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2014 2/23の拝観報告2(源空寺)


写真は、二層の山門

さて自宅に帰ってから、家族4人で地下鉄に乗ります。
ちょうど新田辺行きが来たのでラッキーなことに乗り換えなく、近鉄のも桃山御陵前駅で下車しました。

この日にここで何があるのですが、それは明日に。

しかしそれだけの理由ではなく、妻がこの商店街の雑貨屋で買いたいものがあるからついでに行きたいと言っていたのです。
そこに偶然がおきました。
この日の朝の”美の京都遺産”を見ていたら(朝は休みでも6:00起きなので)、なんとこの商店街のすぐそばの源空寺が出ていたのです!

僕は雑貨屋には行かず、長男は妻に預け、次男を引き取り2人で源空寺に行きました。
法然上人25霊場(法然寺や正林寺)の1つでしたので、家を出る前に御朱印帳を忍ばせておきました(笑)。

詳細は今後の本編で掲載します。

御朱印を頂くと、本堂にお参りをさせて頂けました。
またこの山門にある朝日大黒天にもお参りをしました。

そして何事もなかったかのように妻に合流(笑)。
こういうところは既婚者、子連れは大変です。

その日行く予定だった場所にある未訪問のお寺の存在を、その日の朝のTVで知ったら・・・行くしかないでしょう(笑)。

結構な偶然に朝から驚きました。

ただ、お寺の方に「今朝の美の京都遺産で、出てきてましたので参りました」と申し上げると、
「そうでしたか。忘れていました。」と。
そんなもんなんですね(笑)。

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本圀寺2 伽藍内部


写真は、本堂から見た本師堂(左)と客殿(右)

寺務所で500円を納めると、伽藍内部の拝観が可能です。
寺務所から内部に入ります。
書院を抜け、渡り廊下を進みます。
次の客殿には“旭森の祖師像”や、堀川六条に当寺があった時代の古地図などがありました。
客殿を通過して、本師堂に入ります。
2/15の訪問時は涅槃図公開でしたので、大きな横長の大涅槃図がありました。
狩野元俊の筆です。
通常の涅槃図と異なり、ここのは横長です。

本師堂には他に、
徳川斉昭筆の“本圀寺”の掛軸、
加藤清正寄進の朝鮮錦繍帳と朝鮮狛、
日蓮上人の持仏といわれる釈迦如来像
がお祀りされています。

さらに廊下を進み、本堂へ。
本堂正面の須弥壇には、五祖尊像(日蓮、日朗、日印、日静、日傳)、釈迦如来像、多宝如来像、四菩薩、四天王像などがお祀りされており、普賢と文殊菩薩はありませんでした。
内陣右手には、不動愛染像と九名皐諦尊神立像が、左手には大黒天像がお祀りされていました。

また外陣には“日蓮上人註画讃”のレプリカが並べられていました。
ホンモノは京都国立博物館にあるそうです。

2014年の5/12~5/18までと2015年春の非公開文化財特別公開で、重要文化財の経蔵内部の公開がありました。
庫裏から入り、客殿、本師堂、本堂とまわり本堂から下に降りて、経蔵内に入ります。
1000円でした。
経蔵の正面には傳大師像があり、中央に八角形の輪蔵があります。
内部には一切経が無数に入っており、これを回転させることですべてを読んだの同じ功徳があるというものです。
しかし現在は回せないように固定されています。
堂内には羅漢や天女の壁画がきれいに残っていました。

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