▲<本年度アカデミー助演男優賞・助演女優賞W受賞作品!>
5月14日、沖縄で「ザ・ファイター」が、やっと封切されたので、アカデミー助演男優賞&助演女優賞W受賞作品を楽しみにして観てきた。
実話のボクシング映画ではあるが、題名にもあるような、男達のボクシング映画ではなく、どうしょうもない兄、どうしょうもない家族の話。
10人を生んだ気の強い母と9人の兄姉達、大事な時に事件を起こし、弟の足を引っ張る兄(元ボクサー)。日本でも、売れっ子になった芸能界のスターには、こんな家族がよくある。
でも、最後は、やっぱり家族は、いいなぁ・・・というような気持ちになる家族愛の映画でした。
▲<弟の恋人役の「エイミー・アダムス」[魔法にかけられて]も、アカデミー賞助演女優賞ノミネートされた>
兄役の「クリスチャン・ベール」が、この作品で、アカデミー賞とゴールデングローブ賞をW受賞した。
15㎏減量し、髪を抜き、歯並びを変えた。主な作品は、「太陽の帝国」(1987年)[子役出演]、「マニシスト」(2004年)、「バットマン・ビギン」(2005年)、「ダークナイト」(2008年)。
主役の弟役「マーク・ウォールバーク」は、少年時代20回の補導歴があり少年院にも入った超不良。主な作品は、「ディパード」(2006年)[アカデミー賞&ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネート]。「ハプニング」(2008年)、「ラブリーボーン」(2009年)、「ザ・シュター」(2009年)。
演技力のある俳優が、演じると120分があっという間だった。最後に、本人達が登場したが映画のままだったのがほほえましかった。