
▲<7月24日、午前中の授業風景>
7月24日、10~12時「沖縄県パワフルサポートプログラム」で、宜野湾市の「中部商業高校」へ、授業に行く。
6月15日・19日に第1回目「オリエンテーション」(各クラス45~50分)を行った以来3回目の訪問。夏休みにもかかわらず、就職希望生徒が約30名参加した。

▲<後ろの方に座った生徒達に前列に詰めるように指示をしている>

▲<前3列に、揃えてから授業を始まめた(会社説明会おいての座り方指導でもある)>
本日のテーマは、「好奇心を持って社会の事を知ろう」「多様な働き方を知って自分で選択しよう」「会社や業界を知って違いが解る大人になろう」。
【企業が求める人材像】では、『コミュニケーション能力』を強調した。企業は、大卒に比べ高校生には、「企業研究」や「素晴らしい意見」を求めてはいない。何よりもまず、「話をちゃんと聴けるか?」「聴こえなかったら聴き返す(失礼でない)」「ちゃんと反応する」事を、要望しているのが、『コミュニケーション能力』だと説明した。
企業は、大卒を含むここ数年に入社した先輩達の『ゆとり世代』の軟弱さに手を焼いていて、すぐに辞めるのではないか?と思っているので、絶対「3年間は辞めないと心に誓って面接を受ける事」を強調した(入社が終点ではなく、その後の42年間のビジネス人生のスタートなのだ)。

▲<4年後に社会に出る大卒生に負けない4年間の過ごし方を説明>
【働き方】では、「仕事の内容」や「賃金」「就業時間・曜日」「休暇制度」「福利厚生」「勤務地」にこだわるな。「業種・職種」「社風・企業文化」「社会保険の有無」には、こだわれ(自分の相性を考え長く働ける会社を探そう)。

▲<現在の「キャリア形成」は、「山登り型」から「川下り型」に変わった事を説明>
入社後を含め、就職希望先の「人材育成」は、中小企業では教育制度が充実していないので、制度が無いとか教え方が悪いと言う以前に、何も出来ない高卒に、給料を払いながら仕事を教えてくれる会社・先輩に「感謝」する事を教えた。

▲<延2時間の授業お疲れ様!>
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