▲<池の中央には、中国式の石アーチ橋がある「識名園」(池の南端から撮影)>
▲<池の南端には、あふれた池の水が、石造りの「懸樋口」から落ちるようになっている。かってはそこに、あずまや(八角堂)があり、夏の厳しい暑さをしのぐ場所だったそうです>
▲<外国使臣の接待には、池に船を浮かべ水上の遊びも行った。船を揚げる「舟揚場」には、ホテイアオイがびっしりと繁殖していた>
▲<「果樹園」や「勧耕台」へ行く道にある「ハブに注意」の看板。確かに、鬱蒼とした樹木に入る事は少し怖いくらいに茂っている>
▲<「勧耕台」からの眺望。ここから見える手入れの生き届いた田畑を観て、王が心から人々を励ましていると称えた場所。ここからの景色は、海が一切見えないため、「中国から冊封使」が来た時は、ここに連れて来て、琉球は大きな国だと見せた場所だとか>
▲<「御殿(うどぅん)」の間取り図。建物面積525㎡(159坪)に、15部屋がある>
▲<廊下から観る「池と六角堂」>
▲<「台所」>
▲<「御殿」離れの縁側で佇む。「駕籠屋」側から、セルフ撮影>
▲<「御殿」裏山から撮影>
▲<「番屋」で、休憩する。セルフ撮影>
始めて「識名園」に、入ったが広大な土地に計算された造形美に感動した。18世紀後半の琉球王朝の技術力に目を見張った。それにしても、これだけの人工池にいつも水を蓄えれる湧水の水量の多さに不思議を感じる。