役である女優ルシールボールの映像が25クリップほど手元にあるが、その中には彼女の生い立ちからの写真や動画もあり、20代の頃は今のお笑い芸人とは違ってとても美人俳優だったことがわかる。(後代はりっぱな実業家になっているのでお笑い芸人といっては失礼になるが!)

こんな1950年代を含む昔の映像、大半はアメリカでアップロードされたものではないかと思うが、懐かしい映像を今、我々が無料で見ることができるなんて、嬉しい世の中になったものだ。

●↓「ハイェイパトロール」 オープニング画面


●↓「アイ・ラブ・ルーシー」(英語版で字幕なしの映像)
スペインのTUROでワイン造りのブドウ踏みを行う爆笑コント風景