護念寺

写真は、本堂（左）と地蔵堂（右）

護念寺（ごねんじ）は、千本今出川にある浄土宗寺院です。

アクセス
千本今出川交差点の南西角を、今出川通に沿って西に約40m進んだ左手に、護念寺の表門があります。

護念寺は鎌倉時代に慈応上人により創建され、室町時代には臨済宗の京都尼寺五山の1つでした。
応仁の乱など戦国期には衰退しますが、1595年に重譽上人により浄土宗寺院として再興しました。

表門を入ると正面に庫裏、右手奥に本堂、右手前に地蔵堂、左手には墓地があります。
庫裏の前には桜があり、春はきれいです。

地蔵堂には洛陽延命六地蔵菩薩の1つである延命地蔵菩薩像がお祀りされています。

通常お参り出来るのは、ここまでです。

2018年10/21～10/27に浄土宗特別公開で、本堂が公開されました。
本堂に入ると、内陣中央には本尊の阿弥陀如来像と観音、勢至菩薩の脇侍がお祀りされています。
単眼鏡で見ると、阿弥陀如来像の胸に卍の跡が見えました。

右脇壇には善導大師像と法然上人像が、左脇壇には開山の慈応上人像がお祀りされていました。

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