復帰後、沖縄振興開発事業費は、8兆5542億円投じられたらしいが、道路・橋・港湾・埋め立ての整備と、市民ホールは、全国トップクラスに造られた。
沖縄振興費はハード面に費やした感がある。
まず、働く場があまりにも少ない。本土の工場や企業誘致が進まない。
農業と観光関連しかないのが現状である。
最近は、特例を使ったコールセンターが増加しているが、圧倒的な雇用にはなっていない。
個人的見解ですが、今後も企業誘致は強化するとしても、観光関連を沖縄発展の中心として、最大限発展拡大し、東洋のハワイにする道が一番効果的と思う。
高級リゾートホテルの点展開ではなく、地域的・面的な連携や、もっともっと楽しめるソフトと娯楽施設が必要だ。
特に、沖縄が日本で最初の公営カジノをスタートさせるべき立地だと思う(県と那覇市商工会議所の研究部門が出来ているが、地元マスコミは大反対だ)。
那覇空港以外にも、なぜ「読谷空港」や「名護空港」が地域でまとまらないか不思議だ。
国から下りたお金を観光客や雇用拡大にも使って欲しい。
ゆいレールを、沖縄市へ伸ばす計画を言い出す人がいるが、飛行機が一番早効率的だ。
中・北部へ車で行かせている現状で、喜んでいるのはレンタカー業界とGS位だ。
那覇空港をもっと大きくすれば、国内外からも呼びこめる。
滑走路を2本にするのが根本的に遅れている(那覇空港付近には自衛隊の敷地を含めて十分にある)。
同じ様な各市町村の市民ホールを空港整備拡大に振り替えて沖縄振興費を使っておけば、観光来場者は1000万人は超え、2000万人が来るポテンシャルは沖縄には十分あると思う。
やっぱり、沖縄は観光産業でしょう。2007年の観光来場者が581万人らしいがあまりにも少ない(飛行機での輸送がハンディになっている)。
少なくとも、現在1200万人位が来ていれば、ホテルは倍必要だし牧志公設市場は、もう2つぐらいあっていい。
国際通りと同じものが、3つくらい出来るだろうし、土産物屋や飲食店も倍くらい出来ても稼げる。
そうしたら、観光業界が半分出して台風で足止めをされた旅行者の1万人位は、空港ホテルやその他那覇市内のホテルで無料宿泊させるべきだ。
こうなれば、航空会社も今の半値くらいで羽田と那覇の料金を設定してくれるだろう。
米軍の基地も観光を基盤にした視点から、安全性や観光立地面からの施策を県と国が優先して行けば意外にうまく行くのではないだろうか?
少し力が入って、沢山書いてしまいました。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
アジアリゾートの一部ととらわれるようにまずはなりたいものです。