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2014 3/15の拝観報告6(東福寺)


写真は、最勝金剛院の八角堂と梅

さて報恩寺を後にして、自転車でひたすら南下します。

やってきたのは東福寺。

昨年も涅槃会に来たのですが、今年は大徳寺、本法寺と観てきたので、京都3大涅槃図を1シーズンで制覇すべくまた来ました(笑)。

仏殿に入ってビックリしたのが、”撮影禁止”の張り紙が至るところに。
昨年は何も掲示がなかったのですが、昨年土曜日があったので、随分とweb上に画像が拡がってしまったからでしょうか。

それから今回は、今まであまり見ていなかったところへ。
禅堂、東司や最勝金剛院です。
禅堂や東司も何気にありますが重文ですからね。
最勝金剛院はなぜか今まで足が向きませんでした。
梅がきれいに咲いていました。

また後日聞いたのですが、方丈で上段の間あたりで呈茶もあったそうですね。
それは来年行くことにしましょう(笑)。

三門や龍吟庵はもはやスルーでした。

そして仕上げは東福寺に行った際には必ず寄っていた、正覚庵です。
以前になんらかのイベントで使用され、内部に入れたようでしたので、それ以降ずっと東福寺に行った際には門前のチェックを続けていました。
そうですね、今まで空振りすること15回ぐらいでしょうか。
今回はあったんですね。
イベントの告知が!

驚きました。
もはやないのが当たり前だったので。
見つけた時は、志村けんさんの”2度見”みたいになりますよ(笑)。
これは是非行かなくては。
これを見つけただけでも今回行った価値がありました。

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浄土院(湯たくさん 茶くれん寺)


写真は、本堂

千本今出川付近にあるお寺で、本尊の阿弥陀如来坐像が重文です。

アクセス
千本今出川交差点を西へ進みます。
最初左手に上善寺があります。
これを越えた少し先の右手に浄土院(湯たくさん 茶くれん寺)の表門があります。

まずは云われから。
秀吉が北野大茶湯を行った際に、当寺に立ち寄りお茶を所望されたそうです。
住職は最初お茶を出したものの、二杯目を所望された太閤殿下に対し未熟なお茶を出すのを遠慮され、以降はおいしい湧水(銀水)の白湯を出し続けたそうです。
その配慮に気づいた秀吉は、笑いながら「白湯ばかり出して、茶をくれない。湯たくさん茶くれん」と云われたというエピソードがあります。

まず表門をくぐる前に、表門の右手側の歩道の端まで下がります。
そこから本堂を見上げると、本堂の屋根の軒下に寒山拾得の焼物が1対あります。

電話で予約すると本堂内部をお参り出来ます。
拝観料は500円です。
表門の正面に本堂があります。
本堂内部はそれ程広くないです。
本堂の正面に本尊で重文の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
約90cmで僧寂能の作と云われています。

本堂の左手にお宅があり、その手前左手に小口があります。
この奥に“銀水の井戸”の跡があります。

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