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興聖寺(宇治散策6)
写真は本堂と前庭
興聖寺(こうしょうじ)は宇治にある曹洞宗の寺院です。
アクセス
竜宮門をくぐると前庭があります。
右手に鐘楼、左手に秋葉権現堂、正面に薬医門とその左右に廊下が続きます。
そのさらに奥に本堂があります。
薬医門をくぐり、本堂の前まで行けます。
本堂までの間にも石組、苔、背の低い植え込みの枯山水庭園があります。
伽藍内を拝観する場合は、薬医門の前で右折し庫裏で拝観料300円を納めます。
ここは窓口に人が常駐していないので、ベルを鳴らして呼びます。
庫裏内に入り、廊下を進みます。
正面に大書院があり、その右手に内庭があります。
池に大きめの滝が注ぎ、石組みと松の配された庭園です。
大書院の左手には本堂が続きます。
本堂内陣には、本尊で道元禅師自作と云われる釈迦牟尼仏像がお祀りされています。
本堂の前縁の天井は“血天井”で関ヶ原の合戦の前哨戦での伏見城の床です。
本堂の正面に薬医門があり、さらに向こうが入ってきた山門です。
本堂を抜けると、正面と右手(本堂裏側)に廊下が続きます。
まずは右手です。
廊下の正面の階段があり、階段の上に天竺殿、その途中右手に知祠堂、左手前に開山堂の老梅庵があります。
天竺殿には永井家歴代の像が、知祠堂には”手習いの聖観音像がお祀りされています。
開山堂の床は敷瓦で、正面には道元禅師像がお祀りされていました。
次に本堂を抜けた正面の廊下を進みます。
廊下は左に折れると僧堂があります。
ここで座禅をするようです。
さらに廊下を進むと左手に折れ、これが先の薬医門の左右の廊下です。
ですから庫裏→本堂→僧堂→薬医門の廊下で1周することになり、庫裏に戻ってきて終了です。
紅葉時の“琴坂”は1度訪れたいものです。
准胝堂
2020年秋から冬の喫茶去の際に、 准胝堂内部を拝見しました。
本堂の裏側に廊下を挟んであり、正面に准胝観音像、右手に秋葉権現像がお祀りされていました。
秋葉権現像は本来は表の秋葉権現堂内にあるものが、こちらに移されています。
順路
朝霧橋まで戻り、“宇治神社”の階段を登ります(地図)。
「宇治上神社」と併せてかつては“離宮社”と云われていました。
宇治神社の左手に道があり、これが“さわらびの道”です。
ここを右折し道なりに進むと宇治の世界文化遺産の2つ目「宇治上神社」があり、さらにさわらびの道を直進すると“源氏物語ミュージアム”があります。
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