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2022 9/11の拝観報告1(大徳寺 正受院 樹木葬見学)

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写真は、本堂と回廊。

日曜日です。
実は9/8に102歳の祖母が他界しました。
エリザベス女王と同じ日でしたが、長寿の女王より先輩ですw

もう20年ほど認知症で老健、特養生活でしたが、最後まで全介助なものの食事は経口摂取でした。
そんなこともあり、うちの母が終活を考え始めました。

ぶっちゃけこのご時勢、もう墓守を子、孫に頼むのは困難だろうと。
なので自分からは今のお墓は墓終いして、手のかからないように出来ないだろうかと相談がありました。

まあ僕がお寺に詳しいことを見越しての相談なのでしょう。
しかし僕もお墓のことに関してはあまり知りませんでした。
そこで最近よく聞く樹木葬の話をまず聞いてみようと。
さらにどのみち行くのなら、僕に選ばせてくれということで(笑)、大徳寺 正受院に行くことになりました。

お話を聞きましたが、これはまたうまいことなってますね。
概要を簡単にお話しすると、
樹木葬のエリアがあり、そこが20㎝四方の区画に分けられています。
その1区画に入るのですが、1人なら50万円、上下に2人なら70万円かかります。
そして実際に納骨する際に、掘る費用が1人3万円。
法要なしでもいいし、お墓で法要なら3万円、+本堂でも法要なら5万円かな。
そして気になる維持費ですが、契約者が亡くなるまで年間5,000円ですが、「契約者が亡くなるともう不要」なんです。
そして33年後、というか全体が埋まって落ち着いてからになるのでさらに先になるだろうとのことでしたが、その時点で自動的に永代供養に移され、区画の権利もなくなります。
経営の母体は正受院で事務作業だけ仲介会社に委託されているので、まあ恐らく契約主の都合で破綻する確率は低いだろうと。

以上をぶっちゃけると「母本人がある程度寿命が見えた時点で契約するのがお得」ということです。
この方式なら後に残る人への「義務的な負担は」何もありません。

母も理解し納得しましたが、いかんせん女性は100歳越えの家系。
まだ実感はないようですw

またこのような樹木葬も経営主によっていろんな形態があるようですので、他も聞いてみたいです。

正受院の本堂は写真のように小高くなっており、回廊を通って入る仕様。
さらに本堂の奥には瑞応軒という山口玄洞好みの茶室もありました。

10:15頃にこちらを出て、一旦帰宅しました。

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