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2012 10/13の拝観報告1(曼殊院門跡)


写真は、書院前の梟の手水鉢

昨日曼殊院門跡に電話をしました。
「11/17って八窓軒の拝観は可能ですか」と。
やはり答えは「その時は紅葉シーズンですのでムリです」でした・・・。

う~~ん、しばらく八窓軒には行けなそうだと思っていました。

翌日の今朝です。
今日は長男の幼児教室で午前中は出ます。
次男も当初は同行させ、妻をフリーにする予定でした。
しかし次男が今朝から左耳痛とともに38度の発熱!
いつもの風邪→細菌の混合感染による中耳炎です。

よって次男は耳鼻科&休養のため同行出来ず、長男と僕で出かけました。
長男は10:00に送り11:45にお迎え、現在地は烏丸北大路、車で僕1人・・・「そうだ 曼殊院、行こう」と思い立ちTELで確認。
八窓軒はOKでしたので、本日行って参りました!
次男くんの災いを利用するような形になって、次男くんゴメンよ!

白川通から曼殊院道に入りますが、やっぱり道が狭め。
1.5車線ぐらいで対面通行なので、すれ違いの時はどちらかが止まる必要があります。
紅葉時は大変でしょうね。
今日はガラガラでしたが。

京都3名席(孤篷庵の忘筌席と南禅寺 金地院の八窓席)の1つ、曼殊院門跡 八窓軒にようやく行けました。

内部の様子は本編の改訂版に載せます。

やっぱりお茶室を初めとする数寄屋建築は”オシャレ”ですね。
工夫が面白過ぎです。

数寄屋建築と庭園・・・僕の興味が留まりません。

ゆっくり見ても、時間的に丁度でした。

21:35に完成しました。
撮って出しですね(笑)。

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An.さまの日程案2 2日目 11/24(土)


写真は、天龍寺の曹源池と方丈(春でゴメンナサイ)

ご依頼の概要は、
期間:11/23の朝1番~11/25の13時頃まで
宿泊:出町柳
拝観希望場所:嵐山(天龍寺、宝厳院、弘源寺、竹林の道、厭離庵、祇王寺、二尊院、常寂光寺、大覚寺(大河内山荘と清凉寺はパス)、東福寺(通天橋、光明院)、南禅寺 天授庵、永観堂、法然院&安楽寺は門前でOK、大徳寺 芳春院、高雄 神護寺
です。

11/24(土)
市バス203系統で出町柳~北野白梅町→嵐電で北野白梅町駅~帷子ノ辻駅~嵐山駅→弘源寺宝厳院天龍寺北門から出て竹林の道常寂光寺二尊院祇王寺→戻って→厭離庵→(宝筐院)→大覚寺→市バス28系統で大覚寺前~嵯峨瀬戸川町→嵐電で嵐山駅~帷子ノ辻駅~北野白梅町駅→市バス203系統で北野白梅町~出町柳(多分相当時間がかかるでしょう)。

講評
この日も初日と同じ注意点です。
嵐山を堪能することでしょう。

発注外でしたが、宝筐院も入れておきました。
ここの紅葉もきれいです。

嵐山に1日おられるなら、大覚寺の後に少し遠いですが直指庵などもあります。
喧騒を離れた静かでいいお寺です。

また帰りの嵐電を鹿王院で下車して、鹿王院に行くのもいいでしょう。
ここも紅葉がきれいです。

このあたりも予備カードとして用意されていてもいいでしょう。

北野白梅町から出町柳までのバスは、渋滞していれば40分ぐらいかかるかもしれませんね。

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大徳寺11 特別拝観2 仏殿 法堂 鐘楼(除夜の鐘) 経蔵

写真は、法堂

仏殿
仏殿は山門の背後にあり、通常から内部には入れませんが覗き見ることは可能です。
そして2/14の11:00~2/15の15:00まで、内部に狩野松栄(永徳の父)筆の涅槃図(重文)が掛っており見ることが出来ます。
通常のように仏殿の外からですが、結構見えます。
2024年の京の冬の旅で内部が公開された際は、堂内の近くで拝見出来ました。

2023年春の本坊伽藍特別公開で内部に入りました。
内陣中央には本尊の釈迦如来坐像がお祀りされています。
これは焼失した方広寺大仏の1/10サイズの模像で、それを寄進されたものです。
また右奥の脇壇には大徳寺再建の寄進をした京の豪商 那波常有の像が、左奥の脇壇には大燈国師像などがお祀りされていました。
内部の障壁画は海北友松筆、天井画は狩野元信による飛天図です。

法堂
2011秋と2012春の非公開文化財特別公開、2014と2015の9月~10月に京都春秋主催の特別公開があり、内部が本坊とセットで公開されました。
敢えてこう書かないといけないぐらい公開の機会がありません。
実に9年ぶりだそうです。

本坊の拝観の後、法堂脇に係の方がおられるので、本坊拝観時に頂いた法堂拝観券を渡します。

まず方丈前庭で見た国宝の唐門を外側から拝観します。

次に法堂内部です。
稲葉正則が寄進したものです。
ちなみに稲葉正則は、あの春日局の孫です。

法堂は講義や集会に使われた場所ですので、大きいです。
天井には妙心寺と同じ狩野探幽の雲龍図があります。
龍は水の神様なので、火災から守ってくれるという意味もあるそうです。

鐘楼
法堂、さらには唐門の奥に大きな鐘楼があります。
通常は非公開ですが、大晦日には108組は中に入って梵鐘を撞くことが出来ます。
本坊の表門の前、法堂の脇に並びます。
23:15頃から黒の碁石を配られます。
たくさんの人にお参りしてもらうためでしょう、1組1つなので、1組で撞くのは1回です。
23:30頃に行った方がいいいでしょう。
23:45頃から順に奥に誘導されます。
法堂、唐門の前を経て、右手奥の大きな鐘楼へ。
裏口から中に入ります。
裏口の正面に15段ぐらいの階段があり、突き当たりで折り返しになります。
折り返すと3段ぐらいで鐘があります。
黒の碁石を渡して、1回撞いて終了です。

2024年春の本坊伽藍特別公開で内部に入れました。
鐘楼の南側で正面には石橋の架かる官池があり、お堂の裏側から入りました。
中央には回転式の輪蔵があり、下の扉が一部開いており、中央の回転軸になる心柱が見えました。
また正面には傅大士と左右に普建と普成の二童子像がお祀りされていました。




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